10/01の土曜日。日本ではトップリーグの第三節が行われていたこの日、ニュージーランドではNPCの第8節の試合が行われました。
地上波では「Otago v Canterbury」の試合を放送。これを観戦しました。
ちなみに、第8節の一試合目でもある「Auckland v Wellington」が前日の金曜日に行われ、Aucklandが29-22で勝利。そしてこの段階での上位の順位は…
Team | Point |
Auckland | 33 |
Canterbury | 29 |
Otago | 23 |
North Harbour | 22 |
Wellington | 22 |
Canterburyとしては、首位に戻るために落としたくないゲームであり、Otagoとしても決勝トーナメントに残るのを確実にするために落とせないゲーム。
果たして、どうなるか?
この試合から、リッチー・マコウを始め、オールブラックス勢が戻ったカンタベリー。これならオタゴを一蹴…なんて思っていたら、とんでもない。
開始10もしないうちに、カンタベリーのFFE(SO)のマッキンタイヤーが怪我で退場。
SFE(CTB)だったメイジャーがFFEの位置に入ったのですが、これが少しリズムを狂わせる原因になったのか、カンタベリーは立て続けにトライをとられてしまいます。
しかもそのトライが、完全にオタゴにディフェンスを破られたというよりは、ディフェンスのマークがずれていたり、ターンオーバーからのミスタックルなど、あれれ?という感じでのトライばかり…。気がつけば、前半28分で4トライのボーナスポイントを献上の24-0。なんじゃいそりゃ!?
前半37分にカンタベリーもNo.8、ジョニー・レオのトライで24-5として前半終了。
しかし、後半に入ってカンタベリーが底力を発揮。FLリッチー・マコウ、交替で入ったSHアンディー・エリスのトライで24-19と反撃します。得点差は5点。トライとコンバージョンで逆転圏内まで追いつきました。
そして後半も押し迫った35分頃。オタゴはカンタベリー陣内に攻め込みますが、痛恨のペナルティー。このペナルティーをFBベン・ブレアがタッチに出して、カンタベリーの最後の攻撃…と思っていたら、なんとタッチに出ない…!!
その後、後半40分にオタゴのノックオンでボールを得るものの、残念ながらオタゴゴールまでは持ち込むことができず、結局24-19で敗北…。なんとか7点差以内のボーナス点は得たものの、首位をオークランドに渡すこととなりました。
今シーズン最多失点となってしまったこの試合。カンタベリーは、5点差まで追いついたところはさすがと言えますが、前半のトライのとられ方は悪かったし、ミスも多かったように思います。
次週は、首位オークランドを地元ジェイド・スタジアムに迎えてのラウンドロビン最終戦。しかも、この試合はランフリー・シールドのかかった試合です。
今節の試合だけ見れば、オークランド有利という感じですが、ここはカンタベリーに意地を見せてもらいたいところです。
ジェイドスタジアムでの試合ということで、私もカンタベリーの応援にスタジアムに行こうと思います!
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