27.10.05

NEWS23による4つのデメリット

またまた、時期を逸した感のあるエントリとなってしまいますが…。

先日「筑紫哲也のNEWS23」に平尾GMが出演したようですね。
内容的には、(特にラグビーファンにとっては)今ひとつの内容だったようですが、平尾氏のW杯日本招致ブログによれば、
現在までラグビーファンや関係者を中心に知られていたワールドカップ日本招致活動を少しでも多くの方に知っていただけければと思いつつの出演でした。

という目的だったらしいので『(招致活動をしていることを)知ってもらう』という意味では、まぁ意味があったのではないでしょうか。(だいたい、今までほとんど「ファンや関係者」以外に知られていないこと自体、おいおいという気がするんですけどね…)

ご覧になられた方々のブログを拝見したところ、筑紫氏からあれられた(というか、番組から?)W杯招致に関するデメリットというのは、以下のようなものだったようですね。

��)政府の財政保証がない
��)国際大会開催の経験/実績が少ない
��)ヨーロッパとの時差があることから放送権料が少ない
��)観客動員が見込めない

��上記4点は、Dickersonの夢記載のをベースに、若干修正をしました)

で、私もない頭で考えてみた。

��)政府の財政保証がない
平尾氏の回答としては、「企業の支援があるから大丈夫」ということだったようですが、まぁ私もそうなのかなと。具体的な開催にかかる費用がわからないので、その通りだ!とも言えませんが、どうしても政府の財政保証が必要ということはないんじゃないでしょうか?
「なんとか国をあげてのイベントとなるようにして、政府からの保証もとりつけたい」なんて回答でなくてよかったような気がします。
��)国際大会開催の経験/実績が少ない
この指摘は「日本ラグビー協会が」ってことだったんですかね?だとすると、おっしゃる通りで、非常に不安な面があるのも確かです。なんたって、あの協会様ですから…。
ただ、さすがにW杯。いくらなんでも協会だけで仕切れないでしょうし、いろいろなノウハウを各方面から取り入れるくらいのことはするでしょう。と、いうかしないとダメ。
だいたい、経験や実績なんて言い出したら、新しいことはなんにも出来なくなってしまいますからね。
ま、やってみるしかないでしょう。
��)放送権料が少ない
これってそうなんですか?テレビの世界はわからないんですけど…。前回のオーストラリアだって時差があったし、日本とオーストラリアだったらほとんど時差がないくらいですよね?だとしれば、前回のオーストラリア並みの放送権料って考えも成り立つし…。
ま、南アとNZと比べてってことかもしれませんが、デメリットというほどのことか?っていうのが正直な感想。
��)観客動員が見込めない
ファンの皆さんが心配しているのは、この部分ですよね…。もちろん、私も心配しています。
ただ、観客動員”だけ”を考えれば、やり方はいろいろあるんじゃないかなという気はします。要は「ラグビーのワールドカップってすごいんだよ…生でなんかなかなか見られないよ…」というところをうまく宣伝できれば、ある程度の人数は集まるんじゃないでしょうか?楽観的過ぎかもしれませんが、実際サッカーのときだって、「ワールドカップだから…」とか「生ベッカム様だから…」とか、そんな感じで見に行った人だって少なくなかったはずだと思うのです。だから、うまい“仕掛け”をできれば、観客動員だって、それほど悲観的になることもないのではないかと思っています。
平尾氏は「あと6年でジャパン(日本代表)を強化、人気が出るようにする」というような内容の発言をされていたようですが、かなりの極論を言えば、ジャパンがうまく強化できなかったとしても、売り方が巧ければ「観客動員」という側面だけであれば、なんとかなるんと思うんですよ。
ただし、小手先の手段だけで観客動員をなんとかしても、W杯が(特に日本国内で)盛り上がるかどうかの問題が出ますけどね。
と、全体的に楽観的な意見を書きましたが、それぞれに問題であることは確かです。
協会には、開催が決まってからあたふたすることがないよう、きちんとした見通しと計画を建てておいていただきたいと思います。(すでにきちんとあると信じたい…)

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