この試合に勝った方がラウンドロビンをトップ通過という“首位決定戦”でもありましたが、それと同時に、今カンタベリーが保持しているランフリー・シールドのかかった試合でもありました。
ちなみに、こちらが(見にくいのですが…)ランフリー・シールド。

実はこの日のクライストチャーチは、朝から強い風と雨…。私の買った席は屋根のないところなので、この天気じゃ観戦できないのでは…と思っていたのですが、午後に入って天気が回復。夕方には晴れ間も見られるほどになりました。
ジェイド・スタジアムについて、このゲームのパンフレット(NZ$3也)を購入、席でメンバーを見ると、FFEにはレオン・マクドナルドの文字が。そしてリザーブを見ると…「21. Daniel Carter」!確かに、ニュースなんかで練習している姿は見ましたが、リザーブに入っているとは…。ところが!しばらくして始まった場内でのスターティング・フィフティーンの発表を聞いてさらにびっくり!!なんとカーター、FFEで最初から出場になっていました!!11月からのオールブラックスの欧州ツアーへの参加へのアピールもあるんでしょうが、思ったより早期の復活は、カンタベリーとしても、NZとしてもうれしいニュースです。
前節オタゴ相手に、かなりトホホな試合をしたカンタベリーに対して、調子のいいオークランドの対決ということで、私は心配していたのですが、カーターの戻ったカンタベリーはひと味違いました。
前半早々、カンタベリーはFBベン・ブレアのトライで先制。その後、HOコリン・フリン、FLルーベン・ソーンのトライで、前半を17-0で折り返します。
後半はオークランドが反撃。しかし、カンタベリーは、なんとかトライを許さないディフェンスを展開しますが、反則が目立ち始め、PGにより20-12と点差を詰められてしまいます。さらに、チームとしてオフサイドが多いことをレフリーに注意された後でHOフリンがオフサイドでシンビン…。これはやばい雰囲気…。
しかし!この後、ターンオーバーしたボールをNo.8モス・トゥイアリがラインブレイク、外をフォローしたWTBスコット・ハミルトンにパス、ハミルトンがタッチラインぎりぎりを走り抜けて試合を決めるトライ!そして、この難しいゴールキックにカーター登場!
見よ!カーターの勇姿!(って、後ろ姿のですけど…)

この難しいキックを、カーターがきっちり決めて27-12。
その後も、オークランドの攻撃をしのぎきったカンタベリーが、ラウンドロビントップ通過を決め、来シーズンまでのランフリー・シールドの保持を決めたのでした。
ディフェンスもがんばったし、カーターもなかなかいい感じでのパス回しを見せてと、先週のオタゴ戦と比べればよかったカンタベリーですが、特に後半、反則(ペナルティー)が多かったのが気になりました。おそらく試合を通して20近くのペナルティーをとられたのではないでしょうか?シンビンもあったし。このあたりは、きっちり修正してもらいですね…。
さて、本日日曜日のサウスランド v ノース・ハーバーの試合をもって、NPCのラウンドロビンは終了。いよいよ決勝トーナメントに入ります。
まず、今週の金曜日に「カンタベリー v オタゴ」の南島ダービーがクライストチャーチで、そして土曜日に「オークランド v ノース・ハーバー」の北島ダービーがオークランドで開催されます。
カンタベリーは、ラウンドロビンで唯一の負けをきしたオタゴとの対戦ですが、今回はホームゲームということで、きっちり勝ってくれるものと思います。
トップ通過ということで、この試合に勝つとファイナル(決勝)もジェイド・スタジアムとなるはずですので、そうなったらまた見に行こうと思います。
元TITLE- レオンマクドナルドは・・
返信削除こんにちは。
TBとコメントありがとうございます!
私はラグビーはまったくよくわからないんですが、大好きです(笑)
カーターはいつも素敵ですよね。←いろんな意味でですね・・
レオンマクドナルドはなんと昔のフラットメイトの親友なんですよ。だからか何故か名前を聞くたびに反応してしまいます。
この試合は結構私はエキサイトしてました。初のラグビー観戦だったんですが、楽しかったです。
私結構日本人のグループなどをみかけたのでもしかしたらお会いしていたかもしれないですねー
元TITLE- いやいや、私はもっと下の席でした…(T_T)
返信削除コメントありがとうございます>さとみ様
私は屋根のない、もっと下の席でした…(T_T)
雨が続いたらどうしようかと思ってました。
なんと!レオンとお友達!
彼も昨シーズンは日本でプレーしていたんですよね…。なかなかよい選手ですので、またABでがんばってもらいたい…。
ラグビー好きの人が増えるのはうれしい限りです。また是非、スタジアムで盛り上がりましょう!