観客数…

「まる≠楕円・・・？」に「トップリーグ観客数」についての話が掲載されていました。
これによれば、昨年の開幕と比較して一試合平均で約700人減だったということでした。

うーむ。ちょっと寂しいですね。絶対値としてのトータル人数が多いのか少ないのか、というのはおいておいて「LIVEじゃなきゃ…」というコピーを掲げながら、肝心のLIVEで見ている人が昨年と比べて少ないというのは。
��そう言う私も行っていないので、偉そうなことは言えませんけど…でも、行かないんじゃなくて行けないので、それは勘弁してもらいましょう…(^_^;;）

今ニュージーランドではNPCが終盤に入っています。もちろん「王国ニュージーランド」ですから、毎日なんかしらのラグビーの話題が、夕方のニュースのスポーツコーナーなどで取り上げられています。ではNPCは観客がいっぱい入っているのか…と言うと、ニュースの映像など見る限り、それほどでもありません。だからなのかどうかはわかりませんが、カンタベリーでは、試合のチケットで映画が安く見られる、女性向けに試合終了後にワイン付きのチケットを販売するなど、ラグビー以外のものとからめた企画を出して、スタジアムに足を運んでもらおうということをしているようです。（これは、カンタベリー協会の企画らしく、他の協会もやっているのかどうかまでは調べていません）
トップリーグでも、今年に限らず各チーム毎に様々なアイディアを出し、スタジアムに足を運んでもらう努力をしているのはわかりますが、トップリーグ全体として、あるいは協会が先頭に立って、ラグビーファン以外にもアピールできるような企画を出してもよいのではないでしょうか？
開幕戦の数字だけをもってどうこうは言えないかもしれません。今後、見ていておもしろい試合、いい試合が続けば自然とスタジアムに足を運ぶ人も増えるかもしれません。しかし、変なたとえかもしれませんが、どんなものでも「いいもの」が必ずしも売れるとは限りません。「いいもの」より劣るものでも、マーケティングにより売れるものをつくることは可能です。
もちろん、トップリーグが魅力的にならなければならないことは言うまでもありませんが、「よくなれば売れる」と「待つ」のではなく、協会を先頭にもう少し「攻め」の姿勢を見せて欲しいなぁ…と、思ってしまいます。