13.9.05

Taranaki v Southland

9/11の日曜日に地上波(TV3)で放送されたNPC Taranaki v Southlandを観戦。
この試合も、最後までもつれる試合となりました。

��今回もトライシーンの動画アップしました。詳しくは続きをご覧下さい)

この試合、前半はTaranakiが優勢に試合を進めるも、なかなか点が取れないという状態でした。
開始2分にSouthlandがPGを決めて0-3。その3分後に今度はTaranakiがPGを決めて3-3。
前半25分には、Taranakiがゴール前のスクラムからサインプレーでゴールラインを超えるも、ノックオンで得点ならず。ポゼッション、テリトリー共、Taranaki有利の試合となっているにもかかわらず、こう着状態が続きます。
そして前半33分。ラインアウトでの危険なプレーから、Taranaki 5 LO Scott Bermanがイエローカードでシンビン。その直後の35分、Southlandにペナルティーをあたえ、3-6とSouthlandの3点リードで前半を終えます。
この調子では、トライをとった方が勝ちか?と、ロースコアゲームを予想したのですが、後半に入って、俄然スコアが動きます。
まず、後半開始のTaranakiのキックオフを、LOでキャプテンのPaul Titoがうまくタップして、Taranakiボールとします。そして後半2分、このチャンスを活かしてTaranakiがトライをあげて10-6と逆転します。これで流れがきたのか、後半7分、またもやTaranakiがトライをあげて17-6とリードを広げます。
しかしSouthlandも負けていません。後半12分、今度はSouthlandがトライをあげて17-13と4点差に迫ります。その後、TaranakiがPGを決めて20-13と引き離しにかかりますが、後半19分、Southlandがふたたびトライをあげて20-20の同点に追いつきます。
同点で迎えた後半22分。点を取ったのはTaranakiでした。WTB 11 Scott Irelandのトライ(ゴールは失敗)で、25-20と再びリードします。
Taranakiは後半25分にもPGを決めて28-20と8点差。ワントライ・ワンゴールでは追いつかれないリードになったところで、今度こそTaranakiで決まりか?と思いました。
ところがどっこい。
このあとSouthlandは、後半30分、35分に続けてPGを決めて28-26まで追いつきます。
そして運命の後半38分。
TaranakiはSouthland陣内に攻め込み、22m内側のスクラムからライン攻撃を仕掛けました。大きく外に飛ばすために、やや山鳴りに投げられたパスをSouthlandのWTB 14 Ben Smithがインターセプト。そのまま70m強を走り抜いて、逆転のトライをあげます。ゴールも決まって28-33。まさに土壇場での大逆転となりました。
残り時間もあとわずか。しかしなんと試合終了のサイレンが鳴る直前、Taranakiはハーフウェイ付近でペナルティーのチャンスを得ます。トライをとれば、劇的な逆転勝利となります。最後の力を振り絞って攻撃するTaranaki。守るSouthland。この攻防は、ほぼ2分近く続きました。
しかし、最後はSouthlandが守りきってノーサイド。逆転につぐ逆転の試合は、Southlandの勝利で幕を閉じました。
さて、トライシーンの動画ですが、今回は両チームから1トライずつを選んで、ひとつの動画にまとめました。
こちらからご覧下さい。(要:Quicktime 6.5以上)
ちなみに今回ピックアップしたシーンは、後半12分のSouthland 14 Ben Smithと、後半22分のTaranaki 11 Scott Irelandのトライです。いずれも、トライに結びつくパスが絶妙でした。
3MB近いファイルですので、ナローバンドの方はご注意下さい。

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