日本では、日英大学ラグビーが開幕、関東学院が勝った様ですね。うれしいニュースです。
さて、ニュージーランドではNPCも中盤を迎え、なかなかおもしろいゲームが続いています。
9/10に地上波(TV3)で放送された「Wellington v Bay Of Plenty」のゲームを観戦。
最後まで目が離せないゲーム展開となりました。
先に点を取ったのはホームのWellington。
前半6分、12分に、FB Shannon Paku、SFE(CTB) Ma'a Nonuがトライ。コンバージョンも決まって14-0とリードします。
その後、BOPもPGを決めて14-3となりますが、BOPはペナルティーが多く、前半40分までにWellingtonに3本のPGを決められて23-3と大きくリードを許してしまいます。このまま前半終了かと思われた前半41分、BOPのCTB Grant McQuoidがトライをあげ、23-8として前半を折り返します。
前半最後のトライで流れがBOPに行ったのか、後半に入ってBOPが反撃します。
後半4分にLO Mark Sorensonがトライをあげると、その後PG、SH Kevin Senioのトライ、WTB Anthony Tahanaのトライで、気がつけば23-32と逆転します。
これはBOPの勝ちか…と思われた後半20分過ぎ、Wellingtonが巻き返します。
リザーブからWTBに入ったRoy Kinikinilauが、力強い走りと見事なフォローでトライをあげ28-31とすると、28分過ぎにBOPゴール前のラックから出たボールを、Wellington FFE(SO)のJimmy Gopperthがゴールにゴロパント。ボールに走り込んだNo8 Thomas Waldromが、タッチインゴール際で押さえる微妙なプレー。ビデオレフリーの結果、トライが認められ、33-32と逆転します。その後のコンバージョン、そして32分にはPGを追加して38-32とWellingtonが6点差をつけました。
しかし粘るBOPは、その後ボールを支配、逆転を狙って攻撃を続けましたが、一歩及ばずノー・サイド。
結局、38-32とWellingtonが接戦を制しました。
この試合で私がいいなぁと思ったのは、Wellington の Conrad Smith。去年の欧州ツアーでオールブラックス入りしたSmith。トライネーションズでの出場はありませんでしたが(確か、最終戦はリザーブに入っていましたね)、攻守において「こいつはやるな!」と思わせるプレーを見せていました。
さて、NPCは残念ながら日本での放送がないということですし、私のつたない説明だけではわからないだろうというということで、動画をアップしてみました。と、言っても、TVで放送されているのをデジカメの動画機能で撮ったものですので、かなり見にくいと思います…。
著作権上、ちょっとまずいのかもしれませんが、この程度の画質なら、大目に見てくれるかなぁ…なんて。
��尚、視聴にはQuickTimeが必要です。またナローバンドの方は、読み込みに時間がかかりますので、ご注意下さい)
● Nonuのトライ
一本目はMa'a Nonuのトライ。
ラインアウトから回し、FB Shannon Pakuがラインブレイク。タックルされるも、後ろにボールを離すと、フォローしたSFE Ma'a Nonuが見事に拾い上げ、ゴールまで走り込みます。
● Kinikinilauのトライ
二本目はKinikinilauのトライ。
タックルされながらNo8 Thomas Waldromにナイスパスを出したRoy Kinikinilau。そして、タックルされた後、すぐさまフォローに走り、No8 Waldromをフォローし、最終的にトライに結びつけました。
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