24.9.05

Canterbury vs Wellington

NPC終盤の注目ゲーム、カンタベリー vs ウェリントンの試合を、ジェイド・スタジアムに観戦に行って来ました。

ランフリー・シールドのかかったこの試合。前節の vs ワイカトで辛くもシールドを死守したカンタベリーに対し、前節でサウスランドを一蹴、波に乗るウェリントン。
実に力のこもった、いい試合でした。

先制はウェリントン。カンタベリー陣営に攻め込んだウェリントンが、ゴールにゴロパント。それをタッチ・インゴールぎりぎりのところで抑えて0-5(コンバージョンは失敗)とします。
スクラム、ラックではウェリントンが優勢。おそらく前半のポゼッション(ボール獲得率)は、ウェリントンがかなりリードしていたのではないでしょうか?
その後、両チームともPGで得点をあげて6-8で前半を終了します。
後半に入って、カンタベリーもなんとかポイントでのボールのキープができるようになってきますが、ウェリントンのディフェンスは固く、トライをあげることができません。
その後も両チームともPGでの得点をあげて、12-14とウェリントンリードのまま迎えた後半30分頃。カンタベリーはPGのチャンスを得ます。これをベン・ブレアが決めて15-14と、初めてこの試合でリードを奪います。
圧巻は後半30分過ぎ。
カンタベリが猛攻を開始します。
ウェリントン陣の22m内でボールをキープ。ポイントサイドを中心にウェリントン・ディフェンスを崩しにかかります。しかしウェリントンのディフェンスも切れません。約5分間、カンタベリーが攻め続けましたが、結局トライは取れず。
そして残り時間あと2分ということろでウェリントンが反撃。カンタベリー陣内、22m付近までせまりますが、カンタベリーも必死のディフェンスを続けます。
そして最後にはカンタベリーがターンオーバー、ボールを蹴り出してノーサイド。
ノートライながら1点差でカンタベリーが辛くも逃げ切ったという試合でした。
この試合で私がよかったと思ったプレイヤーは、ウェリントンのコンラッド・スミス。ディフェンス、オフェンスとも、いい動きをしていたと思います。
カンタベリーではスコット・ハミルトンでしょうか。トライこそなかったものの、いい走りをしていました。
さて、実は私の隣の席にいたおぢさんがウェリントンのファンの方で、カンタベリーのベン・ブレアがPGを蹴ろうとすると、ラッパを「ぷぉ〜っ」と吹いて邪魔をしていたのですが、おぢさんがラッパを吹いたときのキックはすべてきまっていました…(^_^;
ウェリントンがいいプレーをすれば「いいプレーだ!」とおぢさん。カンタベリーがいいプレーをすれば「うーん。ナ〜イス!」と私。なんとなくライバル状態…(^_^;
しかし、カンタベリーが勝った瞬間には「Good Game!」と、お互い握手をかわしてきました。いやぁ、ラグビーって、本当にいいものですね…(^_^;
P.S.
本当は写真レポートにするつもりだったのですが、持って行ったデジカメのバッテリーが切れていました…とほほ。次回、カンタベリー対オークランドのときは、ちゃんと充電して持って行きます。

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