今日は、区役所に住民税の書類について聞きに行ったり、ハローワークで求職検索なんぞをしに行ってきました。我が家(実家)は、これらの施設が、家を中心として徒歩15分圏内くらいにあるので、非常に便利なのです。なのですが、どうも歩くのがおっくうになっている自分がいます。
クライストチャーチにいるときは、シティまで約40分、よく行くショッピングモールまで約30分という距離を、てくてくてくてく歩いていたので、たかだか15分くらいの距離、どうってことないはずなんですけど…。
そこで、なんでそうなのか、ちょっと考えてみました。
● クライストチャーチは季節が夏だった
向こう(NZ)は夏。そしてこっち(日本)は冬。寒い中歩くの、確かに嫌ですね…。
夏ならTシャツ一枚で、暑ければ短パンにサンダルで、なんて感じでぷらっと歩いていけますが、冬だとあれを着て、これを着て…と考えないといけない。確かにおっくうになります。
でも、なんかこれが一番の理由じゃないような気がします。
● クライストチャーチには坂がない
カンタベリー平野に位置するクライストチャーチ。ほとんど坂がありません。もちろん、山の方へ行けば坂はありますが、街中はまったいらです。対して、私の実家から区役所へ行こうとすると、けっこうな坂を上がっていかなければなりません。また、ハローワークへ行く場合も、ちょっとしたアップダウンはあります。
でも、これも大きな理由ではないような気がします。
で、たどり着いた結論は…
● 東京の方がごちゃごちゃしている
例えば、クライストチャーチで住んでいる部屋の前の道路。明らかに上下二車線が余裕でとれる道幅があるのですが、上下一車線。一車線分は、バスの停留所があったり、適当に車が止められるスペースだったり…。また、シティ(中心地)はそうでもありませんが、全般的に歩道も広い。日本のような植え込みではなく、芝のちょっとしたスペースが、歩道の脇を固めています。また、ほとんどの家には庭があり、様々な植物が植わっています。
対して東京では、車もいっぱいだし、人もいっぱいいるし。高い建物が多く、街路樹や植え込みはあるものの、全般的にコンクリートで囲まれています。
どちらが歩きがいがあるか…あるいは、どちらの方が歩いて楽しいか…。
そんなところが、歩き回る気分を阻害しているのかなぁ…なんて思ってしまいました。
だから東京がダメでクライストチャーチがいいという気はありません。
その分、東京には便利さや刺激がたくさんあります。クライストチャーチは、NZで三番目の都市と言っても、東京に比べれば、明らかに地方都市。やっぱりのんびりしているし、歩いていくか車で移動しないと、買い物にも若干不自由なところがあります。
ただ、今の私の気分としては、そんなゆったりしたクライストチャーチが、ちょっと東京よりもいいな…と思っています。
今日、NZ行きのチケットを予約したせいか、なんとなくこんなことを考えてしまいました。
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