ちょうど、私がニュージーランドに来る直前にも「準決勝と決勝は予定通り放送」なんて、ニュースとして取り上げるような話題なのか?という疑問を持ってしまったこの問題。NHKもNHKなら、協会も協会という気がしています。
ただ「r-43city」さんの「付けても映されないんじゃ意味なし」というエントリを読んで、なんか協会の対応がなぁ…と思ってしまったので、エントリしちゃいました。
先のエントリの元記事となっているのがこれなのですが、この中でまずちょっと気になったのがこの部分。
中立的な立場の審判の胸に広告がつけられることには批判的な意見もあり、真下専務理事は「(その批判は)グサッと来る」と語った。
えっ?グサッときます?
そりゃね、例えば今度の日本選手権の決勝戦で、レフリーの胸に「TOYOTA」(あるいは車の名前)とか「NEC」(あるいはValustarとか…?)書かれていたら、そりゃなんかちょっとねと思いますけど、個人的にはレフリーのジャージにスポンサー名が入っていたとしても「へーっ。ここもスポンサーなんだ…」程度にしか思わないと思うんですけど。それに、実際ゲームを見ているときに、レフリーの胸をじっと見るなんてことしないし…(こういうことを書くと、そもそも広告効果があるのか?ということになりますけどね)。だからそんなに「グサッと」くる必要はないように思うのですが?
そのうえで、「ビジネスライクのスタンスで対応していく」として、背に腹は変えられない協会の苦しい財政事情を示唆した
なんて書かれてますけど、ビジネスライク多いに結構。財政面でスポンサーをつけることで、ジャパンの強化やラグビーの普及に“ちゃんと利用されるのであれば”多いに結構じゃないですか。
だいたい、世界のラグビー自体、すでにプロスポーツとなっているのです。それがいいか悪いかは別として、協会側ももっとプロとして様々な対応をしていかなければ、いずれ日本のラグビーは国内だけのアマチュアスポーツとなっていくことでしょう。
もっと協会はきちんとしたスタンスを示して、「r-43city」さんで書かれているように、NHKがダメなら別のスポンサーを探すくらいのことを言ってもいいんじゃないでしょうかねぇ…。ただ、ラグビー中継を広くいろいろな人に見てもらう…という意味では、やはりNHKの放送網は有効だと思うので、なんとか関係修復というところも考えていただきたいとも思いますけど。
そして最後に。
ラグビーのレフリーは「審判」ではないですよ。詳しくは、こちらの本 を…(^o^;)
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