生きたハリネズミ

以前、このエントリで「生きたハリネズミが見たい！」と書いたのですが、ついに昨日、見ることができました！
それは、深夜（というか、早朝？）のことでありました。


昨日は、かみさんが仕事の関係で、朝の4:30頃までにシティーのホテルに行かなければならないということで、まだ暗いこともあり私もついて行くことにしたのです。
で、ホテルからの帰り道。時間は、そう朝の4:45頃でしょうか。
ひょっとしているかなぁ…と、まるで盗みに入る家を物色中の泥棒のように、帰り道の家々の庭を除いていました。この時警察に職務質問でもされていたら、私の英語力では事情を説明することができず、警察署まで連行…なんてことになっていたかもしれません。が、幸いそんなことにはならずすみました。
しかし、ハリネズミは以外にも庭の中ではなく、家の前の芝生の植え込みのところにいたのでした！
パッと見た目は、まさに「亀の子たわし」です。そう、亀の子たわしの前の方（って、前とか後ろがあるのか？たわしに？）がちょっとめくれて、顔がついているというか…。街灯の明かりを反射する小さなつぶらな瞳が確認できました。
近づいたら逃げるだろうか？と思い、そろそろと、そしてハリネズミの退路をたつように、正面に回り込みながら近づいていったのですが…このハリネズミ、拍子抜けするくらい動きませんでした。いや、正確には動いたのですが、それは「逃げる」という動きではなく、「顔を隠す」という動きだったのです。このぅ、恥ずかしがりやさん！
手で触ってみようかと思ったのですが、針にさされて原因不明の病気になった…なんてことになっては大変なので、ここは失礼ながら足で、えいっ！と軽く（あくまでも軽くです）蹴ってみたのですが、動きなし。そこで、今度は足を使ってひっくり返してみました。そうしたら…丸くなってました。完全に丸くなっているわけではないのですが、手足や顔を内側に入れて、ちょうどちょっとだけむけた栗のイガ状態。
これ以上いぢめるのもかわいそうなので、ちょっと離れて見守っていたのですが、気配を感じるのか、丸まったまま動きません。
そこで、もうあきらめて、またもや足でひっくり返して、その場を立ち去ることにしました。
いやぁ、本当にいるもんだ。
それにしても、普段はデジカメを持ち歩いているのですが、この時は、万が一変な人にからまれたらやばいと思って、デジカメは持って行かなかったんですよね…残念。
もし、またこうした機会があったら、デジカメもっていきたいと思います。
警察に連行されないように注意しないといけませんけどね・・・