話の元となっている記事は、下のもの。
エエッ!パソコンのブラインドタッチは脳に良くない(ゲンダイネット) 【infoseekニュース】
嘘ではないんだろうけど、なんだかなぁ…
「ブラインドタッチができる人は小脳だけで条件反射的に無意識で打つ。そうなると、指先を動かす脳の部位の隣にある大脳のブローカ野(言語中枢)への血流が悪くなってしまうんです。文字は手書きで書いて、指先を刺激するほうが大脳を活性化させます。また、電車の中でも携帯電話を見ていると、脳が休まる暇がない。脳にとってはマイナスです」(大島清氏)
確かに、手書きの方が指先を刺激するので、大脳を活性化させるでしょう。それはまぁ納得できる。でも、キーボードを見ながら打つとどうなの?ブラインドタッチよりは刺激があるのかもしれないけど、明らかに手書きよりは刺激が少ないのでは?だとすれば「ブラインドタッチができる人」として、こういう書き方はいかがなものか?
また、電車の中での携帯電話…も、「脳が休まる暇がない」ということであるなら、携帯電話だけでなく、新聞や雑誌、本を読むのも同じことでは?
このニュースのまとめ方が悪いのか、それともこの大島氏の言い方が悪いのかはわかりませんが、注目されそうな書き方をして、本質的な部分がきちんと説明されていない…そんな気がします。
もちろん、このニュースだけを見てどうこう言う方がフェアではないかもしれないですけど。
ところで、デイリーやじうまであわせて紹介されていた「オフビート」さんのエントリに、この大島氏の書かれた本が紹介されているのですが…なかなか過激なタイトルというか、怪しげなタイトルの本がたくさんあります。暇とお金があれば、読んでみたい気がしないこともないですが…(^_^;
で、Amazon.co.jpで『性欲ー日本人はなぜこんなにスケベになったのか』という本のカスタマーレビューを見たら、なんと★4つ!ちなみに、この★4つをつけた方、大島氏の『フォン』(←原文ママ)だそうです…(T_T) ひょっとして、ブラインドタッチで入力しちゃった?
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