連作の短編集です。
チルドレン伊坂 幸太郎







閉店間際の銀行に入ったために、銀行強盗にあってしまった陣内と鴨居。同じく人質になってしまった盲目の青年永瀬…という話から、陣内、永瀬の物語が綴られていきます。
ミステリーっぽい話もありますが、その落ちがどうのこうのというよりも、そこまでの流れ、会話を楽しむ本だと感じました。
ちなみに、この銀行強盗の話、「ラッシュライフ」の中にもほんの一部分だけ出て来ます。私のように先に「ラッシュライフ」を読んでも、おそらく「チルドレン」を先に読んでも、思わずニヤリとさせられてしまうと思います。
現在図書館で同作家の「重力ピエロ」を予約中。早く私の番がまわってこないかと、今からわくわくしています。
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