社長をだせ!?実録クレームとの死闘川田 茂雄



社長をだせ!って またきたか!川田 茂雄 , 森 健







多かれ少なかれ、お客様との接点がある仕事をしている人は、クレームのひとつやふたつを言われたことがあるのではないかと思います。しかし、まさにお客様との「最前線」と言える、サービス窓口では、いろいろなことがあるもんだとあらためて感心した次第。
「社長をだせ!」は、某カメラメーカーのサービスセンターで働いていた方が、実際にあったクレーム処理をまとめたもの、「社長をだせ!ってまたきたか!」は、いろいろな業界のクレーム処理の実態をレポート、まとめたものとなっています。
それにしても、いろいろな人がいるものだと、感心するやらあきれるやら…。
もちろん、ダメなものはダメということをきちんと伝えることも大事なこと。「変に文句を言うのも…」と考えて、本当はその製品なりサービスなりが悪いのに黙っている必要はないと思いますし、それはお互いのためにならないでしょう。(実際、この本でも、企業としては“きちんとしたクレーム”は、企業の財産とも言えるものでもあるということも書かれています)
しかし、その時の感情に流されて、相手を“攻撃する”のはどんなものでしょうか。少し相手のことを考えることをしてもいいのではないでしょうか。
さて、内容は「企業とお客様」という関係での話ですが、つきつめれば人と人との関係の話。会社云々ということだけではなく、日々の暮らしの中で、様々な人と関係をしていく上でも、ちょっと参考になる気がします。
組関係の人とのやり取りなど、単純にドキュメントとしても楽しめる話もあるので、肩肘を張らずに読んでみるのもおもしろいかと思います。
仕事で役に立った本
返信削除・・・実は今、ほぼ完成していた記事をすべて消してしまったところです(TT)同じように書く気力がないので、簡単に紹介しますね。「問題な日本語—どこがおかしい?何がおかしい?」 かなりオススメ!とってもわかりやすい。接客しない人にも勉強になるはず。「社長をだせ!—