グランドスラム達成 Scotland v New Zealand

オールブラックスの「グランドスラム・ツアー」最終戦、スコットランド戦をテレビで観戦。
結果は、29-10でオールブラックスが勝利。これで無事（？）オールブラックスは、オールブラックスの歴史上２度目となるグランド・スラムを達成しました。

��試合経過は続きに）

スコットランドの選手の入場と同時に、タッチライン際では火の手があがり、インゴールでは煙が上がるという演出。盛り上がる場内。
国歌演奏の後、オールブラックスのハカは、Rico Gearのリードで行われました。
0分
試合はスコットランドのキックオフで開始。このボールを自陣から回したオールブラックス、いきなりスコットランド陣内に。これはいきなりトライか！？と思われたのですが、11:Rokocokoがおしくもノック・オン。
4分
オールブラックス内に攻め込んだスコットランド。レフリーがスコットランドにアドバンテージを取ったのを見て、スコットランド10:ParksがDGを狙うも失敗。しかし、この結果、スコットランドにペナルティが与えられ、14:PatersonがPGを決めてスコットランドが先制。（3-0）
7分
PGの後のキックオフのボールをABsが奪取。そのままスコットランド陣に。そして、ゴール前10m、ほぼ中央でABsボールのスクラム。スクラムのボールを8:Taumoepeauが9:Weepuにパス。9:Weepuがゴールにゴロパントをキックし、14:Gearがそのボールを押さえ込んで逆転のトライ。10:Evansのコンバージョンは失敗。（3-5）
9分
スコットランドがオールブラックス陣ゴール前5mでラインアウトのチャンス。
ラインアウトからモールをつくり、ABsゴールライン超える。しかし、ビデオ・レフリーの結果、ボールダウンの確認ができずにトライならず。
12分
ABsが自陣でペナルティー。スコットランド14:PatersonがPGを狙うも、これが外れて逆転ならず。
18分
ABs陣の10mライン付近でABsがスコットランドボールをターンオーバー。ここからボールを回して一気にスコットランド陣内へ。スコットランドゴール前5mあたりのポイントから出たボールを、10:Evansがタックルを振り切ってトライ。コンバージョンも10:Evansが決めてABsリードを広げる。（3-12）
28分
スコットランドが自陣でペナルティー。ゴール正面のPGを10:Evansが決める。
��3-15）
31分
ABsゴール前10m付近のABsボールのラインアウト。ラインアウトから出たボールを受け取った10:Evansが突破。パスを繋いでABsが一気にスコットランド陣内に攻め込む。
スコットランド陣内22mライン付近で一度ポイント、そこから出たボールを10:Evansがキックパス。このボールを15:Toeavaがナイスキャッチして前へ。タックルされたところで、内にフォーローにきた5: Ryanにパス。このパスをRyanがジャッグルするも、巧く後ろにはじき、フォローにきた8:Lauakiがキャッチ。ゴールに倒れ込んでトライ。10:Evansのコンバージョンも決まる。（3-22）
と、点差を広げたABsですが、ハンドリングエラーが目立ちました。それもいいところで。前半終了時点で、ハンドリングエラーが12（スコットランド2）、ペナルティー6（スコットランド3）ということで、全体を通すとちょっといい内容とは言えない感じがしました。
40分
13:Smithに変わって22:Nonuが登場し、ABsのキックオフ。
41分
いきなりABsがペナルティ。スコットランドはタッチに出してABs陣ゴール前10m付近でのラインアウト。スコットランドはモールをつくり押し込もうとするものの、ABsがターンオーバー。
50分
ABs陣内からキックしたボールを14:Rokocokoがチェイス。スコットランドも必死に戻りゴールラインぎりぎりでセービング。Rokocokoがボールを奪いそうな雰囲気もあったものの、起き上がって前へ。ここでABsディフェンスに穴があき、スコットランドがロングゲインして一気にABs陣内へ。しかし、ゴール前10m付近で12:Umagaがタックルでスコットランドの選手を押し出す。
前半同様、ペナルティが多いABs。
52分、55分、62分とペナルティーを犯す。スコットランドはPGは狙わずに、タッチに蹴り出してラインアウトからモールというパターンで攻撃するも、ABsのディフェンスにトライまでにはいたらず。
62分には、ラインアウトからモール、そしてバックすに展開したボールを10:Parksが絶妙のキックパス。これをスコットランド14:PatersonとABs 15:Toeavaが競り合う。が、ここはToeavaが巧くボールをとって、トライにはならず。
74分
ハーフウェーライン付近のスクラムからボールを回したABs。14:Gearがトライ。
��なぜかここ、どういうプレーだったかメモがないんです。すみません）
10:Evansとかわった21:MacDonaldがコンバージョンを決める。（3-29）
76分
ABsのペナルティーからABsゴール前5mのラインアウトを得たスコットランド。モールを押し込むもABsがターンオーバー。
78分
ABsゴール前10m付近でのラインアウトのチャンスを得たスコットランド。
ラインアウトからバックスに展開。10:Parksがインゴールにゴロパント。これを途中出場のスコットランド22:Websterが押さえ込んでトライ。14:Patersonのコンバージョンも決まる。（10-29）
このトライの後、1〜2プレーあって、ノーサイドとなりました。
ABsは勝ったものの、ミスやペナルティーが多く、もっと点数を取って勝てたのでは？というのが私の感想。しかしまぁ、きっちりと勝って“グランドスラム”はおみごと。
これで今シーズンのABsは、ライオンズを撃破、トライネーションズでも優勝、オーストラリアとの間で争奪戦をしているブレデスローカップも維持、そしてこのグランドスラムと、まさに絶好調のうちにシーズンを終えた感じです。この調子がワールドカップでも出ればいいんですけど…(^_^;
ちなみに、ラグビーリーグのトライネーションズ（オーストラリア、イングランド、ＮＺの三ヶ国）でも、ＮＺ代表のKIWISが優勝したようです。
��うーん。試合経過書くのって難しい…）