England v New Zealand

オールブラックス「グランドスラム・ツアー」の大一番、イングランド戦。

さすがにオーストラリアを破っているイングランド。最後まで勝負の行方がわからない試合となりました。しかし、最後は、好調オールブラックスが23-19（前半13-10）で勝ちました！

これで「グランドスラム」いけそうです。

試合はまずイングランドが先手をとりました。
ニュージーランドゴール前のラインアウトからモールをつくり、そのまま押し込んでトライ。ゴールも決まって7-0。
なかなかイングランド陣に攻め込めないオールブラックスでしたが、徐々にボールを支配、10 Carterが巧くディフェンスの裏に出て、（ややスローフォワード気味でしたが…）13 Umagaに繋いでトライ。ゴールも決まって7-7。
その後、両チームPGで得点を入れて10-13で前半を折り返しました。
後半先に点を取ったのはオールブラックス。
またもや10 Carterが巧くディフェンスの裏へ。そこからパスを繋いで、最後はゴール前のラックから2 Mealamuがトライ。ゴールも決まり、10-20。
この調子で引き離せるかと思っていたところ、1 Woodcockがイエローカードで退場。15人対14人となってしまいます。更に、Woodcockが退場中に代わりのプロップとして出場していたTialataが、Woodcockが戻る直前にイエロー。更に更に、試合終了5分前くらいには、7 Masoeもイエローと、オールブラックスは後半30分近くを14人以下で戦うという苦しい展開。
しかしながら、イングランドの反撃をPGのみに押さえて、最終的には19-23と辛くも逃げ切っての勝利となりました。
特に前半、イングランドの前に出るディフェンスに苦戦したオールブラックスでしたが、今日はCarterが要所でいい動きを見せ、いい形でのトライをあげることができました。また、人数的に不利な状態になりながらも、ディフェンスもがんばり、この勝利を得ることができたように思います。
ところで、先週の試合で「お、おれ？」という顔で笑かしてくれたWoodcockですが、今週はイエローで退場後、体を温めておくためのエアロバイクをこぐ姿で、またまた笑かしてくれました。