19.11.05

2011RWC 雑感

すでにこの件についてはエントリしたのですが、昨日NZのニュースで、嫌と言うほど開催国決定の喜びの映像を見せられたこと、エントリアップ後に会見内容の発表があったこと、今朝、あらためて2011RWC開催地決定関係の多くのBloggerの皆さんのエントリを拝見したことなどから、ちょっとだけ書いておきたくなったので。

ちなみに、今回もたくさんの方のエントリを拝見、まとめようかとも思ったのですが、「りゅうちゃんミストラル」さんのエントリでまとめられたものがあったので、リンクをはらせていただきます。

ラグビーW杯日本招致でNZに負ける!

ようは、観客動員の問題でNZに負けたという話があります。そりゃね。なんたってラグビー王国ですよ。NZは。夕方のニュースのスポーツコーナーのトップニュースは、8割方ラグビーの話題ですもん。
でもね。NZって、全国民をあわせて400万人くらいなんですよ。400万人って言ったら、(ちゃんと調べてませんけど)横浜市の人口に毛がはえたようなもんですよ。北海道の全道の人口より少ないはずだし、東京23区の人口より少ないんですよ。
そう考えたら、やり方さえちゃんとできれば、日本の方がお客呼べる「可能性」は高いような気がするんですけど。
そんな小さな国ですから、ホテルや交通機関だって日本なんかと比較にならないです。だから、逆に言えば「国を挙げて」じゃないと、こんな世界的なイベントはできないんですよね。盛り上がったライオンズの遠征では、多くのファンがキャンピングカーでキャラバンしたという話ですが、これはライオンズが移動するということと同時に、ホテルの数や交通の便などの問題も考えると、これが一番いいというような判断もあったからではないかと思います。ライオンズ以上に各国からのメディア、観客が来るワールドカップ。ニュージーランド協会も「招致できてよかった」とばかりは言っていられないのではないでしょうか?成功させるためには、かなりの努力が必要と思われます。
おそらく、これからいろいろな整備がオークランドを中心にやられるんないかと思いますけど…ラグビーとは関係ないですが、あんまりいろんなことしちゃうと、ワールドカップの後どうするんだとか、これでまた住宅の価格が上がったりするのか、といったことが心配になります。
それから、以前「香港やNZでの試合開催も」なんて、はたから聞いたら血迷ったとしか思えない(少なくとも私はそう感じた)M下さんですが、今回の会見でも、
今後の日本の課題としては、さらに国内のラグビーを盛り上げる必要はあります。ただし、今回の招致活動で様々な効果をあげることができたと思います
なんておっしゃってますが、「効果をあげた」んでしょうか?「16万人のファン」と言われますが、実数はどうなの?という気もします。(私も4回くらい署名しました)揚げ足を取る様ですが、「国内のラグビーを盛り上げる必要あります」ではなくて「必要ある」んだと思いますよ。
あと、ネット全体からすれば少ないのかもしれませんが、多くのファンが自分たちのブログで今回の招致の話をとりあげ、様々なラグビーの話を書いているのです。協会は本当の意味でファンの声に真摯な態度で耳を傾けるべきだと思います。と、同時に、私たちファンも、聞いてもらえるような活動を考えていかなければいけないのかもしれません。
とりあえず、協会サイトの会見内容がいつまで掲載されているかわかりませんが、送られて来た会見内容のメルマガは、きっちり保存しておくつもりです。そして、
618名の議員の署名、16万人のファンの応援、今回の力を今後の日本ラグビーの発展のために生かしていかねばならないと思います

アジアでのラグビーを普及するということは今後のラグビーの発展に不可欠であり、ミッションの変更はありません。普及と並行してアジアラグビーのリード役を日本として果たしていきたいと思います。アジア・ラグビー・インスティテュートは、計画どおり実施していきたいと思います。アジアの他の国と仲良くラグビーを普及させていくことは将来グローバルラグビーを広げることになると認識しています。当面は、日本代表を強くすることが大きなテーマとなります。2007年のワールドカップの決勝トーナメントに進出させ、2011年、トップ10入りを果たすチームを作りたいと思います。(太字は私がつけました)

この招致活動を通じて多くの収穫がありました。これから強化その他に力を注いでいかなければならないと思います。やらなければいけないことが山積みです。今回の経験を生かして、世界に飛躍していかねばなりません。

と、言ったことが、この会見だけのものでないことを、きっちり見て行きたいと思います。

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