運転中に腹痛、トイレ探して暴走 速度違反で逮捕
記事によれば、
カナダに住む19歳の少年が、制限時速100キロの公道を、2倍近い時速195キロで暴走し、スピード違反で捕まった。
で、なぜこんなことをしたかというと、
警察によると、少年は「ジムでプロテイン飲料を飲んだんだ。飲み過ぎて、ひどい腹痛に教われた。だからトイレに駆け込もうとしたんだ…」と、緊急事態だったことを訴えた。
まさに「出物腫れ物所嫌わず」。
この少年の気持ち、よ〜くわかります。
私はそんなにスピードを出したわけではありませんが、やはり辛かったことがありました。
確か、結婚する前だと思うので、かれこれ6年くらいたつ話です。
その日、バンドの練習に出るため、車で首都高湾岸線を走っていました。すると、ちょっと尿意をもよおしてきました。首都高にもトイレはないことはないのですが、そんなに多くないし、私が走っていたあたりには、まったくトイレが出てこないところだたのです。
最初のうちは、なんとかスタジオにつくまでがまんできるかなぁ…と思っていたのですが、私の中のメーターは、どんどんレッドゾーンに向かっています。
や、やばい…。首都高を降りる前にレッドゾーンを振り切ってしまうのは、ほぼ確実な様相を呈してきました。
そのとき、車内に空いたペットボトルがあることに気がつきました。
いよいよとなったら、これに…。
そんなことも考えたのですが、万が一、500ml以上出そうな場合、かなり悲惨なことになることに気がつきました。一度やり始めたら、途中で止めることは、走ってくる暴れ牛を止めるよりも不可能なことです。
だんだんと、脂汗が出始めた私の目に飛び込んできたのは、高速道路に用意されている、退避エリアでした。
もうだめだ…。
私は車を止めて、車の陰にかくれながら、軽犯罪法違反を犯してしまいました。
ごめんなさい。
ニュースの少年のように腹痛でなかったことは、不幸中の幸いだったと思います。
さすがの私も、腹痛だったら…考えるだけで恐ろしい…。
さて、私はその後、無茶なスピードを出すこともなく、スタジオにほぼ予定通りにつくことができました。もちろん、おまわりさんのお世話になることもありませんでした。しかし、ニュースの少年は、
しかし、訴えは届かず、926カナダ・ドル(約8万6000円)の罰金と、30日間の免停を命じられた。
そうです…。
そんな不幸な少年に、合掌…
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