『米国で昨年、クローンネコを作るビジネスが誕生した…』という書き出しで始まるこの記事。この記事によれば、
だがクローン猫の中には、元の猫と、毛の色がかなり違う猫がいるらしい。
と、いうことで、クローンだからといって、外見上まったく同じネコにはならないらしい。またもや、思わず“へ〜っ”だった。
もう少しこの記事を引用させていただくと、
色素細胞を研究する東北大助教授・山本博章さんによると、脊椎動物の毛の色を決める遺伝子は、マウスで約130個も見つかっている。ところが遺伝子がどう働いて色が決まるかは、動物の種によって大きく違うようだ。
��中略)
三毛猫が普通はメスしか生まれないように、一定の法則性はあるものの、完全に同じ毛並みを再現するのは、クローンでも難しいようだ。
「ストレスが黒くなるなど、外部の環境で毛の色が変わる動物もいます。猫の毛の色を決める仕組みは、まだよくわかっておらず、クローン猫で毛の色が違っていても、不思議ではありません」と山本さん。
なんだそうな。
遺伝子が同じだからといって、まったく同じ“複製”ではないことはわかります。例えば性格など、育った環境などの外的要因が大きく影響するようなものは、当然受け継がれることはないわけで、人間のクローンを作ったからと言って、自分とまったく同じ人間が二人になるわけではない。と、いうことくらいは、私も理解しています。
でも、ネコなどの毛の色って、遺伝的なものが大きいような感じだったので、クローンでも毛の色が違うって言うのは、ちょっと意外な感じがしました。
クローンなどの生物関係の分野も、かなり進んで、かなりいろいろなことがわかっているんだろうというイメージがあったのですが、案外、こういうところにも、まだわかっていないことがあるんですね…。
ちなみに、これを読んで「そうか。まぁ毛の色が違うとしても、クローンネコを手に入れることってできるんだ…ってことは、ずっとミーちゃんと一緒にいられるかも…」なんて思ったあなた。そんなあなたのために、この記事の最後の部分を引用させていただきます。
愛猫家にとってクローン技術は魅力的でも、死んだ猫が生き返るわけではないことは、よく理解して欲しい。
おっしゃる通り。
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