15.4.05

脳震とう

村上晃一氏のブログのこのエントリで、脳しんとうの話が書かれていて、私も頭を打ったときの話を思い出しました。
正確には、思い出してないというか、記憶がないんですけどね…(^_^;

それは高校の時。
当時はまだ体が小さくやせていた(ちなみに今は…見る影もありません…(T_T))ので、ポジションは希望云々を聞かれる前にスクラムハーフに決定。
高校・大学(やはり小さくてやせている方だった)ともスクラムハーフをしていました。
とある練習試合でのこと。
スクラムから、相手のナンバーエイトがサイド・アタック。ハーフと逆の方へ行ってくれれば問題ないのですが、そのナンバーエイトは、私の方へ突進してきました。こられたからには、タックルしないわけにもいきません。私の上体が起きていたので、相手のエイトにしがみついて、スマザータックル気味に倒しにかかりました。うまく倒せた…と、いうか、二人で倒れたのですが、そのとき、私はヘッドキャップがとれて、後頭部をグランドにたたきつけられることになってしまいました。
私が覚えているのは、頭がぼーとした状態の私に向かって、みんなが名前を呼んでいること。私は「いや、大丈夫、大丈夫…」とか言っていたはず。すると、誰かが「おい、自分のうちの住所言えるか?」と言ったので、素直に答えたところ、「だめだ!外に出せ!」というコーチの声が聞こえました。そのとき私は「なんでちゃんと答えられたのに、外に出されるの?」のちょっと思ったのですが、場違いなことを聞かれて、なんの疑問も示さず答えていたということは、やはりまともな判断ができなくなっている…と、周りからは判断されたのでしょう。
記憶はそこで終わって、次に気がついたときには、試合は終わっていました。それから、2、3日、ちょっとした頭痛が続いたのですが、幸い、大乗だったようです。(たぶん…(^_^;)
それから、これは大学での話。
なんの試合だったか忘れましたが、同期でロックをやっていた奴と、フランカーをやっていた奴が、試合中に頭をうったということで、念のため病院へ検査に行ったときのこと。頭ということで、念のためCTスキャンをとり、二人そろって先生に呼ばれたそうです。
先生「ふたりとも、特に問題はなさそうだね…」
二人「(ほっ…)」
先生「ところで、○○(フランカーの名前)くん…」
○○「はい?(やべ、何かあるのか…?)」
先生「きみ、××(ロックの名前)くんより、“脳のしわ”が少ないよ。ほら…」
そういって先生は、CTスキャンの写真を見せたそうです。○○くん曰く、
「確かに、俺の方が少なかった・・・××より脳のしわが少ないなんて…かなりショックだった」
そうです…(^_^;
複数人でCTをとるときは、皆さんも注意して下さい。
なんて、冗談めかして書いてしまいましたが、頭は本当に危険です。高校の後輩で、やはり頭を打って、病院で緊急手術という状態になった奴もいました。(無事、助かりましたが)
プロアマ問わず、ラグビーをプレーする皆さんには、本当に気をつけていただきたいと思います。

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