『「RSSリーダーソフト」ブログを効率よく閲覧』なんていうタイトルの記事があったりして、なんだか一般紙にこんな記事が載るなんて、日本ってすごい…と、変な感心の仕方をしてしまいました。
このページに「デジタルUSA」という記事があって『ゲイツ氏に見るMSの強み』というタイトルの記事が載っていたのですが…なんじゃそりゃ?って感じの記事でした。
注:私は他のエントリにあるようにMacユーザーでございます。そういったところから、若干バイアスのかかった意見となっております。ご了承下さい。
記事は、ニューヨークでビル・ゲイツとのインタビューした記者によるものです。
この方曰(いわ)く
実際に会ってみると、バランス感覚の優れた紳士、という印象を受けた。
そうです。その後、ゲイツ氏の発言を引用しながら、ゲイツ氏の技術革新に向ける情熱、経営者として一面などが書かれています。個人的には、ビル・ゲイツは「技術者」ではなく「ビジネスマン」じゃないの?と思っているので『ソフト開発を指揮する技術者として』なんて書かれても、ちょっとなぁ…なんか違うんじゃない?という気がするのですが、まぁ技術専門の記者ということでもないのでしょうから、まぁいいでしょう。
そして、記事の後半、アップルのスティーブン・ジョブスの話が出て来ます。
ジョブズ氏は自社技術の優位性を断定的な口調で説く一方、パソコンと携帯電話の融合など自分が関心のない質問には答えようとせず、「気難しい人」「頑固」との印象を受けた。
その通りだと思います…(^o^) ジョブスが「気難し」くて「頑固」なのは有名な話。あなたの印象は正しい。だいたい、ジョブスはそいう人だったからこそ、一度アップルを離れざるを得なくなったわけだし、その頑固さがアップルの復活に寄与したところも大きかったのではないかと思います。
さて、そして最後は以下のように終わっています。少々長いのですが、引用させていただくことにします。
ゲイツ氏の柔和さや安定感は、多くのパソコンメーカーをウィンドウズ陣営に組み入れるのに寄与したに違いない。「独占体質」との批判がつきまとうマイクロソフトが、顧客や取引先を維持・拡大し続けられる秘訣の一端を見た気がした。
えっ?そんな風にまとめちゃうんですか?
まぁ記事としては、無難なまとめ方ですが、正直何言っちゃってんの?って感じです。
ゲイツの人柄についてとやかく言うつもりはありませんが、「柔和さ」や「安定感」が、多くのパソコンメーカーをウィンドウズ陣営に組み入れるのみ寄与したとは、とてもじゃないけど思えません。おまけに「顧客や取引先を維持・拡大し続けられる秘訣」って…誰がビル・ゲイツの人柄を考えてマイクロソフトの製品を買うっていうんでしょう?
でも、こういう記事を見て「そういう人の会社なら…」なんて思っちゃう人もいるんでしょうね…なんだかなぁ…。
と、ちょっとくら〜い気分になってしまったのですが、この記事の下に掲載されていた唐沢なをき氏の「パソ犬モニ太」を見て、ちょっと気分を取り直しましたとさ…(^o^)
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