で、私もちょっと思ったことを。
※ このエントリは、以下の記事を参考に書かせていただきました。
鴎友日録 ラグビーの人気低下
BoozerBlog ラグビー人気について
KOBE RUGBY STATION 新たな応援スタイルの構築
まず、ルールについて。
これは、私は「BoozerBlog」さんの書かれている「ルールは簡単!」説に大賛成だったりします。
ラグビーを“観戦”して楽しむために必要なルールは、実はラグビーを知らない人が思っているほど多くはないと思います。もちろん、「鴎友日録 」さんがコメントされているように、オフサイドの判定など、難しいと感じさせる(と、あえて書きます)部分があるのは事実だと思います。しかし、そこがわからなくても、キモになるルールを押させておけば、あくまで“見る”分には、そんなに問題にならないような気がします。(「BoozerBlog 」さんも自分で書かれていますが、確かにこれは「知っているから言えること」なのかもしれませんが…)
ちなみに、昔こちらのBlogで書いて、その後こっちに移行したエントリに、以下のものがあります。
何かの拍子にラグビーなんてよく知らないけどこのエントリを見てしまった方、お時間があればちょっと読んでみて下さい。
私のつたない文章力ではわからないかもしれませんが、ある程度、キモ的なものはわかっていただけるのではないかと…
みんなのラグビー観戦講座
��すみません。観戦講座あたりで検索してみてください)
さて、続いて応援スタイルについてで//blog.livedoor.jp/clma/">鴎友日録 」さんの提案は非常におもしろいと思いました。ただ「KOBE RUGBY STATION 」さんの書かれているように、どうしても今のトップリーグのチームは「企業」が全面に出てしまっていると思います。(確かトップリーグにもJリーグのように「地域密着」みたいな方針があったはずなんですけどね…) 名前はトップリーグとなったものの、どことなく「社会人ラグビー」を引きずっている感のある現状で、野球やJリーグのような応援は想像できないところがあります。それと、これは個人的な意見ですが、仮にJリーグのような応援がなされるようになったとすると、私はスタジアムには行かなくなるかもしれません。まだ「老人」ではないと思いますが、好きなんですよ。あの統一されてない雰囲気が…(^_^;
なんて書いてしまいましたが、「じゃ、おまえはどう考えるんだ!」というところですが、ポイントは「鴎友日録 」さんが書かれているこの部分だと思っています。
ルールを知らない人がラグビーを見ても、全然楽しくないし、まずは競技そのものとは別のところで興味を持ってもらうほかないだろう。その上で、興味を持った人は、競技そのものにも興味を持つようになっていくのである。
まったくもってその通りだと思います。
で、私はこの興味を持ってもらうためには、「BoozerBlog 」さんが書かれているように、
メディアの活用は最重要課題だと思います。
その通りだと思います。
メディアが取り上げるためには人気(話題)が必要…人気が出ればメディアは勝手に取り上げる…と、なんだか「ニワトリと卵」みたいな話になってしまいますが、ニワトリだろうが卵だろうが、ともかく「ラグビー」の露出を増やすように、協会はもっと働きかける必要があると思います。
例えば「地上波でも放送してもらえるようにする」。
これって、放送権の問題などがあるのだと思いますが、なんとか地上波での試合の放送をしてもらいたい。だいたい、土曜日や日曜日の昼間なんで、どの局もたいした番組やってないんだし、ラグビーの試合放送したって罰はあたらないと思います。「でも、そんな時間帯に放送しても、誰も見ないのでは?」…確かに、そんなに視聴率が稼げるなんて思っていません。しかし、何か拍子にチャンネルを合わせた人が、なんとなくそのまま見続けて、ちょっとは興味を持ってくれる…そんなことが起こらないとも限らないのではないでしょうか?
それから「選手の露出をなんとか増やす」。
トップリーグの場合、プロ契約でない選手は母体会社の社員となっているので、いろいろと難しいところもあると思いますが、もう少し選手個人に露出してもらうこともひとつのきっかけになるのではないでしょうか。例えば、サッカーのワールドカップの時、多くのサッカーに興味もなにもなかった女性達が「ベッカム様」は覚え、テレビ中継を見たり、スタジアムに足を運んだりしたと思います。トップリーグに「ベッカム様」級のプレイヤーがいるかどうかは(男の私では)わかりませんが、こういうのもひとつの手ですよね。今までも大畑選手なんかが、スポーツ選手版の「筋肉番付」とか、ダウンタウンの浜ちゃん司会のスポーツバラエティに出たりしていましたが、こうことはけっこう大切なんではないかと思います。
「あの選手を生で見たい」「あの選手にあってみたい」…そんな状態になれば、競技がなんであれ、観客は来てくれると思います。
あと、マンガやドラマの中でラグビーが出てくるなんていうのも、案外よい手なのかもしれません。
先般(と言っても、すでに結構前ですが)放送された、キムタク主演の某ドラマのおかげで、アイスホッケーの観客が増えたという話を聞いたことがあります。ではこのドラマで、アイスホッケーがきっちり描かれていたかというと、そうでもないと思います。つまり、「ラグビードラマ」や「ラグビーマンガ」ではなくても、恋愛ドラマの中にラグビーが出てくる…とか、恋愛マンガの中にラグビーが出てくる…なんていうのでも、よいのではないでしょうか?
野沢某脚本、キムタク主演の月9ドラマ「二人のノーサイド」とか、あだち某著の「タッチ・キック」とか…そんなのでも、ちょっとくらい「ラグビー」を広める力になるかもしれません。
最後のドラマ、マンガは半分冗談ですが(って、半分は本気?)、まだ他にも「ラグビーの露出を増やす」方法があると思います。
かなり長文となってしまいましたが、おつきあいいただきましてありがとうございました。
最後に「鴎友日録 」さんの書かれていた分を引用させていただきたいと思います。
本当にその通りだと思いますし、私が最も恐れているのもこれです。
ワールドカップの招致なんかに力を入れている場合じゃない。今のような弱い日本ラグビーがワールドカップなんて開催したって、恥をかくだけ。多くの人はその弱い日本ラグビーを見て、益々興味を失うだけだろう。
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