19.1.05

ラグビーマンガ

鴎友日録 さん、BoozerBlog さんにアップされていた「ラグビー人気」についてのエントリーを興味深く読ませていただいた。
で、私もラグビー人気についてのエントリーを書こうと思ったのですが、ひとまずそれは置いておいて、両者の方も触れているラグビーマンガについて書いてみたりすることにしました。

そういえば、こんなラグビーマンガがあったなぁ…
ウォークライ 竜崎 遼児
私がラグビーを始めようかと思っていたころ、少年ビックコミックに連載されていたラグビーマンガ。
時期的には、ラグビーの人気が絶頂期になろうとしている直前くらいに連載されていた感じだと思います。
とある新設の高校。この高校の校長(だか理事長?だか)は、元ラグビー選手で、この高校のウリとして、ラグビー部を作ることにする。他校で問題を起こした生徒達を集め、ラグビー部に入部することを条件に編入させる。しかし、当然のことながら、集められた生徒達は、ラグビーなんかやる気なし。しかし、とある試合をきっかけにラグビーに目覚め、やがて「俺たちの大会」なる花園とは別のラグビー大会を開催する…と、いうような話だったと記憶しています。
このマンガのすごいところは、必殺技が出てくるところ。その名も「アマゾネス」。これは、主人公のいるラグビー部の顧問をすることになった女性教師のあだ名から名付けられたのですが、ボールを持ったプレイヤーをみんなで押して、ゴールラインになだれ込むという技なのです。ちょうど、ビリヤードのときにボールを三角形に並べますが、あの頂点に位置する選手にボールを持たせ、残りのプレイヤーは三角形の状態で、先頭のプレイヤーを押すという感じです(わかります?)。
ちなみに、この技に対抗して「ハマゾネス」なんていう技を繰り出す高校も出て来たりして、なかなかに楽しめます…(^_^;
BOSS  田宮 幸一・しのはら 勉
ビックコミック・スペリオールに連載されていたマンガ。
とある大阪の商社で働きながら、会社でもラグビーを続ける主人公。その主人公の元に父親が倒れたとの連絡が入る。そのまま父親は他界してしまい、主人公は父親のやっていた鉄工所を継ぐことになる。“何も知らないボンボン”と思われ、社員達に疎まれる主人公。しかし、ある日助っ人として呼ばれたクラブラグビーの試合で、鉄工所の社員で、元ラグビープレイヤーの一人と対戦し、ラグビーを通して理解を深めることになる。この試合を契機に、主人公は鉄工所にラグビー部をつくり、社会人一部で闘えるチームにすることを誓う…って感じでしょうか。
このマンガ、主人公および登場人物たちが“社会人”というところがすごいです。社会人ラグビーが題材なんて、後にも先にもこのマンガだけかもしれません。しかもこのマンガ、途中でこの鉄工所が倒産の危機にさらされたり、大手の建設会社との合併話があったりと、ラグビー&ビジネスマンガだったりします。(ま、連載されていた雑誌の読者層を考えてのことかもしれませんが)
ちょっと主人公ができすぎなくらいできた人間だったりするのですが、私はこのマンガ好きでした。コミックス、持ってます。(^_^;
ゲイン なかいま 強
少年サンデーで連載されていたマンガ。確か、ラグビー協会が協力だか企画だかしたマンガだったと思います。
実はこのマンガは、私は未読です。連載が始まったころには、少年サンデーはもう読んでいませんでした。
ただ、このマンガの作者のこのマンガは読んでました。おもしろかったです。このノリで行ったのなら、マンガとしてはけっこうおもしろかったのかもしれません。
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なかいま 強

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正直、これらのマンガは、マンガとしてはそれなりにおもしろかった(「ゲイン」は未読なので何とも言えませんが)と思います。なので、ラグビーを扱ったマンガでも、おもしろい作品というのはできるのではないかと思います。
ただし、それで人気が出るか、あるいは興味を持ってもらえるか…というと、これはちょっと別問題という気がしますけど。

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