大学選手権の結果は(ここにあらためて書くまでもないことでしょうか)早稲田が昨年の雪辱を果たすという結果に終わりました。
残念ながら、海外にいるということで、試合を観戦することはできませんでしたが、インターネットのおかげで、様々な情報を得ることができました。いやぁ、ネットってすごいもんだ…(^o^)
で、ちょっとだけ感じたことを。
今年の早稲田は「史上最強のFW」との評価もあったようですが、大学選手権を「FWの早稲田」、トップリーグも「FWのブレイブルーパス」というのは、ちょっと寂しいような気がします。
もちろん、両チームとも“FWだけ”ということではなく、チームとしての総合力の勝利であったものと思いますが、それでも、FWが強いチームが勝つというのは、「日本のラグビー」を考えるとどうなのだろうという気持ちがわいてしまいます。
海外のチームと比べても、昔ほど体格の差のようなものはなくなってきており、単純にFW云々を言うのは違うという気もするのですが、それでも代表の試合ではFWが劣勢になることがほとんどと思います。その中で日本は勝つ方法を考えていかなければならないのではないでしょうか。
代表と大学やトップリーグのチームが、まったく同じ闘い方をする必要もありませんし、それぞれのチームが特色を出した方が見る分にはおもしろいとも思います。ただ、その中で、やはりFWが劣勢の状態でも勝つというスタイルを、どこかで見られないと、日本のラグビーが海外と闘うことが、どんどん遠くなってしまうような気がしてしまうのです。
今後、日本選手権があります。
本来、大学チームの上にあたるトップリーグのチームは、大学のチームに負けてはいけないのだと思います。なので、早稲田が(たとえトップリーグの下位チームであろうとも)日本選手権で勝ってしまうというのは、観客としてはおもしろくとも、日本ラグビーの構造のおかしさを露呈することにつながるような気が少しします。
なんて書いておいてこう書くのはおかしいのですが、それでも早稲田がトップリーグのチーム相手にしてFWが劣勢になっても、勝利できるようなプレーを見せてくれないだろうか…という思いもなきにしもあらず。
なんだかまとまりがありませんが、雑記ということで。
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