実力ではややオーストラリがの上と考えていたので、やはりオーストラリアか?
それとも、オールブラックスを破って波に乗る南アがホームアドバンテージを活かすか?
と、思ってみたのですが…
South Africa | Australia | |||
1st | 2nd | 1st | 2nd | |
0 | 2 | T | 1 | 2 |
0 | 2 | C | 1 | 1 |
1 | 2 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
3 | 20 | sub | 7 | 12 |
23 | 19 |
南アが見事、逆転優勝を果たしました。
ビデオで日曜日に観戦したのですが、高校野球の決勝やら、オリンピックの女子ソフトボールやらを観戦した後で、やや疲れていたところに、一杯飲みながら観戦してしまったもので、正直、あまりよく思い出せなかったりするのですが…(^_^;
オーストラリアは、それほど悪い出来ではなかったと思います。
それなりにラインブレイクもしていたし、スクラムは買っていたという印象もあります。
気になったところをあげるとすれば、開催地であったダーバン出身のWTBラスボーンが、やや固かったかなぁ…というところ(かなりブーイングも出ていましたし、裏切り者という表現をしている新聞などもあったようです)と、ラインアウトを意識し過ぎたためボールの投入が遅れ、何本も南アにフリーキックを与えてしまったところでしょうか。
これらが、オーストラリアの敗戦に決定的な影響があったとは思いませんが、ややリズムを作り出せなかった原因と言えないことはないように思いました。
対して南アですが、接点を含めたディフェンスの激しい“あたり”がよかったと思います。ポイントからのターンオーバーの数も、確かオーストラリアより多かったように思います。
タックルは、最初の一発でがっつり…というのが、後半あたりは少なくなったようにも思いましたが、数人がしつこくタックルに入り、さらにその後のラックでしつこくからんで…というがよかったと思います。
後半の後半になって、パントキャッチをしようしたオーストラリアFBレイサムに空中でタックルした南アFBのモンゴメリーがシンビンに、終了間際に南アWTBポールセがオフサイドでシンビン(チームとしてのオフサイドが繰り返されたのが原因。ただし、シンビンとなったポールセのプレー自体は、オフサイドではなかったような気がするのですが…)など、良い言い方をすれば、まだプレーが激しく荒削り、悪い言い方をすると、ちょっと粗暴なところがありますが…。
これで、今年のトライネーションズは、ホームチームがすべて勝ち、負け試合でもきっちりボーナスポイントを稼いだ南アが優勝となりました。
ラグビーファンという面からすれば、強い南アが復活した、おもしろい大会であったと思いました。
しかし、オールブラックスファンとして見ると、今後のオールブラックスが気になる大会となってしまいました。
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