16.8.05

今週読んだ本(8/7 - 8/13)

かなりスローダウンの1冊。
この「今週読んだ本」のパターンは、これが最後かも…(^_^;


4048735470グラスホッパー伊坂 幸太郎 角川書店 2004-07-31売り上げランキング : 6,113Amazonで詳しく見る by G-Tools

伊坂幸太郎の得意な、別々のストーリーがやがてひとつになって行くというパターン。
交通事故で死んだ妻の復讐のため、その交通事故を起こした男の会社「令嬢」で働く「鈴木」、依頼された相手を自殺させることを生業としている「鯨」、殺人を生業とする「蝉」という三人が主人公として話が進んでいきます。
正直、私の記憶では、他の作品ではないくらいに人が死にます。ちょっとびっくり。しかし、さすがというか、やはり伊坂幸太郎というか、何故か最後にはある種すがすがしい感じがしてしまうところが不思議です。
舞台が東京というところも、なかなかに新鮮。
伊坂幸太郎を、この作品から読むのはどうかと思いますが、伊坂好きには楽しめる作品だと思います。


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