5.7.04

日本代表 vs イタリア代表

たった今、日本代表 vs イタリア代表の試合から帰ってきました。

[2004/07/05] 追記

残念ながら日本代表、金星ならず。
スコアは、以下の通り。

JAPAN ITALY
1st2nd 1st2nd
01T22
01C12
12PG11
10DG00
613sub1517
19 32

炎天下となった秩父宮ラグビー場。
驚くことに、その秩父宮がほぼ満員とも言えるほどの観客が押し寄せました。
この試合、読売新聞が後援だったようですので、招待客も多かったのではないかと思われますが、それでもかなりの観客だったのは間違いありません。
観戦した感想を、帰りの電車の中でもいろいろ考えていました。
けして悪い試合ではなかったと思うのですが、ここ一番で結果を出せなかっただけに、素直に「いい試合だった」と言えない気持ちが少しあります。
ただ、この試合、ジャパン云々より、やはりイタリアのディフェンスがよかったのではないかと思います。そこは、ジャパンが点数を取れないとか言う前に、やはりイタリアが一枚上手だったのではないかと。
そして、まだジャパンとイタリアには、(この点差よりは少ないと思うものの)まだ実力差があるのかなぁ…というのが率直な感想です。
ちょっと今回、SOの森田選手に注目していたのですが、彼のパスはすばらしかった。
私が見ている限り、つねに相手が一番取りやすい位置にパスが出ていたように思います。
ともすると、キックばかりが注目されてしまう森田選手ですが、やはりただ者ではないところを見せていただきました。
��でも、タックルはもう少しがんばった方がいいかなぁ…)
炎天下の中の試合で、すでに記憶が薄れているところもありますので、これから放送されるJSPORTSのビデオを見て、また思うところがあれば、書きたいと思います。
とりあえずは、残念…でありました。
[2004/07/05 追記]
昨日、このエントリをアップしてから、JSPORTSの放送を見ました。
やはり、集中すべきところでの集中力の違いが「イタリアの強さ」であり「ジャパンの弱さ」なのではないかと思いました。
前半のラインアウトしかり、あの「幻のトライ」しかり。
ここでとれば流れを寄せられる…というところで出たミスが、勝敗を分けた気がします。
こうした部分は、やはり“教えられる”部分ではなく、競った試合の中から“学ぶ”ことのように思います。2試合しかないパワーズカップでの経験と、少なくとも5試合あるシックスネーションズ(さらに、今回のイタリアはその後にルーマニアとも対戦)を経験しているチームでは、おのずと差が出てしまいます。
こうした強化は、監督やプレイヤーだけの問題ではなく、日本協会にもがんばってもらわなければなりません。
一朝一夕に解決できる問題ではありませんが、反面、今までも言われてきた問題でもあると思います。なんとかしてもらいたい…。
ジャパンとしても試合は、秋のウェールズ、スコットランド遠征までありませんが、そのとき、それらの試合を見たファンの感想が、この試合と同じということが内容に、切に祈ります。

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