28.5.04

TOSHIBA SUPER POWERS CUP

TOSHIBA スーパーパワーズカップ 第2戦 ジャパン vs ロシア。
結果は、以下の通り。
JAPAN RUSSIA
2nd1st1st2nd
11T11
11C01
23PG00
00DG00
1316sub57
29 12

とりあえずは、無事、萩本ジャパンが初勝利をかざりました。よかった…

ゲームとしては、ジャパンは敵陣でのペナルティーはきっちり狙って点数を入れていき、カウンターでトライをとるという展開。
このゲームは勝つ!という方針は見て取れたように思う。これはよし。
また、修正されたというディフェンスは、下に入る(低いタックル)をするという意識は、ある程度感じ取れたと思う。特に、ゴール前のディフェンスでは、かなりのピンチを2回しのいだところは、すばらしかったと思う。
しかし、課題がまだまだ残されているという感じがしたのも事実。
まず、ディフェンスでは、まだスポッと抜かれるところがけっこうあったように思うし、高いタックルも随所で見られたと思う。
下に入ると、オフロードパス(タックルされながらのパス)を使われるという危険性があるが、一人目はまず“踏み込んだ低いタックル”で、相手を止めるというところの精度を、もう少し上げる必要があるのではないかと感じた。
また、キックされたときのバックスリーの動き(戻り)が、今ひとつという気がしてしまう。このあたりも修正をしないと、キックで崩されてずるずる…という試合になりかねない。
そして、オフェンス。
トライはあげられたものの、前後半のいずれも、デザインされたプレーからのトライではなかった。
ゴール前で、まさにデザインされたプレーで、完全なトライパターンに持ち込んだのにノックオン、というのが2回ほどあったように思う。
ロシア相手だからよかったが、もっと格上のチームとの対戦で、こんなプレーをしていては勝てない。
肝心なところでミスが出ないように、こちらもプレーの精度をあげていかなければならないだろう。
そして、後半の後半でのミスの連発。
今日は相手のロシアが、すでにへろへろという感じもあり、一気に逆転なんてことはなかったものの、上の相手では見逃してくれないだろう。
もう少し、精神面でのタフさをつけるようにしなければならないのではないだろうか。
とは言え、まずはきっちり勝ったことは、ひとつの収穫だと思う。
日曜日はカナダとの決勝戦。
今日の試合を見る限りでは、けして勝てない相手ではないと思われる。
是非、今日の問題点を修正し、2連勝でスーパーパワーズカップ優勝!となってもらいたい。
ちなみに、元木選手。攻守の両面で、随所ですばらしいプレーをしていたと思う。さすがでした。
それからSHの伊藤(渉)選手。いい球さばき、そしてナイスキックでした。
次の試合も、がんばって欲しい!

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