2004シーズンの決勝戦、ACTブランビーズ vs クルセーダーズ。
結果としては、47−38でブランビーズが優勝。
リーグ戦を通して、もっとも安定した強さを見せていたブランビーズが、その力を申し分なく示したという感じでしょうか。
クルセーダーズからすれば、この試合ではFBブレアーが悪すぎました。
前半最初、というか、試合開始直後、ゴール前に蹴り込まれたボールを、タッチに蹴り出そうとしてミス。これが先制トライとなってしまいます。
そして、後半開始直後も、ゴール前にあげられたハイパントをキャッチミス。これもトライに結びついてしまいました。
また、確か前半の途中でも、やはり蹴り込まれたボールをキャッチ後、強引に前に出たところをタックルされ、結局このボールをターンオーバーされてトライ…と、まさに“足をひっぱる”かたちとなってしまいましたね…。
しかし、こうした言わば”ミス”から、一時は33ー0まで開いた得点差を、最終的には9点差までもってきたところは、クルセーダーズもだてにリーグ戦を2位で通過したわけではないところを見せてくれました。特に、FW陣のじりじりと前に出る攻撃は、よかったと思います。
これで、2004年のスーパー12は終了となりましたが、ちょっと全体を通しての感想を。
今シーズン、初めてスーパー12を見たのですが、思ったよりも“普通”に試合をしていたという感じがしましたね。
もっともっと展開中心の試合が多いのかと思っていましたが、普通にキックで陣地をかせぐということを、各チームともやっていたし、ペナルティーの時も、狙うときはきっちり狙っていました。ペナルティーからだけ言えば、トップリーグの試合の方が、タッチからトライを狙うというシーンが多かったように思いました。
比較する対象がない(2003年以前のシーズンの試合を見ていない)ので、何とも言えませんが、これはワールドカップの影響も少なからずあるような気がしたのですが…考え過ぎ?
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