31.5.04

TOSHIBA POWERS CUP : Japan v Canada

TOSHIBA スーパーパワーズカップ 決勝戦 ジャパン vs カナダ。
外出のため、今さっきビデオで見たばかりなのですが…
みごと、ジャパンの勝利! 優勝です!!
JAPAN CANADA
1st2nd1st2nd
13T20
13C10
11PG21
00DG00
1024sub183
34 21

今日の試合は、よかったと思う。よくやった!

まず、先発のSOが森田選手となっていたとき、正直「?」と思ってしまった。大丈夫なのか…と。
しかし、この不安は、すっかりぽっきり裏切られた。いやぁ、森田選手、申し訳ない。
キックはいいし、パスもすばらしかった。若干20歳ということだが、日本でもこういう若手が出てきてくれたことは、非常にうれしい。
ディフェンスは「下へ」という意識は、前回にも増してあったように思うが、いかんせん、最初の選手が倒しきれない場面が(特に立ち上がり)多く見られたのは、今後の課題だと思う。結果的にオフロードパスでつながれてピンチに…となってしまっている。なんとしても、最初にタックルした選手が倒すということが必要だと思う。
アタック面でも、あいかわらずゴール前まで持ち込んで、肝心なところでハンドリングミス、というシーンがまだ目立つ気がする。
特に、大畑選手。CTBとしては、まだがんばってもらわないと…と思ってしまった。
などと書いたが、日韓戦、ロシア戦と比較して、一番よい試合だったと思う。
��月のイタリア戦が楽しみになった試合。
ここから、もうひとがんばりして、是非、イタリアからの勝利を!!
いやぁ、ほんとに、今日はゆっくり寝れそうですわ…(^o^)

28.5.04

TOSHIBA SUPER POWERS CUP

TOSHIBA スーパーパワーズカップ 第2戦 ジャパン vs ロシア。
結果は、以下の通り。
JAPAN RUSSIA
2nd1st1st2nd
11T11
11C01
23PG00
00DG00
1316sub57
29 12

とりあえずは、無事、萩本ジャパンが初勝利をかざりました。よかった…

ゲームとしては、ジャパンは敵陣でのペナルティーはきっちり狙って点数を入れていき、カウンターでトライをとるという展開。
このゲームは勝つ!という方針は見て取れたように思う。これはよし。
また、修正されたというディフェンスは、下に入る(低いタックル)をするという意識は、ある程度感じ取れたと思う。特に、ゴール前のディフェンスでは、かなりのピンチを2回しのいだところは、すばらしかったと思う。
しかし、課題がまだまだ残されているという感じがしたのも事実。
まず、ディフェンスでは、まだスポッと抜かれるところがけっこうあったように思うし、高いタックルも随所で見られたと思う。
下に入ると、オフロードパス(タックルされながらのパス)を使われるという危険性があるが、一人目はまず“踏み込んだ低いタックル”で、相手を止めるというところの精度を、もう少し上げる必要があるのではないかと感じた。
また、キックされたときのバックスリーの動き(戻り)が、今ひとつという気がしてしまう。このあたりも修正をしないと、キックで崩されてずるずる…という試合になりかねない。
そして、オフェンス。
トライはあげられたものの、前後半のいずれも、デザインされたプレーからのトライではなかった。
ゴール前で、まさにデザインされたプレーで、完全なトライパターンに持ち込んだのにノックオン、というのが2回ほどあったように思う。
ロシア相手だからよかったが、もっと格上のチームとの対戦で、こんなプレーをしていては勝てない。
肝心なところでミスが出ないように、こちらもプレーの精度をあげていかなければならないだろう。
そして、後半の後半でのミスの連発。
今日は相手のロシアが、すでにへろへろという感じもあり、一気に逆転なんてことはなかったものの、上の相手では見逃してくれないだろう。
もう少し、精神面でのタフさをつけるようにしなければならないのではないだろうか。
とは言え、まずはきっちり勝ったことは、ひとつの収穫だと思う。
日曜日はカナダとの決勝戦。
今日の試合を見る限りでは、けして勝てない相手ではないと思われる。
是非、今日の問題点を修正し、2連勝でスーパーパワーズカップ優勝!となってもらいたい。
ちなみに、元木選手。攻守の両面で、随所ですばらしいプレーをしていたと思う。さすがでした。
それからSHの伊藤(渉)選手。いい球さばき、そしてナイスキックでした。
次の試合も、がんばって欲しい!

TOSHIBA SUPER POWERS CUP

TOSHIBAスーパーパワーズカップ 第一戦 アメリカ vs カナダ。
結果は以下の通り。

U.S.A. CANADA
2nd1st 1st2nd
11T20
11C20
02PG30
00DG00
713sub230
20 23

この試合、もっとタイトな試合を期待していたのに…。

確かにスコアだけ見れば、3点差というせった試合。しかし、内容的には今ひとつ。
特に負けたアメリカは、ハンドリングエラーなどのミス、ペナルティーが多すぎた。FWががんばって、カナダの攻撃をある程度しっかり止めていたから、点差としてはそれほど開かなかったものの、内容的には、完全に負け試合だったように思う。
では、対するカナダはというと、これまたどうも…。
確かに、前半は積極的にボールを展開して点差を開き、後半はどちらかと言えばキックで敵陣に入るという、オーソドックスな試合展開をしていた。それはそれでいいのだけれど、アメリカのミスの多さを考えれば、もっと点数を取れてもよかったのではないか。今ひとつ、決定力が足りなかったという印象。
正直、この試合のアメリカなら、ジャパンも勝機があるのでは?と、思ってしまったし、仮にカナダとの対戦となっても、十分勝負できるのでは?と、感じた。どうでしょうね…。
とりあえずは、カナダが決勝進出。果たしてジャパンは!?

いよいよスーパーパワーズカップ!

と、いうわけで、本日19:00より「日本代表 vs ロシア代表」。
残念ながら観戦にはいけず、さりとて19:00までに帰宅するのも不可能と思われますので、放送終了予定の21:00以降に、ビデオ観戦となる予定。

試合前にちょっと感じたことを。

SANSPO.COMに『ジャパンの鉄人・伊藤剛臣、打倒ロシアにいざ出陣 』なる記事が。
先発出場予定の伊藤選手をフューチャーした記事ですが、私が気になったのは、この記事の後。
萩本監督の談話として、こんなのがのってました。
韓国戦後に取り組んできた、前に出て、1人目が低く入るタックルを根気強く続けていけば、結果はついてくると思う。

確かに、韓国戦見たら、ディフェンスの立て直しが重要なのはわかりますが、あれだけ「今度は点の取れるジャパンを」と言っていた監督が、“まずはディフェンス”という談話になってしまう(そうした談話を出さざるを得ない)状況は、ちょっと悲しい…。次の試合前には「ディフェンスは戻った。点を取れるジャパンを見せてやる!」くらいの談話を出せるような試合になって欲しい。
また、同記事にあるロシア代表のベルブーヒン監督の談話。
昨季来日したメンバーから4割を若手に切り替えた。日本のペースにさせない戦いをめざす

若い選手だからダメということもないし(むしろ、モチベーションは高いかもしれないし)、逆に対策がうちにくいとかもあるかもしれないし、若手中心≠チームができていないということでもないけど、これはチャンスと信じたい。
韓国戦からのメンバーの入れ替えについても、思うところがないわけではないのですが、よくよく考えてみると、私自身にはそれほど個々の選手の動きをちゃんと見ていたという自身がないので、それは書かないでおきます。
いずれにしても、韓国戦の汚名返上、そしてきっちり結果を出してほしい。
がんばれ!ジャパン!!

26.5.04

ラグビーマガジン7月号

本日、ラグビーマガジンの7月号が発売されました。
表紙は、韓国戦でハンドオフしながら走る小野澤選手。

巻頭特集は、「始動!新生・日本代表」ということで、日韓戦のレポート、日本A代表の中華台北戦のレポートと続いています。
全部はまだ読んでいませんが、なんとなく暗〜い感じになってしまいます…。

ところどころに、やはりジャパンの話が出ているのですが、私がちょっと気になったところは、まずは目次横のコラム。

ジャパンは最初からジャパンであるべきだ。W杯終了から4年かかえてジャパンになるのではなく、到達点から積み重ね、4年後はさらに強くならなければ。

—中略ー

今月号、日韓戦分析に登場してもらったNECマーシュは「テストマッチに出られる名誉なんて、そうあるわけじゃない。そんなチャンスを与えられて生かせなかったなら、2度と使われなくても文句が言えない」と言った。いまの日本代表、起用する側、される側にそれほどの覚悟が果たしてあるか。


おっしゃる通り。
ジャパンには、こんなことを書かれないようになって欲しい。
また、「ラグビーに乾杯」というコラムで、森本優子氏は、
日韓戦といえば、サッカーにしろバレーボールにしろ、宿敵との決戦だ。こんな生温い雰囲気は他のスポーツではありえない。
それは、この日のジャパンから伝わるものがなかったからだ。ひたむきさ、勝利への執念。基本的なスピリットが欠けていた。力を出し切っての接戦なら、見るものは知らず知らずのうちに引き込まれる。

と、日韓戦を振り返っていた。
そうなんですよね…。
��7日、残念ながら観戦に行けませんが、見に行った人から「あ〜あ。この試合は見とかなきゃ…。残念ね。見に来れなかったなんて、ご愁傷さま」なんてことくらい言われてしまうような、そんな試合になることを期待してやみません。

24.5.04

Final

2004シーズンの決勝戦、ACTブランビーズ vs クルセーダーズ。
結果としては、47−38でブランビーズが優勝。
リーグ戦を通して、もっとも安定した強さを見せていたブランビーズが、その力を申し分なく示したという感じでしょうか。

クルセーダーズからすれば、この試合ではFBブレアーが悪すぎました。
前半最初、というか、試合開始直後、ゴール前に蹴り込まれたボールを、タッチに蹴り出そうとしてミス。これが先制トライとなってしまいます。
そして、後半開始直後も、ゴール前にあげられたハイパントをキャッチミス。これもトライに結びついてしまいました。
また、確か前半の途中でも、やはり蹴り込まれたボールをキャッチ後、強引に前に出たところをタックルされ、結局このボールをターンオーバーされてトライ…と、まさに“足をひっぱる”かたちとなってしまいましたね…。
しかし、こうした言わば”ミス”から、一時は33ー0まで開いた得点差を、最終的には9点差までもってきたところは、クルセーダーズもだてにリーグ戦を2位で通過したわけではないところを見せてくれました。特に、FW陣のじりじりと前に出る攻撃は、よかったと思います。
これで、2004年のスーパー12は終了となりましたが、ちょっと全体を通しての感想を。
今シーズン、初めてスーパー12を見たのですが、思ったよりも“普通”に試合をしていたという感じがしましたね。
もっともっと展開中心の試合が多いのかと思っていましたが、普通にキックで陣地をかせぐということを、各チームともやっていたし、ペナルティーの時も、狙うときはきっちり狙っていました。ペナルティーからだけ言えば、トップリーグの試合の方が、タッチからトライを狙うというシーンが多かったように思いました。
比較する対象がない(2003年以前のシーズンの試合を見ていない)ので、何とも言えませんが、これはワールドカップの影響も少なからずあるような気がしたのですが…考え過ぎ?

19.5.04

2004ワールドラグビーユース交流大会

JSPORTSで、GWに福岡のグローバルアリーナ で開催された「サニックス2004ワールドラグビーユース交流大会」のダイジェストを放送している。
いやぁ、すばらしい大会だなぁ…と思ってしまいます。

大会の詳細
大会の結果
��上記リンクは、いずれもJRFUのページです)

放送はダイジェストということで、試合はあくまでいいシーンだけの放送なのですが、最近の高校生ってすごいなぁ…と、素直に関心してしまいました。(もともと、私はあまり高校ラグビーを見ていなかったので)
しかし、私が一番「すばらしい」と思ったのは、プレーだけではなく、こうした大会が行われているということです。
高校生チームが、海外の高校生チームと試合をする機会を設けるというのが、まずすばらしいですね。
強豪校で、後援会がお金もがっぽり出して、海外にコネもあって…なんてことでもなければ、海外のチームとの試合なんで、まずできないのではないでしょうか?
そして、こうした経験を積むことは、日本のラグビーにとっても、きっと財産になってくれるのではないかなぁ…と思います。
さらに言えば、ラグビーということだけでなく、若いうちにいろいろな国の人とふれあうという経験もまた、なかなかできないものではないでしょうか。この第一回目のダイジェストの中で、各チームのキャプテンや監督へのインタビューがありましたが、そろって「すばらしい経験になる」と答えていました。
うがった見方をすると、インタビューで変なことは言えない、海外のチームであれば、少しは社交辞令も…なんていうこともなきにしもあらずなのかもしれませんが、私は本心からそういう発言が出ていたと思います。少なくとも、私が若くて、こうしたものに参加できれば、必ずこういう感想を言っているでしょう。
おまけにもうひとつ付け加えると、会場のグローバルアリーナ がすばらしい。
高校時代、土のグランドでしか試合をしたことがなかった私にとってみると、まさに天国のようなグランドですね。一度でいいから、あんなグランドでプレーしてみたかったですね。
ちなみに、日本からの参加校は、全国大会のベスト8から4チームと、サニックス推薦の4チームなのですが、願わくば全国大会には出られないようなチームにも、なんらかの形で参加できるようなチャンスが与えられると、もっとすばらしいのではないかなぁ…と思います。

18.5.04

日韓定期戦、こぼれ話

感想は別エントリに書きましたので、こぼれ話を少し。

今回は“サポーターズシート”(バックスタンド中央部分の前売り券のこと。当日券の“A指定”と範囲は一緒)での観戦だったのですが、サポーターズシートには応援グッズのおまけがありました。
それがこれ。
ビブス
ビニール製のジャパンのジャージをかたどったもの。
この日は小雨だったこともあり、ちょっとしたレインコートかわりに、ちょっとだけ役立ちました。
ちなみに、私も着用しておりましたが、この写真は私ではありません。
それから写真はないのですが、A2版くらいの大きさの紙製応援ボードが配布されていました。
ちょっとでかすぎ。ぱっとあげづらいです。試合内容のせいもありますが、あまりみんな使ってなかったし、かなり捨てられてました…
試合終了後、返ろうと出口に向かう途中で、人だかりがあったので、それに加わっていたところ、選手達が出てきました。待っていたファンが声をかけ、またサインのお願いなどをしていました。
で、その時に撮影しました。
萩本監督
サインの声に応える萩本監督。
レセプションかなにかのためか、全員のサインを求める声には応えられず、この後小走りにこの場を後にしていきました。走り去るとき、「監督、次はがんばってください!」と声をかけたところ、「はい。がんばります」とおっしゃっておりました…(^_^;
本当に頼みますよ…
その後、秩父宮ラグビー場の門のあたりで、JSPORTSのラグビー中継の解説でもおなじみの小林深緑郎氏を見かけました。特に声などかけませんでしたが、知らない人がみたら、“ただのおじさん”という感じで佇んでおられました…(^_^-;;

日韓定期戦

昨日、5月16日。小雨降る秩父宮ラグビー場へ行って来ました。
萩本ジャパンのデビュー戦でもあった、日韓定期戦の観戦のためです。

日韓定期戦

結果は、ご存知の通りの引き分け。もう、なんだかなぁ…でしたね。
見ていて、ミスがけっこう多かったというのもあるのかもしれませんが、なんとも言えないスローなペースの試合で、イライラがつのるばかり。
この日はディフェンスも今イチ。アタックも、向山選手がトライをあげたプレーはよかったのですが、それ以外は、今ひとつどうやってトライを取ろうとしているのか見えない感じ。ターンオーバーなどで抜けても、今イチフォローがよくない…。どうしても悪いところが目立つ試合でしたね。
ジャパンとして集まったのが遅かった、というハンデはあったものの、どうもチームになっていないなぁ…ということを感じていたら、やはり「SANSPO.COM」を見たところ、元木選手が、
まだチームになっていない。

と、発言していたようです。おっしゃる通り。また、これに続けて、
それでも、ジャパンに負けは許されない。

とのこと。まさにその通り。さすが元木選手。わかっていらっしゃる。
試合終了後、バックスタンドに挨拶に来た選手達に、観客から力ない拍手が置くられたのですが、観客からは「拍手なんてすんな!」「拍手できる試合か!」「こんな試合見に来たんじゃねーぞ!」と言った罵声も飛んでいました。私も、残念ながら拍手を送る気分にはなりませんでした。
この叫び、言葉使いはともかく、私はファンの正直な気持ちだったのだと思います。
本当ならよくやったと拍手がしたい。しかし、昨日の試合はそんな内容ではない。もっとしっかりして欲しい。強いジャパンを見せて欲しい。心から拍手をさせて欲しい…。
試合後の選手達に、こういう声が飛ぶこと自体、非常に悲しいことです。
選手にも、そしてファンにも。きっと、叫んだ人も、悲しくて、くやしくて叫んでしまったのでしょう。
この後、スーパーパワーズカップ、対イタリア代表があります。
元木選手が言うように、『ジャパンに負けは許されない』という気持ちで戦ってほしいし、勝ってほしい。しかし、仮に負けてしまったとしても、「よくやった」と言える試合を見たいと思います。
なんだか、すごく疲れた日曜日となってしまいました。

16.5.04

Crusaders vs Stormers

プレーオフ第一戦。クルセーダーズ vs ストーマーズ。
結果は、27−16でクルセーダーズの勝利でした。

ノックアウトシステムのトーナメントということで、両チームとも集中していたし、気合いも入っていて、非常に“しまった”、いい試合でした。
試合を通して、ポゼッションやテリトリーなど、数値的にはストーマーズが優勢に進めていました。実際、前半はストーマーズリードで進んだ試合でした。
しかし、後半に入り、遠征してきているストーマーズに若干疲れが出たところもあるかもしれませんが、チャンスでのミスが目立ち始めました。クルセーダーズは、そこを見逃さず、きっちり点を入れて逆点。その後もストーマーズはクルセーダーズ陣内まで攻め込むものの、後一歩のところでミス。結局は、クルセーダーズが、実力通りの勝利をあげました。
この試合、両チームともディフェンスがしっかりしており、本当に見応えがありました。
ファーストタックルということでは、クルセーダーズはけっこうミスがあったように思いますが、その後、戻った選手がきっちりタックルに入り、止めていました。対するストーマーズは、ファーストタックルということでは、きっちり入っていたと思いますし、ディフェンス全体もよかったと思います。しかし、自陣でのペナルティや、肝心なところでのミスが、勝敗をわけたという感じですね。
私的にはクルセーダーズの勝利は、よしよしという感じ。
ただ、ちょっと気になったのが、終了間際にロックのブラッド・ソーンがとられたペナルティ。ちょっと中継のカメラではよくわからなかったのですが、ストーマーズの選手ともめて、なぐっていたとかいないとか。もうひとりのロック クリス・ジャックはこの試合怪我で欠場。決勝はどうなのかわかりませんが、ソーンもこの反則で出場停止…なんてことになると、ちょっとクルセーダーズも苦しいのではないでしょうか。
さて、明日はプレーオフのもう一試合「ブランビーズ vs チーフス」があります。
おっと、その前に、ジャパン vs 韓国が…!
明日は、朝から晩までラグビーになりそうです。

14.5.04

SUPER 15?

The New Zealand Herald に以下のような記事がありました。

Pacific and Japan may get invite for expanded Super 12

ワールドカップの時も話題になった、スーパー12に日本も入れるという話です。

記事をざっくり読んだところによると、けして決まったというわけではありませんが、南太平洋諸国(フィジーやサモアとかだと思います)と日本をスーパー12に加えて「スーパー15」にする構想があるとのこと。
そうなってくれるのは、ちょっと楽しみと思うのが半分、大丈夫だろうかという気持ちが半分。
もし実現すれば、日本がどういうチームを作るのかはわかりませんが、強豪国との対戦が増えるということは、日本のラグビーの強化にはつながるのではないかと思います。
しかし一方で、それなりの試合ができなければ、逆効果ということも考えられます。万が一にも、毎試合毎試合、大量得点差で負けるようなことになったら、日本がスーパー15にいる意味があるのか?という話になるでしょう。
私の考えとしては、まだちょっと早いのかなぁ…というのが正直な感想。
まだしばらくは、スーパーパワーズカップ(アメリカ、カナダ、ロシアと日本)で鍛えたほうがよいのではないでしょうかねぇ…

いよいよプレーオフ

JSPORTSでの第12週終了。
で、すでにご存知の方も多いと思いますが、上位4チームは、下のようになりました。

��位 ATCブランビーズ(オーストラリア)
��位 クルセーダーズ(ニュージーランド)
��位 ストーマーズ(南アフリカ)
��位 チーフス(ニュージーランド)

それにしても、私の第12週の予想は、かろうじて勝ちチームがあたった試合がひとつ(ブルズの勝ち)だけで、あとは全部はずれ…とほほ。まぁ、“予想”というよりは“希望”だったところもあるのですが、それにしても…
さて、プレーオフの展望ですが・・・そんな状態なので、もう、予想はしません。
あと3試合、素直に楽しみたいと思います…(^_^;;
私はクルセーダーズを応援します。
がんばれ!クルセーダーズ!!
��ちなみに、今まで“決勝トーナメント”という記載をしていましたが、JSPOTSの放送などでは“プレーオフ”と言われておりましたので、プレーオフという呼び方に変更しました)

12.5.04

日本から世界へ、そして世界から日本へ

日本から世界のラグビーへ挑戦する選手の話題がいくつかニュースとなっています。

長年の夢 必ず結果出す 四宮洋平 (10日付 日経新聞 夕刊)
サントリー大久保 NZ移籍決意  (スポニチアネックス)
伊藤が日本復帰、ラグビー伊リーグ退団へ  (nikkansports.com)

行く人には、がんばってもらいたい。そして、伊藤くんおかえりなさい。

まず、四宮。
��Zに挑戦ということでヤマハを退社。オークランドに行ったようです。
貯金を切り崩す生活だそうで、そこまでしてした決断を、素直に応援したいと思います。
ただ、NPC(州対抗リーグ)はよくわかりませんが、スーパー12のブルーズ(オークランド)には、前回ワールドカップのオールブラックスのバック3でもある、ハウレット、ロコゾコ、ムリアイナのいるチーム。オークランドよりも、他州でのプレーを考えた方がよいかも…
大久保は南島のサウスランドでプレーということで、とても楽しみですね。
是非、NPCのサウスランド代表となることを祈っております。でも、ジャパンも忘れないでね。
この大久保の記事の下に、大畑にフランス1部リーグのモンペリエからのオファーがあったという記事も載っていました。大畑のようなスター選手が日本からいなくなるのも寂しいものはありますが、私はチャレンジして欲しいと思います。結論は6月以降ということですが、是非、フランスで日本のプレイヤーもやるな!と、いうところを見せて欲しい。
そして戻ってくる伊藤。
残念ながら契約更新という話がないようなので、仕方ないことなのかもしれませんが、残念ですね。
なかなか活躍していたようですし…。
しかし、イタリアでの経験を十二分に日本で発揮して、「やるな!伊藤」と言われるよう、がんばってほしいですね。そして、7月のイタリア戦での勝利を!

日韓定期戦のメンバー

日本ラグビー協会のページに掲載されていますが、日韓定期戦の直前合宿参加メンバーが発表されました。すでに発表されていた代表スコッドから、大久保と箕内が不参加になるようです。
非常に残念…。

ラグビー協会のページによると、両名とも不参加の理由が「本人都合の為」…。
怪我とかならわかるんですけど、“本人都合”ってなんだ?
両名とも今の日本代表には是非とも欲しい選手(と、私は思う)だし、日本代表に対する想いは、両名とも持っている選手だと思っていたのですが…ま、いろいろと事情はあるのかもしれませんが、非常に残念。
…と、思ってちょっとネットのニュースを見ていたら、
サントリー大久保 NZ移籍決意』(スポニチアネックス)
記事によれば、
大久保はニュージーランドと日本代表での活動を両立させる予定。萩本ジャパン初戦の韓国戦(16日、秩父宮)は欠場するが、スーパーパワーズカップ(27日、30日)とイタリア戦(7月4日)への参加は日程の都合を見て決めるという。

とのことですね。
じゃ、箕内は??

8.5.04

Kicking Kings

Kicking King 01
かなりの古ネタという気もしますが、ちょっと『BBC SPORTS 』を見ていたら、RWCの中に『Kicking Kings 』なるゲームを発見。ちょっとやってみたら、けっこう面白かったですよ。
��続きに詳細を掲載しています)

Kicking King 02
最初の画面右下の『LET'S GO』をクリックすると、上記のようなスタジアムの選択画面になります。
ここでは、パースのスビアコ・オーバル(天候:晴れ)、メルボルンのテレストラ・ドーム(天候:強風)、シドニーのテレストラ・スタジアム(天候:風雨)の3つから好きなスタジアムが選択できます。
左のスタジアムの写真をクリックして、右下の『SELECT』で次の画面になります。
Kicking King 03
次は、キッカーの選択です。選べるキッカーは10カ国10人。
AUSTRALIA : MATTHEW BURKE
WALES : STEPHEN JONES
ARGENTINA : FELIPE CONTEPOMI
NEW ZEALAND : CARLOS SPENCER
FUJI : NICKY LITTLE
FRANCE : FREDERIC MICHALAK
SCOTLAND : CHRIS PATERSON
SOUTH AFRICA : LOUIS KOEN
IRELAND : DEVID HUMPHERYS
ENGLAND : JONNY WILKINSON
ちなみに、『VIEW STATISTICS』をクリックすると、
Kicking King 04
このような、データが見られます。
選手を選んだら、『SELECT』をクリック。
Kicking King 05
そうすると、このような画面が表示されます。
ボールから出ている矢印が、キックする方向(方向・高さ)、ボールの下の円の内側が蹴る方向、外側が強さ、右下の矢印が風向きとなっています。
まず、カーソルキー(矢印キー)を使って、キックする方向と高さを設定します。
次に、ボール下の内側の円のタイミングを見て、マウスの左ボタンをプレス(またはスペースキーをプレス)。注意しなければいけないのは、ここは“クリック”ではなく“プレス”です。
すると、内側の円のオレンジ色が固定されます。最後にボール下の外側の円で、蹴る強さ(右に行くほど強い)のタイミングを見ながら、マウスボタン(またはスペースキー)を離します。
うまくいけば、下の画面のようになります。
Kicking King 06
��このスクリーンショットを撮るとき、テレストラ・スタジアムを選んでしまったばっかりに、3球もミスしてしまいました…)
最初は、ゴール正面ですが、レベルが上がると、左右からのキックになるようです。
操作が単純なだけにハマリ度は、けっこう高そうな気がします。ちょっとした暇つぶしにいかがでしょうか?

7.5.04

RUGBY WORLD CUP 2003のDVD、見ました!

先日のラグビーワールドカップ2003 プレミアムBOXを連休中に見ました。
簡単に感想など。

まずは『総集編』。
まさに総集編ということで、全49試合をダイジェストで収録。ワールドカップの記録としては、なかなかよくまとまっていると思います。日本語の解説は、JSPORTSのラグビー中継でおなじみの矢野武氏と村上晃一氏、ゲストでジャパンのキャプテンだった箕内拓郎氏となっており、特に矢野&村上のコンビの話は、なんとも言えない味があって、楽しんで観ることができました。
もう一本の『ベストプレー編』ですが、こちらは『ベストプレー編』となっているものの、開会式やファンの様子、決勝戦のダイジェストなども入っており、“総集編のダイジェスト”ともとれる内容となっています。(もちろん、トライ集なんかもありますけど)
また、こちらにはジャパンの足跡として、事前合宿の様子なども含めた、ジャパンの戦いのダイジェストが入っており、本編ではどうしても多く出てこないジャパンの試合を振り返ることができます。なかなかよかったのですが、どうしてもこれを観ると、勝てなかったのが残念でならない…という想いがまず出てきてしまいます…。
続けて2本観たのですが、けっこう同じ映像が使われているところも多く、2本とも買わなくてもいいかなぁ…という気がちょっとだけしてしまいました…(^_^;
購入を考えている方は、“ワールドカップ全体の記録”や“ワールドカップ全体をもう一度振り返りたい”というような目的であれば「総集編」を、“ジャパンを中心に観たい、ジャパンの記録を持っていたい”ということであれば「ベストプレー編」を、せっかくだからコレクションとして両方欲しいという場合はBOXを…という感じで購入されてはいかがでしょうか。