ジャパンの最終戦、vs アメリカ戦が終了。
残念ながら、結果を残すことはできなかった。
最終スコアは 26-39。
最後までねばったものの、最後の最後に余計なトライを与え、結果的には13点差となってしまった。
後半、かなり流れをつかんだ時間帯もあったものの、最後までリードすることができなかったのは痛かったと思う。見ているこちらも、非常に悔しい敗戦だった。
ジャパンの4試合で共通して言えることがあったと思う。
よかった点としては、ディフェンス。
��戦目のフィジー戦では、今ひとつの部分もあったものの、フィジカル面であきらかに勝っている各国に対して、すばらしいディフェンスを見せてくれたと思う。
後は、悪かった点になってしまうのだが、後半、それも終了が近くなってからの戦い。
各試合とも後半の後半から点数を取られ、結果的に点差の開いたゲームとなっている。先にもあげた通り、フィジカル面での劣勢にもかかわらず、厳しいディフェンスを行っていることから、ゲーム終了が近くなるにしたがい、体力的にきつくなり、それが精神面でのミスにつながっているのかもしれない。
そして、何よりも敗因となっているのは、アタック(攻撃)の問題。
結局、4試合の総得点は79点。トライ数はカウントしていないが、6本程度だったであろうか。一試合平均が約20点。これに対して失点は一試合平均約40点の163点。
アタックについては、すでにワールドカップ開催前から不安視はされていたのだが、残念ながらその不安が的中する結果となってしまった。どんなにディフェンスがよくても、点を取らなければ勝てない。
“Speed Attack”を標榜していたわけだが、バックスリーのスピードを活かすことができていなかった。
J SPORTSのスタジオゲストに来ていた早稲田大学の清宮氏も指摘していたが、やはりゴール前でこれをやればトライというオプション、そして、アタックに対する意志統一というものが今ひとつ見られなかったというのは事実だと思う。
毎回、ワールドカップの度に、課題は明確になっていると思う。
後は、特にラグビー協会が、本当にやらなければならないことを、きちんとやれるように体制を整え、バックアップしていくことが必要だろう。実はジャパンのラグビーに一番足りないのは、これなのかもしれない。
いずれにしても、今日でジャパンのワールドカップは終わった。選手、スタッフのみなさんには、おつかれさまと言いたい。残念ながら、本当に残念ながら結果は出せなかったけれど、いい試合を見せてもらったと思っている。
そして、今日の終わりは、4年後に向けた新たなる戦いの開始でもある。
4年後には、必ず結果が残せる試合をしてくれることを祈りたい。
��本当はもっと早く書こうと思っていたし、もう少し違う文章も考えていたのですが、疲れたというか、脱力というか…すぐに書き始める力がでなかったのでした…)
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