
- ターミナル DTSスペシャル・エディション<2枚組>
- スティーブン・スピルバーグ サーシャ・ガバシ ジェフ・ナサンソン
- 角川エンタテインメント 2006-01-27
- 評価
by G-Tools , 2007/03/11
今夜、TV2で放送されたものを途中から、しかも他のエントリを書きながら見ていたのですが、かれこれこの映画を見るのは4回目くらい。
一般的な評価はそれほど高い作品ではありませんが、私は大好きなのです。
この映画、私は一種のファンタジー映画だと思っています。おとぎ話というか。設定自体、いくらなんでもそりゃないだろうという感じですし、映画の中でおこる事件も、おいおいという感じのものが多いのですが、それはそれで、私はおもしろいと思うし、いいと思います。インド人のおっさんが、なぜか始めるジャグリングなんか最高です。
それとは別に、この映画を初めてみたときに思ったのは、この主人公の気持ち、非英語圏の人にはわかるんじゃないか(と、いうか、英語圏の人にわかるのか)なぁということでした。言葉がわからない不安感というか。もちろん、英語圏の人が非英語圏に来たときも、同様の不安感というものはあるかもしれませんが、例えば空港なんかだったら、ほぼ間違いなく英語は通じる(通じる人が一人はいる)でしょう。しかし、英語以外を母国語にする人にとっては、必ずしもそんなことはなく、やはりある種独特の不安感のようなものを持つことが多いのではないでしょうか。例えばニュージーラドで暮らしていると、自分の英語力が低いからというのもありますが、こういう不安感のようなものをすごく感じています。なので、人ごとではない…とまで言うと言い過ぎかもしれませんが、なんだかすごくわかるような気がする…この映画を見ると、いつもそんなことを感じてしまいます。
あと、この映画のトム・ハンクス。見事ななまりの英語を披露しています。いやぁ、なかなか大したもんだと思いましたね。それから、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。この人のような、いかにも西洋美人という感じの人、ちょっと苦手と思っていたのですが、この映画で見直しました。いいじゃん、キャサリン。
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