1.8.06

オーストラリア、作戦失敗?

今朝、ニュージーランドのニュースサイト「Stuff」を見ていたら、こんな記事が。

Haka retort misfires for Wallabies

ちょっと意訳すると「ワラビーズのハカへの反抗、不発に終わる」とでも言いましょうか。

土曜日のトライネーションズの第四戦「オーストラリア v ニュージーランド」の一戦で、ニュー時ランドが試合前にハカ(今回はKa Mate)をやった後、ワラビーズはタックルの練習を始めました。(実は私はこのときビールを取りに行っていて、ちゃんと見てなかったんですけど…)ハカで気合いを入れたオールブラックスの出鼻をくじくために行った(と考えられる)ものですが、これは失敗だった、むしろオールブラックスにとてはよかったという記事です。



  generated by feedpath



で、この記事の初めの方に、ムリアイナの談話がのっているのですが…


But centre Mils Muliaina said the Wallabies' delay tactics did the All Blacks a favour.

"It probably helped us a little bit," he said. "In the past we have put a lot of effort into the haka and our starts haven't been that great.

"So it gave us a lot of time to think about the next part. A lot of things were said like the 'now' focus. It definitely helped our start."


ざっくり訳すと、

センターで出場していたムリアイナは、ワラビーズの“遅らせ作戦”はオールブラックにとってよかったと言った。「あれはたぶん、ほんの少し私たちの助けになったと思うね。今まで、ハカに力を入れたために、立ち上がりが最高ではなかった。だけど今回は立ち上がりについて考える時間がとれた。確実に私たちを助けてくれたね」

みたいなことを言っています。(かなり意訳…おかしかったら指摘して下さい)

オールブラックスにとってよかったというのはいいんですけど、今まで“ハカに力を入れてたから立ち上がりが最高ではなかった”って、そっちの方がまずいんじゃないの?ま、どこまで本当かわかりませんけど…ムリアイナ!そんな言い方ないんじゃない?

ちなみにワラビーズのキャプテン、グレーガン選手は、あのタックル練習は“遅らせ作戦”ではなく、あれは通常のウォームアップで、試合開始前にやることにしただけと言っています…って、そんなことはないだろうと思うんですけど…(^^;

そしてこの記事の最後には、オールブラックスのキャプテン“リチャードさん”から、論議をよんでいたKapa O PangoからKa Mateに変えたことについて、こんなコメントが出ていました。

"We felt it was time to put that one out and the way the guys did it tonight shows what it means. It represents 100 years of New Zealand rugby."


“(Ka Mateは)ニュージーランドラグビー100年の象徴なのだ"って、言うじゃないですか、“リチャードさん”…(^^;


0 件のコメント:

コメントを投稿