さらに食べ物の話が続いたりして…(^^;
今回食べてみたのは「リコリス(Licorice)」というお菓子。ニュージーランドではメジャーなお菓子で、ニュージーランドの子供はけっこう好きらしいという話を聞いたことがあった。そういうものなら一度くらいは食べてみなければなるまいと思い、先日スーパーで安売りしている時に買ってみた。
食べてみて…正直、後悔した…(T_T)
なんで二種類も買ったかというと、単純に2つでNZ$0.99(約80円)ということだったので買っただけで、本来のリコリスの味を確かめるには、写真下にある「Black Knight」という奴だけでよかった。結果的には、写真上の方も買っていてよかったんだけど。
さて、パッケージを見てもらえばわかると思うのだけれど、このリコリスというお菓子、まず色が黒い。だいたい、真っ黒なもの食べ物っていうのはあまりない。何故なら色がおいしくなさそうだからだ。イカスミスパゲティーなんていうのもあるが、けして真っ黒ではないし、見た目がうまそうかと聞かれれば、10人中8人は「あまりおいしくなさそう…」と答えるのではないだろうか?
更にパッケージをよく見ると、
LICORICE TWIST
97% FAT FREE LICORICE
MADE WITH REAL ROOT LICORICE EXTRACT
なんて書いてある。
ここでふと疑問に思った。「REAL ROOT LICORICE」っていうことは、原料は木(あるいは草)の根っこ?そんなもんでお菓子作ってんの?
普通ならこの時点でLICORICEというのを英和辞典かなにかで調べるのだろうが、ここで調べてしまったら食べる気がなくなるかもしれないと思い、ともかくあけてみることにした。すると、中から出て来たのは、黒いねじられた謎の物体であった。見た感じ・・・なんだろう。黒いゴムチューブみたいだ。あきらかにうまそうではない。いやいや、ひょっとしたら見た目よりおいしいかも。そこでかぶりついてみる。
噛む前には、グミのような弾力を想像していたのだけれど、それほど弾力はなく、まさにゴムチューブみたい。そして、においはなんとなく漢方薬のようなにおい…。更に味も、ほのかに甘く、ほのかに漢方薬のような苦みがあり…ごめんなさい。私はこれ一本食べられません。
実際に食べてみてから「LICORICE」を辞書で調べてみたところ「カンゾウの干した根(のエキス)<薬品のつなぎ材、溶剤、風味剤に用いる>」と書いてある。やっぱり薬系なんじゃん…。この薬っぽい味、どう考えても子供が空きそうじゃないんだけど、本当にニュージーランドの子供は好きなんだろうか?この薬っぽさにうまみを見いだすという、妙に大人びた舌を持っているとでもいうんだろうか?
で、ついでなのでもうひとつの方も食べてみた。こちらもパッケージに「WARNING: CONTAINS 2 GRAPE STICKS WITH A SUPER SOUR CENTRE FILLED WITH NERDS」なんて書いてあるから、変な味なんだろうかと思ったら、ごく普通のグレープ味のお菓子だった。「SUPER SOUR」なんて書いてあるが、中もそんなにむちゃくちゃ酸っぱいわけでもなく、リコリスの後ということも幸いしてか、普通に食べられた。
ニュージーランドのお土産に困っているあなた。このリコリスなんていかがでしょうか?ちょっと日本じゃお目にかかれないお菓子だと思いますよ。ただし、これをあげたために友情にひびが入ったとしても、当方はいっさい責任を負いませんので。あくまで自己責任でどうぞ。
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