私の注目の一戦は、思わぬ大差のゲームとなってしまいました。
ブルズのキックオフで始まったゲームは、出だし両チームともデフェンスががんばり得点が動かない状態が続いていました。ブルーズは、不安視されていたラインアウトで2本のノット・ストレート。これはブルーズ、危ないか?という気がしていました。
ところが、先制したのはブルーズの方でした。
前半13分。ブルズ陣内で得たペナルティーをブルーズの10・スペンサーがきっちり決めて3−0とします。
ここから試合が動きだしました。
その1分後。
ブルズのキックオフからブルーズがキック。ノータッチのキックをとったブルズがタッチに蹴りだすと、クイックスローからブルーズが反撃。パスをつないで11・ロコゾコが一気に60mのゲイン、さらにボールをつないで、最後は9・ギブソンがトライ。ブルーズのハイパーバックスが機能し始めます。
その後、22分、25分と10・スペンサーがポイントからうけたボールをノールックパスで内に返すというオプションで、2本続けてトライをとり、20−0とします。
一方的になるかと思われた28分、ブルズもブルーズのミスから12・ボタがトライ。コンバージョンも決まって20−7と追いすがります。
その後、トライかと思われたプレーがあったのですが、残念ながらトライとは認められず、前半は20−7で終了。
後半、ブルズの反撃が期待されましたが、ブルーズのアタックが冴え渡り、後半20分ごろまに続けて5トライをあげて、完全に勝敗は決まってしまいました。
最終的にはブルズも2トライ(2コンバージョン)を返しましたが、56−19という大差でブルーズの勝利となりました。
ブルズは、前半終了間際のトライが認められなかったこと、ブルーズの10・スペンサーを警戒するあまり、スペンサーの内にきたプレイヤーにパスを出すというプレーで、3本のトライを献上してしまったこと、さらには本来強いはずのフォワードよりも、バックスの展開による攻撃が多かったことなどが敗因と言えるのではないでしょうか。
また、まったくのポイント無しの負けとなってしまったのは、今後に影響が出そうです。
対するブルーズですが、スペンサーが戻ったのがこれほど大きいとは思いませんでした。
��位以下が混戦状態ということもあり、ひょっとすると、ひょっとするかもしれません。
しかし、不安なところはけが人が多いところ。このゲームでもSHのデバインが足を痛めて途中退場となっていました。
次はやはり南アのストーマーズ戦。
ここで、ボーナスポイントもプラスした勝ちができるかどうか。そこが問題でしょう。
ブルーズ | ブルズ | |
9 | T | 3 |
4 | G | 2 |
1 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
56 | 19 |
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