28.10.03

ジャパン 結果出せず…

ジャパンの最終戦、vs アメリカ戦が終了。
残念ながら、結果を残すことはできなかった。

最終スコアは 26-39。
最後までねばったものの、最後の最後に余計なトライを与え、結果的には13点差となってしまった。
後半、かなり流れをつかんだ時間帯もあったものの、最後までリードすることができなかったのは痛かったと思う。見ているこちらも、非常に悔しい敗戦だった。
ジャパンの4試合で共通して言えることがあったと思う。
よかった点としては、ディフェンス。
��戦目のフィジー戦では、今ひとつの部分もあったものの、フィジカル面であきらかに勝っている各国に対して、すばらしいディフェンスを見せてくれたと思う。
後は、悪かった点になってしまうのだが、後半、それも終了が近くなってからの戦い。
各試合とも後半の後半から点数を取られ、結果的に点差の開いたゲームとなっている。先にもあげた通り、フィジカル面での劣勢にもかかわらず、厳しいディフェンスを行っていることから、ゲーム終了が近くなるにしたがい、体力的にきつくなり、それが精神面でのミスにつながっているのかもしれない。
そして、何よりも敗因となっているのは、アタック(攻撃)の問題。
結局、4試合の総得点は79点。トライ数はカウントしていないが、6本程度だったであろうか。一試合平均が約20点。これに対して失点は一試合平均約40点の163点。
アタックについては、すでにワールドカップ開催前から不安視はされていたのだが、残念ながらその不安が的中する結果となってしまった。どんなにディフェンスがよくても、点を取らなければ勝てない。
“Speed Attack”を標榜していたわけだが、バックスリーのスピードを活かすことができていなかった。
J SPORTSのスタジオゲストに来ていた早稲田大学の清宮氏も指摘していたが、やはりゴール前でこれをやればトライというオプション、そして、アタックに対する意志統一というものが今ひとつ見られなかったというのは事実だと思う。
毎回、ワールドカップの度に、課題は明確になっていると思う。
後は、特にラグビー協会が、本当にやらなければならないことを、きちんとやれるように体制を整え、バックアップしていくことが必要だろう。実はジャパンのラグビーに一番足りないのは、これなのかもしれない。
いずれにしても、今日でジャパンのワールドカップは終わった。選手、スタッフのみなさんには、おつかれさまと言いたい。残念ながら、本当に残念ながら結果は出せなかったけれど、いい試合を見せてもらったと思っている。
そして、今日の終わりは、4年後に向けた新たなる戦いの開始でもある。
4年後には、必ず結果が残せる試合をしてくれることを祈りたい。
��本当はもっと早く書こうと思っていたし、もう少し違う文章も考えていたのですが、疲れたというか、脱力というか…すぐに書き始める力がでなかったのでした…)

27.10.03

イングランド vs サモア

うーん。残念。
ここでも“奇跡”は起きなかった…

“奇跡”と言っては、サモアに失礼ではあるが、やはり世界ランキング1位のイングランドに勝つのは、奇跡に等しい。それをサモアが見せてくれるかと期待しのだが…。
しかし、サモアはよくがんばった。
前半を19-13で折り返したものの、後半12分、ゴール前のスクラムでペナルティをしてしまい、認定トライ(ペナルティ・トライ)で19-20と逆転を許してしまう。しかし、ここで崩れることなく、後半23分にはペナルティ・ゴールを決めて22-20と再逆点。まだいけるかと思わせた。
ゲームを決めたのは、後半30分のイングランドのトライだったと思う。
さかのぼること6分。後半24分にイングランドがドロップ・ゴールを決めて22-23とまたまた逆点。逆点したとは言え、点差は1点。
そして、後半30分。サモア陣内に攻め込んだイングランドは、SOウィルキンソンが技ありのキックパス。
走り込んだWTBバルショウが見事にキャッチして、そのままトライ…。
このトライが大きかったと思う。
その後も、サモアは決してあきらめてはいなかったが、結局22-35と負けてしまった。
いやぁ…残念だった。
しかし、サモアがここまでいい試合をすると、南アフリカもおちおちしていられないのではないだろうか。
これで11/1の南アフリカ vs サモアも、ちょっと楽しみになった。

本日までの試合

ワールドカップが始まってからというもの、週末はほとんどラグビー観戦…
と、いうことで、本日見た試合について…

��POOL-D)ニュージーランド vs トンガ
��POOL-A)オーストラリア vs ナミビア
��POOL-D)イタリア vs ウェールズ
��POOL-B)フランス vs スコットランド
��POOL-A)アイルランド vs アルゼンチン

そして、実はこのエントリを書きながら見ているのが、

��POOL-C)イングランド vs サモア !

○ ニュージーランド 91-7 トンガ
試合前の両チームのウォークライがすばらしかった!けれど…試合は、やはり実力差が出たという感じ。
ニュージーランドは、過去2試合に比べて、できがよくなってきたような気がした。
○ オーストラリア 142-0 ナミビア
実は、あきらかにオーストラリアの方が上なので、見ないつもりだったのだけれど、前半20分頃に見たところ…なんと60-0の状態!
ワールドカップの数々の記録を含んだ試合が、第3回南アフリカ大会のニュージーランド 145-17 ジャパンという試合。あまりの惨状に、私も途中でTVを消してしまった試合だった。最多得点、最多得点差、1試合最多トライなどの記録は、すべてこの試合が持っている。
ナミビアには気の毒だけど、ひょっとすると、このワールドカップレコードが塗り替えられるかも!と、ちょっと違う意味で盛り上がってしまった試合だった。
最多得点差、1試合最多トライなども記録は塗り替えられたものの、残念ながら最多得点記録には3点およばず…。ジャパンの汚名が消えるかと期待しただけに残念だった。
○ イタリア 15-27 ウェールズ
勝った方が決勝トーナメントへ…という試合。6ヶ国対抗では、イタリアが勝っているだけに、これはイタリアか?と思われたけれど、どっこい、ウェールズが意地を見させた試合。ウェールズの守り勝ちという感じ。
○ フランス 51-9 スコットランド
やはり、フランスは強かった。と、いうのもあるけれど、スコットランドが今ひとつのでき。
特に攻めがちょっと単調か。スコットランドが次のゲームまでにきちっと修正しないと、フィジーが決勝トーナメントへ…ということもありそう。スコットランド vs フィジーに注目。
スコットランドのできが悪かったとは言え、このスコアを見ると、いかにジャパンががんばったかがわかる。
○ アイルランド 16-15 アルゼンチン
うーん。アルゼンチンがいけるかと思っていたのだけれど…。
アルゼンチンの敗因は、後半の風上にたってからのラインアウト。きちっとボールが出せないことが多かったために、波にのれなかった感じがした。
それより、今ライブで見ているイングランド vs サモア!!
なんと前半23分で、サモアが10-0でリード!!
まさかが起こるか!?

25.10.03

奇跡おこらず…

昨夜は、ラグビーワールドカップ ジャパン vs フィジー の試合がありました。
仕事の関係で、JSPORTSのLIVEも、テレビ東京の放送もリアルタイムでは見られませんでした。

我が家では、夜11:30のキックオフ!

…しかし、“奇跡”はおこりませんでした…

前半、S0ミラーのドロップゴール、No.8伊藤のスクラムサイドアタックからつないでのトライなどで、13-16で折り返し。
攻め込みながら、なかなかトライがとれない状態ではあったものの、スクラム、モールは明らかにジャパンが勝っているという状態だったこともあり、「これはいけるか?」という期待がかかりました。
しかし、いつものパターンのように、後半はフィジーペース…。
特に、キックによる攻撃にジャパンがついていけなかった感じがしました。
途中、流れを変えるチャンスは何度かあったものの、終わってみれば 13-41 という結果でありました。
“奇跡”という言い方は、よくないかもしれません。
スコットランド戦、フランス戦のジャパンの状態を見れば、フィジーに勝つことは“奇跡”とまでは言えないことのようにも思えました。
しかし、ワールドカップという舞台で、格上のフィジーに勝つのは、やはりひとつの“奇跡”ではないか、そんな気がしていました。
そして、残念ながらその“奇跡”を見ることはできませんでした。
ジャパンの試合はあとひとつ。
日程的にも厳しい状況ですが、最後に“結果”を残してもらいたい。
今後の日本のラグビーのためにも、がんばってもらいたい。
アメリカ戦のノーサイドの笛まで、ジャパンを応援したいと思います。

22.10.03

スコットランド vs USA

なかなか平日に行われる試合を全部見るのは難しいので、試合を絞って観ることに。
まず、昨日は今後のジャパンの試合を占う上でも重要ということで、スコットランド vs USAをビデオで観戦。

USAががんばって、スコットランドを破る!なんていうことになると、2位争いが混沌となる(POOL-B)。
フィジー戦のような試合となるか…と期待したのですが、残念ながら結果は 39-15 でスコットランドでした。
JSPORTSで解説をされていた小林深緑郎さんも言われていましたが、アメリカは明らかに疲れが見えた感じでした。前半の開始早々こそ、すばらしいタックルでスコットランドの出足を防いでいたものの、時間を追うごとにタックルが甘くなり、アタック際のハンドリングエラーも増えるという展開。ちょっと残念でした。
一方のスコットランドですが、これがまた、今ひとつのできという感じ。個々のプレーでさすが!と思わせるところもあったものの、後半にはハンドリングエラー続出。ちょっと立て直しをしないとフィジーに足下をすくわれるなんてこともあるかも…。
さて、来週にはジャパンはUSAとの対戦を控えていますが、はっきり言って、かなり厳しい試合となりそうな予感。
USAはこの試合でもモールやラックの近辺へのアタックを多くしていました。当然ジャパンも十分警戒すると思いますが、体格差と、その前のフィジー戦から中3日という日程を考えると…なんだか、心配になってきてしまいました。
しかし、ここまでこうした心配を裏切ってくれているジャパンに、なんとか期待したいと思います。

20.10.03

本日までの試合

さて、ビデオでの観戦も含め、この週末に観た試合の感想を。

��POOL-D)ニュージーランド vs カナダ
��POOL-A)オーストラリア vs ルーマニア
��POOL-C)南アフリカ vs イングランド
��POOL-B)フィジー vs アメリカ
��POOL-D)ウェールズ vs トンガ
��POOL-A)アイルランド vs ナミビア
��POOL-C)グルジア vs サモア

○ ニュージーランド 68−6 カナダ
後半の後半に入って、ニュージーランドもペースを上げて、結果としては大差となったものの、正直ニュージーランドは今ひとつだった。この調子でこの差がついてしまう試合をしていては、プール戦はともかく、トーナメントに入ったときが心配。
ただ、その中でも足の調子の良くなかったスペンサーに変わってキッカーを勤めたカーターのキックがよかったのは、今後にとって明るい点であろう。
○ オーストラリア 90-8 ルーマニア
さすが。もうそれだけ。と、いうかジャパン vs フランスの前だったこともあり、あまり記憶なし…。
○ 南アフリカ 6-25 イングランド
プール戦の中でも一番注目のカード…だったのだが、こちらはジャパン vs フランスの後だったこともあり、応援疲れで途中寝てしまいました…。
ただ、イングランドのディフェンスの強さは、もうろうとした意識の中でも記憶に残っています。さすが、優勝候補イングランド。
この試合とカナダ戦だけを観たら、ニュージーランドの優勝は、かなり危うしという気になってしまいます。
○ フィジー 19-18 アメリカ
ビデオで観たのですが、正直アメリカがここまでやるとは思わなかった。
かなり強いあたりをしており、このパターンで試合をされると、ジャパン危うしという感じ。
それに対して、ちょっとフィジーは調子が悪かったように感じた。
ラインブレイクはするものの、その後でパスミスやフォローが十分でないところもあったように感じた。
とは言え、やはり強い。ジャパン…がんばってくれよ…
○ ウェールズ 27-20 トンガ
トンガ、けっこうよかったんんですけどね…。残念。
ひょっとして同点?というところまで追いつめたところはさすが。
○ アイルランド 64-7 ナミビア
雨だったこともあって、けっこう両チームともハンドリングミスが多かったように思った。
ま、それはそれとしても、ナミビア。今ひとつどうしたいのかが見えなかった。
今ひとつ見るところのない試合(といういい方はちょっと失礼だけど)だったように思う。
ナミビアには、ルーマニア戦にがんばってもらいたい。
○ グルジア 9-46 サモア
グルジア、前半のディフェンスはよかったと思う。
しかし、サモアがやはり一枚上手か。
グルジアはもう少し、攻め方を考えないといけないように思う。
ちょっと見疲れもあって、淡白なコメントも多くなってしまいました…

vs フランス戦

ついに運命のフランス戦。
残念ながらパブリックビューイングはなかったので、家でJSPORTSで観戦しました。
スコアは51-29。
しかし、予想以上によくやったと思いました。

フランスは優勝候補の一角。対する日本は、スコットランド戦で善戦したものの、未だワールドカップでは一勝しかしていないチーム。力の差は歴然です。
そのフランスにたいして、一瞬とは言え、一点差まで追いつくという試合。誰が予想したでしょうか。
おそらく、フランスもスコットランド戦を見て、いくらか注意しなければというところもあったと思いますが、ここまでジャパンがやるとは思っていなかったと思います。そして、私もここまで、観ている最中に“奇跡”を期待させてくれる試合をしてくれると思いませんでした。
攻撃重視と見られたメンバーでしたが、スコットランド戦に勝るとも劣らないディフェンス。
そして、いい形での2本のトライ。
「よくやったっていったって、結果は負けじゃないか…」
確かに。残念ながら“勝ち”という結果は出ていません。しかし、ここまでの試合すら、今まではできなかった時がほとんどなのです。そして、フランス、スコットランドという、明らかに力の差があるチームに対して、これだけ盛り上がる試合をできる。ジャパンは力をつけているというのを実感させてくれる試合でした。
残りは2試合。
フィジー、アメリカとも、日本より格上と言えるチームです。
しかし、今のジャパンなら、なんとかしてくれるかもしれない。そんな期待を持たせてくれるチームになっています。
是非とも、本当の“結果”を残してほしい。がんばれ!ジャパン!!

18.10.03

フランス戦の出場予定メンバー

…今週の試合はまだ見てません…。今日もちょっと用事があって、見られない…。
ま、それはそれとして、明日は日本代表の第2戦目、vs フランス戦があります。
日本ラグビー協会 のページに、フランス戦の予定メンバーが発表されていました。

10月18日 日本代表出場予定メンバー (日本ラグビー協会)

注目は、SHとSOを苑田−ミラーの神戸製鋼コンビを先発にしている点でしょうか。
ミラーの調子がよくなったので、先発で行こうとしたのか、最初から攻撃重視と考えたのかはわかりませんが、どのようなプレーを見せてくれるのか、非常に楽しみです。
反面、やはりミラーのケガの状況が気になります。このフランス戦でもしものことがあって、残りのフィジー戦、アメリカ戦に出られないなんてことになると、ちょっとまずいと思うのですが…。
FBを栗原にしたあたりを見ると、やはり最初からばんばん攻撃的にというように感じますが、前回のスコットランド戦の善戦は、やはりディフェンスがよかったこと。松田のディフェンスが格段によいとは思いませんが、栗原のディフェンスには若干不安が…。
しかしまぁ、相手が相手ですから、気の抜けたようなタックルは別にすれば、点数を取られても、その分こちらも取りかえすくらいの気持ちで、攻撃重視の試合をしてもらい、それなりにトライをあげられれば、応援しがいのある試合になりそうです。
がんばれ!ジャパン!!

14.10.03

ワールドカップ3日目

ジャパンの試合は、前のエントリーでふれましたので、その他の試合の印象を。

その他の試合は以下の2試合です。
��POOL-D)ウェールズ vs カナダ
��POOL-C)イングランド vs グルジア

○ ウェールズ 41-10 カナダ
実は、パブリックビューイングから帰ってきてからビデオを見たのですが、あまりにも秩父宮で騒ぎ過ぎたため、半分寝ながらの観戦となってしまいました。
しかし、うつろな頭で見ていた感じでは、カナダがいまひとつという感じがしました。ハンドリングミスがけっこう多かったみたいだし。しかし、展開ラグビーで点を重ねたウェールズは、さすがという感じ。
○ イングランド 84-6 グルジア
実力の差が出た感じ。イングランドは、さすがIRBのランキングで1位と言われるだけのことはあります。
一方のグルジアですが、ディフェンスはなかなか素晴らしかった。最後まであきらめないタックルもよかった。よかったけれど、アタックが…ちょっとお粗末かなぁ…。もう少し工夫が欲しかったように思いました。

パブリックビューイングに行ってきた!

2003ラグビーワールドカップ 3日目。いよいよジャパンの初戦、スコットランド戦の日。
秩父宮ラグビー場で初めて開催された「パブリックビューイング」に行ってきました。
電光掲示板に移された文字!

と、いうことで、ちょっとした写真レポートを掲載します。

入り口付近

開場時間であった17:30の10分くらい前に行ったのですが、なんと入場の列ができていました!正直言ってちょっと驚き!
観客席

会場内の雰囲気。だいぶ空席が目立ちますが、これは入場してすぐだったから。
この後、徐々に人が増えてきて、試合開始の頃には(用意されていた範囲の席ですが)ほぼ満員になりました。
イベントの様子

試合開始前のイベントとして、元日本代表SH(スクラムハーフ)の堀越氏、元日本代表HO(フッカー)の藤田氏が来ました。
しかし、スピーカーの調子がいまいちな上に、二人ともあまり声を“張っていなかった”ので、会場からは「聞こえな〜い!」という声も…。
そして、19:06、運命のキックオフ!
もう、その後は叫びまくっていたので、写真はありません…。
そして、試合は…残念ながら負けてしまいました。11-32。
正直言って、かなり健闘していたと思う。けして勝てない試合ではなかったように思った。それだけに残念。
しかし、ディフェンスがよかった。初キャップのSH辻、FL大久保は光っていたと思う。
ハンドリングミスがけっこう多かったのと、速攻が今ひとつでていなかったところが残念でありました。
今後の試合に期待したい。
日本協会には、またパブリックビューイング、やってほしい!!
【この試合、およびパブリックビューイングに関する記事】
10/12 日本代表 vs スコットランド代表 結果 (日本ラグビーフットボール協会)
向井ジャパン、魂のタックルもW杯初戦惜敗 (サンスポ)
秩父宮燃ゆ!3000人がスクリーンに大声援 (サンスポ)

12.10.03

ワールドカップ2日目

ワールドカップ2日目。今日は一日中、J-SPORTSでラグビー観戦となってしまいました。

今日の試合は以下の通り。
��POOL-D)ニュージーランド vs イタリア
��POOL-A)アイルランド vs ルーマニア
��POOL-B)フランス vs フィジー
��POOL-C)南アフリカ vs ウルグアイ

○ ニュージーランド 70-7 イタリア
今大会優勝候補のニュージーランド。さすがの攻撃力という感じ。しかし、イタリアのディフェンスの出足が良く、ハンドリングエラーも多くみられた。WTBのロコゾコ、CTBのウマンガがケガで途中交代となったのも、これからの試合への不安材料か。
一方のイタリアは、ニュージーランド戦はある意味”捨て試合”と考え、レギュラークラスを温存したらしい。この予選POOL-Dは確かにどこが2位になってもおかしくないので、よい選択かもしれない。また、PGを狙わずにトライにこだわった戦い方もなかなかよかった。点差の割には楽しめた試合。
○アイルランド 45-17 ルーマニア
日本もアメリカと対戦するゴスフォードでの試合であったが、海風が強く、その風をうまく利用したアイルランドの圧勝となった。
ルーマニアは、後半の風上にたってからの攻撃が今ひとつだったのが残念。
○フランス 61-18 フィジー
ここまでの差が出る試合になるとは思わなかった。
フランスは、PGで手堅く点を取っていって、ここぞというところでトライをとるという、試合巧者ぶりを発揮していたのではないだろうか。
ただ、これだけの差になったのは、フランスがよかったというよりは、フィジーが悪かったようにも思う。個々人のディフェンスは悪くないのだが、チームとしてのディフェンスが悪い。また、試合の終わりの方には、どこか緊張が切れた感じもあった。アイランダーらしいと言えば、言えるような気もするが、今日のような試合では、POOL-Bの2位は難しいと思う。
この試合では、ケンカが原因で両チームから1名ずつのシンビンによる一時退場選手が出てしまったのも残念。
○南アフリカ 72-6 ウルグアイ
この試合は、かなりのミスマッチとしか言い様がないかもしれない。実力の違いがはっきり出た試合と言える。
しかし、ウルグアイは工夫がなさすぎ。実力が上のチームに普通に勝負に出たのでは、いくらがんばっても点はとれない。それくらいわかっているはずなのに…。
随所に南アフリカのいいところが出ていたとは思うが、この相手との一戦をもって仕上がりを判断するのは危険かもしれない。はたしてイングランド戦はどうなるのか、楽しみ。
そして、明日はいよいよ、ジャパン vs スコットランド。
秩父宮のパブリックビューイング、いってきます。

11.10.03

ついに開幕!ワールドカップ!!

と、いうわけで、ついにラグビーワールドカップが開幕しました。
オープニングゲームは、開催国でもあるオーストラリア vs アルゼンチンの一戦でした。

結果は、24ー8でオーストラリアの勝利。
アルゼンチンと言えば、サッカーですが、実はラグビーもここのところ強くなっています。逆にオーストラリアは、トライネーションズの調子が今ひとつということもあって、けっこう注目の一戦でした。
ひょっとしたら番狂わせが…という気もちょっとあったのですが、結果は順等にオーストラリアの勝利となりました。
とは言え、ゲームの内容を見ると、それほど悪くはなく、アルゼンチンはセットプレー(特にラインアウト)でボールをキープできなかった割には、それほどひどい点差になっていないところはよかった。もう少し、ペナルティーゴールが決まっていれば、流れが変わったかもしれませんな。
対するオーストラリアも、ディフェンスはよかった。アタックもボールをつなごうという意志が感じられ、トライこそ一本と少なかったものの、なかなかよくせめていたように感じました。しかし、ちょっとハンドリングミスが多かったかな。
明日(というか、今日)は、4試合がJ-SPORTSで生中継されます。
ラグビー漬けの一日になりそうです。

8.10.03

「ジャパンライス」って…

Yahooニュースで、以下の記事を見つけた。

日本代表が豪州入り、“ジャパンライス”でパワー満点

うーん。日本協会もちったぁ考えているようだけど、その前にやることがあったと思うんだけど…

やはり、スポーツ選手にとって食事は大事。と、いうことで日本から食材を持ち込んだというのがこの記事のお話。
記事の中にも触れられていますが、オーストラリアやニュージーランドは、食品の持ち込みに厳しい。オーストラリアは行ったことがないのですが、ニュージーランドでは、食べ物をもっていたら、ちゃんと入国で申請しなさいという決まりがあります。ちゃんと申請すれば、ものによっては持ち込めないこともないはずですが、変なもんを持っていくと、おそらく没収されます。両国とも、農作物や酪農は国の大事な産業ですから、それだけ厳しいのも当然ですだと思います。
そんな中、日本協会も働きかけて、選手たちのためにこうした動きをすることは、それなりに評価できると思います。
しかし、それ以前に、もっと国内のチームに働きかけて、ジャパンとしての合宿、練習時間をとってあげるようにした方がよかったんじゃないの?と、思ってしまいます。
日本のラグビーのために立ち上げた「トップリーグ」。
いろいろなタイミングもあると思いますが、このせいでジャパンの集合が遅れということは事実。
力をかけるところが、ちょっとずれているように感じます。
「もう少し集まってやる時間があれば…」なんていう反省が出ないこと祈ります。
ま、それはそれとして、あと3日でワールドカップ開幕。
日本も13日には初戦のスコットランド戦があります。
ここまで来たら、後は応援するだけですけどね。

4.10.03

ワールドカップ関係の本

昨日、ワールドカップ関係の本を2冊買いました。

ラグビーマガジン別冊秋季号 第5回 ラグビーワールドカップ展望号 (ベースボールマガジン社)

新生ジャパンラグビー観戦BOOK (ぴあ)

ラグビーマガジンの別冊を買いにいったところ、ぴあの方も見つけたので、2冊いっぺんに買いました。
“ラグビーマガジン”の方は、まさにワールドカップについての情報がいっぱい。
特に、出場国の解説記事は、海外のラグビー事情に詳しい方を別にすれば、観戦前に目を通しておくと、よりいっそう楽しめそうに思います。
地区予選の結果や、過去のワールドカップの結果なども掲載されています。
“ぴあ”の方は、まだぱらぱらとしか見ていないのですが、サブタイトルとして「ラグビーW杯&トップリーグ観戦完全サポート」とあり、ジャパン(日本代表)を中心にしたものです。トップリーグの各チーム紹介なども出ており、ワールドカップのためというよりは、これからラグビーを見てみたいというような人向けという印象を受けました。
どちらも定価980円と、比較的おもとめ安い価格となっております。

3.10.03

Numberでラグビー特集

今朝、出社するときに駅売店で売っていた「Sports Graphic Number 」がラグビー特集だったので、即買いました。
拍子は、日本代表のWTB 大畑選手で、タイトルは

神様、日本ラグビーに「奇跡」を。

Rugby World Cup 2003 Preview と銘打って、ラグビー特集が組まれています。
まだ全部読んだわけではありませんが、なかなかおもしろい。
感想などについては、もう少し読んでから書きたいと思いますが、World Cupを見てみようという方、是非買って読んでみて下さい。

2.10.03

もうすぐワールドカップ

いよいよ、あと10日程で、ラグビーのワールドカップが始まります。

今回のワールドカップは、J-Sky Sportsで全試合放送されるので、できる限り見てやろうと思っています。(本当は、できることなら見にいきたかったんですけど…)
試合結果などについては、随時、このblogに掲載して行きたいと考えていますので、何かの拍子にこのページにお越しになられたラグビーファンの方、是非ちょろちょろのぞいてみて下さい。