土曜日の昼間に見ました。日本では未公開のニュージーランド映画です。
映像はきれいだと思ったし、なかなか興味深い内容とも言えるのですが、個人的にはそれほど好きなタイプの映画ではありませんでした。
ヨーロッパ人(という表現でいいのか?)たちがニュージーランドにわたって来た頃の話。アイルランド人の医者の娘サラ(サマンサ・モートン)は、先住民族マオリの男性と恋に落ちて彼の息子「ボーイ」を生むが、その男性は死んでしまい、サラが一人で育てることに。しかし、この男性の父親にあたる部族の長は、この息子をサラの手から奪っていってしまう。数年後、ボーイを探し続けるサラは、なんとかボーイとの再開を果たすが、彼は“マオリ”の戦士として育てられていた…ってな感じでしょうか。
ニュージーランドの自然は美しく、マオリの村の様子など、非常に興味深い場面も多く、戦闘シーンもなかなかの迫力(というか、けっこうリアル)。ただ、主題は「運命に翻弄される女」という感じで、私の好みではあまりなかったですね。英語字幕で見ていたのですが、台詞についていけなかったところもあるので、時間があればまた見てみたいと思います。
ところで主演のサマンサ・モートン、なんか見たことあるなぁと思っていたら、「マイノリティー・リポート」のプルコギ…じゃなかった、プリコグ役をやっていた人だったんですね。なるほど。
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