クライストチャーチの図書館で借りて読んじゃいました。
はまって一気読み。好きな世界なんですけど…
英語の勉強もかねて、なるべく英語の本を読むようにしているのですが、先日電子文庫で「つっこみ力」を読んでから、なんだかとても日本語の本が読みたくなってしまって、思わずクライストチャーチの図書館で借りちゃいました。
“脳”をテーマにした話の内容、また、話の中で展開される理屈っぽい説明…こういうの、私はけっこう好きです。なので、そういう意味では楽しめました。
しかし一方で、角川ホラー文庫になっているし、前半はけっこうホラーという感じで進んで行くのですが、途中からはあまりホラー色はなくなってくるし、怖くもなんともなくなってしまったりします。当初、ホラー的な部分をけっこう期待していたので、そこは少し残念。
登場人物の描写もちょっと中途半端という感じもあったりで、正直、ややあらのようなものを感じる部分もあるのですが、久しぶりに日本語で読んだ小説ということもあって、十分楽しめたと思います。
ところでこの作者のデビュー作、「レフトハンド」も読んだ記憶があるのですが、これも確か最初はホラーっぽかったけど、途中からそうでもなくなったような気が…(内容はほとんど覚えてないんですけど…)これが持ち味??
0 件のコメント:
コメントを投稿