26.6.06

Jr. AB v JAPAN(感想)

クライストチャーチを車で朝7:00頃出発、約6時間ほどかけてダニーデンに行き、ジュニア・オールブラックス v ジャパンの試合を見てきました。

当日のダニーデンの天気は非常によかったのですが、日陰に入るとかなり寒い…。雨の場合も考えて、屋根付きの席をとっていたので、正直かなり寒さを感じながらの観戦でありました。

試合結果はすでに協会をはじめ、多くの方々がアップされていますので、まずは簡単に感想をアップさせていただこうと思います。



今までの試合結果をネットで見ていただけに、いったいどんな試合になるやら…と思っていたこともあって、この点差で済んだのは嬉しい驚きでありました。正直に言って3桁得点に近くなるのではないかという懸念がありましたからね…。

ジュニア・オールブラックス(以降JAB)に対する感想としては「あれ?こんなもん?」でした。日本のディフェンスもがんばっていたし、よかったとは思うのですが、JABの方も今ひとつぴりっとしないというか、変なミスもあったし…。「フットボールマッドの歓喜と憂鬱」の「期待値と善戦」というエントリにある、


ジュニアオールブラックスは、Super14に名を連ねるメンバーだったが、いかんせんチームワークの部分で機能しているとは言いがたい。また、個々のパフォーマンスも本当に鈍かった。日本の出足がそれを引き出したという面も確かにあったが・・・それは捉えようの問題かもしれない。

と同じような感じを受けました。とは言え、そこはやはり“王国”のチーム、悪くてもしっかり勝ちますけどね…


さて、一方のジャパン、思っていたよりもディフェンスがよかったのは確かだと思うのですが、「「ラグビーの敵」:Rugby Football Against the Enemy.」の「低いタックルだけではトライには繋がらぬ。健闘が寧ろ指揮系の無策ぶりを露呈させたJAB戦」というエントリにあるように、どうやって点を獲ろうというのかわからないところは、本当に深刻ではないかという気がしてしまいました。

太田GMのブログには“キックのオプション選択はよかった”という旨のことが書かれていますが、どうも本当に意図しているキックなのかどうか、素人目にはわかりませんでした。というか、キックで簡単にボールを渡しているようにしか見えませんでした。それが“その精度”の問題だとしても、精度が出ないものを中心にゲームを組み立てては勝てないのではないでしょうか?

また、ペナルティーをもらっても、このペナルティからどういうプレーをしてトライを取りに行くというのがまったく見えませんでした。ゴール前でペナルティーを取ったら、こういうプレーをするというような方針が見られない。だからみんなが「どうする?どうする?」という感じで躊躇、とりあえずタッチに出してもラインアウトが取れない(そう言えば、ラインアウト…だめでしたね…)という展開。これは選手といよりは、“監督のせい”という気がしますけど。

確かにいいディフェンスをすれば、ある程度“いい試合”をすることはできると思います。しかし、点を取らなければ勝てません。前述の太田GMのブログで「価値ある敗戦!!」なんていうタイトルを見ると、「おいおい、勝つつもりはなかったのかい?」と思ってしまいますね…ちょっと寂しいです。

などと書いてしまったものの、「あぁダニーデンまで行かなきゃよかった…」という試合にならなかったことはよかったと思うし、これで最後のフィジー戦にも少しは期待が持てるようになったとのではないかという気もします。(もっと早くそういう期待が持てる試合をしてくれよという気がしますけど)


20.6.06

週末のラグビー

先週末(6/17,18)に見たラグビーの話を簡単に。


一試合目は、ニュージーランド v アイルランドのテストマッチ第二戦。

そしてもう一試合は、チャーチルカップの決勝戦となった、ニュージーランド・マオリ v スコットランドAの試合。



ニュージーランド v アイルランド


オークランドはイーデンパークで行われた、アイルランドとのテストマッチ第二戦。ご存知の方も多いと思いますが、今までニュージーランドはアイルランドに負けたことがありません(引き分けが一試合だけありますが…)。そして、今回もアイルランドはこの記録を止めることができませんでした。

この試合で私が注目していたのはCTBで入ったケーシー・ラウララ。クルセイダーズでの活躍をオールブラックスでも見せることができるか!?と期待していたのですが、今ひとつという感じでしたね…残念。今日の新聞(THE PRESS)でも、ウマガの後がまとなるセンターが決まらない…というような見出しの記事がありました。どうなるんでしょうね…。ちなみに、我が家ではラウララは「高峰」と呼ばれていたりします…(^^;


試合結果:NZ 27 - 17 アイルランド



ニュージーランド・マオリ v スコットランドA


日曜日(6/18)のお昼から放送されたものを見ました。

この試合で目立っていたのは、ハーフ・バックス(スクラム・ハーフ)のスマイリー。昨年のNPC、オタゴで活躍、NPCのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに輝き、SUPER 14ではハイランダーズに入ったものの、カーワンの控えという位置づけになってしまっていました。そして、今回のセレクションでもマオリに…。しかし、この試合(前の試合もそうでしたが)の彼の球出しのテンポの良さ、そしてアタックのタイミングなどは、非常によかったと思います。案外、オールブラックスでもいける?なんて気になってしまったのですが…まだ早いか?

あとは、ハリケーンズで活躍していたパク選手。フルバックでの出場でした。自らのトライはなかったのですが、いいところでトライに繋がる走り、パスを連発。いい動きをしていました。

この中からオールブラックスになる選手が出るのか?楽しみです。

ちなみに、前述のスマイリー選手、我が家では「小原」と呼ばれています…(^^;


試合結果:NZマオリ 52 - 17 スコットランドA


18.6.06

宿沢氏のご冥福をお祈りいたします

パシフィック5ネーションズのジャパンの試合についての感想を見ようと、ラグビー好きの方々のブログを見ていたところ、このニュースにぶつかりました。


訃報:ラグビー元日本代表監督、宿沢広朗さんが急死(MSNニュース)


なんとも惜しい人を若くして亡くしてしまったとしか言いようがありません。とても残念です。今のジャパンは、宿沢さんの目にはどのように写っていたのでしょうか。

遥か南半球より、ご冥福をお祈りしたいと思います。



14.6.06

ラグビー関係のこぼれ話

Exciteニュースの世界びっくりニュースで、サッカーワールドカップの影響からサッカー関係の記事が多いなぁ…なんて思いながら見ていたら、ラグビー関係のニュースが2本も掲載されていた。ちょっとびっくり。



一本目はこちら。

素人ラグビー試合を喧嘩と間違え逮捕 ロシア


ロシアで、アマチュアラグビーをしていた人々が大規模の喧嘩に間違えられ、警察に逮捕された。


うーむ。ラグビーがロシアでまだまだマイナースポーツととらえるべきか、それともロシアのラグビーはかなり激しいととらえるべきなのか…(^^;(当然、前者なんでしょうけどね)


もう一本はこちら。

ラグビー試合乱入女性、ビキニを売って裁判費用に

ニュージーランドで10日に行われたラグビー試合中にビキニ姿でフィールドに乱入した女性はいま、ツーピースのスーツを身にまとっている。彼女は裁判費用をまかなうため、問題のビキニをネットオークションに出品したのだ。

リサ・ルイス容疑者(25)は、ハミルトンのワイカト・スタジアムで行われていたニュージーランドとアイルランドの試合終了直前、スチュアート・ディキンソン審判が試合終了の笛を吹く30秒ほど前にフィールドに駆け込んだ。試合は34-23でオールブラックス(ニュージーランド代表)が勝利した。

彼女は警察に取り押さえられ、警察に逮捕された。現在、治安紊乱行為の容疑で起訴されている。


ルイス容疑者は、ニュージーランドのネットオークションサイト「Trade Me」(www.trademe.co.nz)で、「その結果、私のビキニは罰金と法廷費用をまかなうために売りに出されています。みなさん私を助けてね」 と呼びかけている。

このニュースを見るまで、こんなことがあったって知りませんでした。

この試合、もちろん見ていました。しかし、実はこの日我が家でちょっとしたパーティーがあって、ビールをしこたま飲んでしまったため、後半には意識もうろう…ほとんど覚えてなかったりします。(なので、この試合についてのエントリがなかったりするのです)

しかしちゃんと見ていたはずのかみさんからも、この事件についての話は聞いていないので、おそらく(少なくとも地上波では)放送には入らなかったのでしょう。(ちなみに、ニュージーランドの地上波放送は生中継ではなく、時間を遅らせての放送なんです)

で、問題のビキニのページはこちら。実際に係員にタックルされている写真なんかもこちらのページに掲載されています。

しかしなんつーか、こういう事件を起こしてTrade Meで売るってパターン、もうやめにして欲しいなぁ…。なんだかニュージーランド人の良識を疑われるような気がする…(^^;

もし、この女性の裁判費用を負担してあげたいという方がいれば、私が代理入札してもいいので、コメント下さい…(嘘)


U21 Championship : England 21 v New Zealand 21

ニュージーランド時間の午前5時(日本時間だと午前2時)から、IRB UNDER21 WORLD CHAMPIONSHIPのイングランド v ニュージーランドの試合がLive中継された。ほとんどのラグビーのLiveはSKY(衛星放送)だけとなっていることもあり、こいつは見なきゃ!と思い、早起きして見てみた。(残念ながら我が家にはビデオがないので、録画して後で見るということができないことも見ようと思った理由のひとつだったりする)

なかなかの熱戦。この中から将来の代表選手が出て来るんだろうなぁ…なんて思いながらの観戦だった。



前半6分、イングランドがPGのチャンスを得るもこれを失敗。しかしドロップアウトからイングランドが一気にニュージーランド陣内に攻め込み、ゴールまであと1mというところに迫るも、ニュージーランドが必至のディフェンスで守りきる。その後、イングランドはPGのチャンスが3回あったのだが、いずれも失敗。最初3回はウィルコのような構えをするスタンド・オフの選手が蹴っていたのだが、あまりにも決まらず、最後はNo.8が蹴っていた。(失敗だったが…)結局、この前半の得点機をことごとく逃したイングランドは、試合の流れもつかみ損ねたのではないだろうか。

対するニュージーランドは、前半15分にPGを決めると、24分には自陣22m付近でのターンオーバーから一気にイングランドゴールまでボールを運びトライ。その後も2回のPGを決めて、前半を0-16のリードで折り返すことになった。PGをきっちり決めて日か離して行くのもさすがだったが、前半6分のディフェンスを含め、イングランドに得点を与えなかったディフェンスが光っていたように思う。

後半もニュ−ジーランドペース。45分、50分とトライを立て続けに奪って、0-26と大きくリード。64分にPGのチャンスを得ると、きっちりPGを狙い0-29とほぼ勝負を決定づけた。このPG、点差を考えればPGを狙わず、トライ狙いでいいのではと思ったのだが…。

そしてこの後、ニュージーランドは安心した…というわけでもないのだろうが、イングランドに2トライ(2ゴール)を許してしまう。しかし説きすでに遅し。結局14-29でニュージーランドが勝利を収めた。

この試合を見ながら、この両チームがジャパンと対戦したら、どうなるんだろう・・・などと思ってしまった。まぁそれはともかく、日本も本当に若手を育成したいなら、こういう大会に参加させてもらって、本当の意味で若手に経験を積ませた方がいいんじゃないだろうか。


ところで、今日のクライストチャーチは寒く、部屋の中でも息が白くなるくらいであった。電気ストーブをつけての観戦だったが、それでも寒くて試合終了後にはまた布団にもぐりこんでしまった…。


13.6.06

まったく…

カチンときたので思わずエントリ。


ラグビー日本がイタリア大敗に強化担当理事が陳謝(SANSPO.COM)


普通ならリンクだけにしておくが、こんな馬鹿げた記事が載ったということを残しておくためにも、全文引用させていただく。



日本ラグビー協会の理事会が12日、東京都内で開かれ、前日イタリア代表に6−52で大敗した日本代表に一部理事が苦言を呈した。

真下昇専務理事は「試合中の選手の態度について緩慢との指摘があった。代表の自覚を持って、粘り強さを見せてほしい」と要望。同様の声が挙がった理事会では「今は若手のテストも兼ねているので、ご容認いただきたい」と浜本剛志強化担当理事が陳謝した。

真下氏は「(エリサルド・ヘッドコーチの)交代を求めるものではない」と現体制の維持を明言したが、森喜朗会長は「まあいろいろある」と渋い表情だった。



絶句・・・



専務理事。あんたにそんなこと言われたくない…と選手は思うんじゃないの?少なくともあんたが“批判”めいたことを口にするなんて許せない。


強化担当理事。誰に対しての陳謝?それから“若手のテストだから容認してくれ”って、本当にそうならファンに対してもそう言いなよ。理事会なんかじゃなくてさ。


あと、別のニュースのHCが「日本の選手は『アマチュア』だから仕方ない」とか言ったとか言わないとかいう記事。(日本代表、接点弱く戦術も不徹底 イタリア戦 Asahi.com

この『アマチュア』発言、真意はわからいけれど、単純にお金をもらってプレ−する所謂プロではないということではなく、ラグビーに関する知識とか能力とかいう面でまだアマチュアだと言ったように思える。

だからさ、“仕方ない”じゃくて、それを“プロ”にするのがあんたの役目だろうが!


と、思わずカチンときた勢いで書いてしまいました。


イタリア戦…

先週末はオールブラックス v アイルランドのテストマッチはあったし、チャーチルカップのニュージーランド・マオリの中継が地上波であったし、ダイジェストだけどセブンズがあったりと、ニュージラーンドのラグビーファンにとっては、なかなか盛りだくさんの週末でありました。

そして個人的には、ジャパン v イタリア、どうなるか期待していたのですが、結果をネットを見てがっくり…



いやね…実力的にイタリアの方が上なのはわかっていたので、敗戦ということ自体には大きなショックはない。しかし、この点数差はちょっと…

今回もネットでいろいろと感想などを拝見したものの、あまり光明が見えてこないようで…Jrオールブラックスとの試合、非常に不安になりました。もうチケット届いちゃったのに…(T_T)

とりあえず雑感。



  • 協会に掲載されている会見リポートで、HCのしてきたことに問題があるのではと聞かれて、『私にも当然、問題はあります。しかし私個人の問題ではなくう、日本のラグビー全体の問題だと考えます。』という発言。おいおい。それをどうにかするのがあんたの仕事だろ。

  • 後半にジャパンはPGで点を入れていますが、この段階ですでにほぼ30点差がついていたことを考えれば、このPGはあまり意味がないように思えるのですが?試合を見ずに言うのもなんですが、こんなことするから、わけわからんとか言われるのでは?
  • なんだか、本当にジャパン、弱くなっているような気がする。“負けたけどいいゲームだった”という言い方は好きではないけど、そういうことを言えた頃が懐かしくすら感じる

9.6.06

さらば…クリス・ジャック…

さて、今テストマッチシーズン真っ盛りの昨今(?)ですが、昨日夕方のスポーツニュースのトップニュースはこれでした。


Jack set to switch provinces


クルセイダーズ、そしてオールブラックスでもおなじみのクリス・ジャック選手が、今シーズンから導入されるサラリー・キャップ制度の影響で、所属協会がカンタベリー協会からタズマン協会に変更になった(タズマン協会と契約した)というお話。

クルセイダーズには残るようですが、カンタベリーファンの私としては、ちょっと残念です。



昨年までのNPCは、今年からAir New Zealand Cupとなり、方式も大きく変わります。(英語での解説はallblacks.comのこのページに、日本語での解説はニュージーランド ラグビーブログのこのページにあります)そして、このシステム変更に合わせて、Air NZ Cupについては、各地域協会の契約選手に関して、サラリー・キャップ制が導入され、その影響でクリス・ジャック選手がカンタベリーから出ることになってしまったようなのです。

クリス・ジャック選手のプロフィールを見ていただければわかるように、彼は根っからのクライストチャーチっ子。その彼がカンタベリーではなくタズマン協会(ネルソンベイ協会とマルボロー協会が合わさってできた協会らしいです)に移籍とは…。

ジャック選手は、直接会ったことがあることもあって、私の好きな選手のひとりです。なので、カンタベリーを離れてしまうのは寂しいですが、彼のことはオールブラッックで、そして引き続きプレーすると言われているクルセイダーズで、応援して行きたいと思います。


8.6.06

ちょっと…どうなのよ。協会さん…

昨日、今週末に行われるテストマッチ「ニュージーランド v アイルランド」のメンバーが発表されました。(All Blacks announce team to play Ireland in first Test:allblacks.com
特にフランカーのマーティー・ホラが注目されているようで、こちらの「Holah back in black」という記事では、コーチのスティーブ・ハンセンは、フランカーがオープンサイド/ブラインドサイドというやり方になるか、右/左となるか明言していない…なんてことが書かれいているようです。(ごめんなさい。あたまの方をざっくりとしか読んでません…)

で、もうちょっと真面目に記事を読んで、オールブラックス関係の話を書こうかと思っていたのですが、なにげに何気なく見た「日本ラグビー協会」のサイトでビックリ!



トップページには、次に行われる「日本代表 v イタリア代表」について、こう書かれていました。



4月のワールドカップアジア地区予選でアラビアンガフル代表・韓国代表、5月のリポビタンDチャレンジではグルジア代表を撃破し波にのる日本代表。トンガとの試合に続いて強豪イタリア代表と対戦します。



上記の太字は、引用者(私)がつけました。

“波にのる日本代表”…。確かにアラビアン・ガルフ、韓国、グルジアと勝ちましたね。でも、この間のトンガとの試合、私がネットで評判を見る限り、どう考えても“波にのる”チームの試合ではなかったと思うんですけど。波にのってるチームだったら、仮に負けるとしてももう少し僅差の試合になったのでは?

更に、イタリア戦のイベント情報のページにも、



2006年度も「共に戦え。」をキャッチフレーズに、4月に行われたワールドカップアジア地区予選でアラビアンガフル代表と韓国代表、5月に行われたリポビタンDチャレンジではグルジア代表を次々と撃破し、波にのる日本代表の次の相手は2年前にも来日した強豪イタリア代表。



ですと。

まぁね。なかなか日本協会のサイトで『トンガ戦では情けない試合をしてしまいましたが、今度のイタリア戦は違います。』みたいな書き方はできないだろうなと思いますよ。やはりイタリア戦に期待してほしい、なるべくいい情報を全面に出してお客さんを集めたいという気持ちがあるのかもしれませんが、私はこの書き方を見て「あぁ、やっぱり協会はわかってないんだなぁ…。トンガ戦もこういうこともあるさぐらいにしか思ってないんじゃないかなぁ…」と思ってしまいましたよ。“波に乗ってるチーム”が、過去最多の得失点差で負けて、IRBのラインキングも落としているんですから…。

前述の通り、あまりマイナス面を出すコピーは書きたくないとしても、もう少し違った書き方をしてくれないと、なんだか応援する気力が奪われるんですけど…。少なくとも、“日本ラグビー協会”とは“共に戦い”たくないと本当に思ってしまいました。


6.6.06

パシフィック5ネーションズ 開幕

スーパー14が終わり一息ついたのもつかの間、オールブラックスNZマオリJrオールブラックスの発表、マソエがチャーチのバーもめたのをウマガが止めた事件、NZマオリがワラタスに勝利、前述のウマガが争いと止めた事件で使われたハンドバックがオークションで高額落札…などなど、おそらくサッカーのワールドカップで盛り上がっている日本とは対照的に、やはりラグビーの話題が中心のニュージーランド。

これらの話を書く前に気がつけばパシフィック5ネーションが開幕しました。残念ながらニュージーランドでは地上波での放送はなし。しかし、開幕戦のフィジー v Jrオールブラックスの試合は、夜のスポーツニュースでも取り上げられていました。まぁJrとは言え、メンバーはスーパー14で活躍した選手がならんでいます。やはり15人制ではフィジーには負けませんね。

そしてジャパンも開幕戦。これもSKYでは放送があったのですが、当然地上波では放送なしということで、ラグビーファンのブロガーの方々のエントリを楽しみにしていました。が、結果を見て愕然…



なんかスコアを見たときにがっくり…更に、後半にがっつり点を取られているのを見てがっくり…。結局、何もかわってないのかい?ジャパンは?前半はいいけど、後半に離される…何試合そんな試合を見ただろう…試合自体は見ていないので、プレ−どうこうを言うことはできないというか避けますが、負けるにしたってこれはないだろうというのが正直な感想です。

そして、いろいろな方のエントリを拝見しましたが、その中の「心に花の咲くところ」の「残念というより…」というエントリに非常に共感しました。本当に何度こんなことを繰り返せばいいんでしょう…。

しかし、私も結局諦めきれずにジャパンを応援してしまうのです。

今日、ダニーデンで行われるJrオールブラックスとの試合のチケットをネットで購入しました。かみさんと友人夫妻(お子さんも)で、“ジャパン”の応援に行きます。

はっきり言って、“悪夢を”しかも“目の前で”見るのではないかという不安すら出てきています。それでもジャパンのレプリカジャージで応援に行こうと思います。

どうか“きちんとした試合”が見られますように。とりあえず、それだけお願いしたいと思います。


参考にさせていただいたブログとエントリ