またまたCNETからです。
大学教授でありバイオベンチャーの取締役を務める森下氏は、「ベンチャー企業の問題点は、“世の中に必要なものは何か、何があれば何を解決できるのか”といった視点が先にくるべきなのに、“われわれはこんなにすばらしい技術を持っている”ということが先に来ていることだ」と述べた。優れた技術を持っていることはベンチャーが成功するための必要条件のひとつでしかなく、技術が必ずしも成功に結びつくわけではないことを警告する。
そりゃそうだ。どんなに優れた技術でも、使い道がなければしょうがない。
記事の発言を見ていると「そんなこと当然じゃん?」というようなことがけっこう語られているように感じたのだけれど、その「当然」がなされてないってことなのかなぁ…。こういうのが記事になるってことは。
あと、
…藤沢薬品の青木氏は、日本企業の給与体系の均一化を何とかすべきではないかと述べる。米国在住も経験した同氏が感じたのは、「日本人は非常に優秀である」ということ。にもかかわらず、「この会場にいる最高給与所得者と最低給与所得者の差はそれほどないだろう」という。
っていう発言があったようですが、もちろん賃金の差がないっていうのは、ある意味問題なんだけど、仕事のモチベーションは賃金だけではないでしょう?ノーベル賞もらった田中さんだって、けして高い賃金をもらっていたわけではないようだし。なんだか「勝ち組、負け組」なんて言葉もそうだけど、どうも「お金をかせぐ」っていうことが一番大切みたいな風潮を最近感じることが多いけど、そういう世の中になっていいのかなぁ…。お金がないことは、それはそれで問題だけど、あればいいってもんでもないでしょう。
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