28.10.07

言い訳


[米フロリダ州シルバースプリングスショアーズ 23日 AP] 23日、通気孔からコンビニエンスストアに盗みに入ろうとした男が、身動きが取れなくなった。10時間も必死で助けを求めてようやく救出された。

<中略>

ムマニは「通気孔からネコの泣き声が聞こえたんだよ。ネコを捕まえようとしたんだ」と処方箋が必要なクスリを盗もうとしたという容疑を否定した。ムマニの救助には1時間半ほどの時間がかかった。切り傷をいくつか作ったが、健康状態は良好だ。

「ネコを助けようとしただけだ、泥棒じゃない」!?(エキサイトニュース)より

この記事からだけでは、必ずしも言い訳と判断できないし、通気孔にネコが入るというのも、あながちないことではないとも思えますが、まぁ言い訳なんでしょう。10時間もはまっていれば、これくらいの言い訳を考える時間もあるでしょうし。

ところで、この話を読んだとき、ふと、前に勤めていた会社の先輩の“言い訳”話を思い出してしまいました。




その先輩、非常に仕事はできる人だったのですが、けっこう遅刻することが多い人でした。この先輩とは、入社してしばらくしてから一緒に仕事をしたのですが、一緒に仕事をするようになった頃はフレックスタイム制になっていたので、まぁよかったのですが、それ以前、つまりフレックスではなかった頃も、しっかり遅刻していたようです。

で、その先輩、遅れたときに仮に寝坊であったとしても、そのまま「寝坊しました」なんてことは言わず、きちんと“言い訳”をしたそうです。と、言っても、寝坊をごまかそう、怒られないようにしようという“言い訳”ではなく、“笑わせるような言い訳”を一生懸命考えてしていたそうです。

私が聞いた中で覚えているのは…

「すみません。昨晩家に帰るとき、なんだか不思議な光を見つけたので、それを追いかけて行ったんですけど、さっき気がついたら会社の前にいました。その間の記憶はまったくないですけど…」

「すみません。今朝起きたら家のドアが凍り付いていて、開けるに手こずってしまいました…」

んな、あほな!と突っ込みたくなる言い訳ですが、そこがいいところでしょう。こんな言い訳をしたら、あなたの上司が冗談がわかる人だったら、笑って許してくれるかもしれません。もちろん、許されなくても、責任はとれませんけどね…



2 件のコメント:

  1. かるろす まこう31.10.07

    まあ気の利いたいい訳でもアカンとは思うのですが、
    シャレにならないのはねぇ〜。
    最初、ホントに身内が亡くなって休む事になった人間が、
    その後、休み癖がついてしまって
    次々、親戚死なせて行った子がいてましたよ。
    遅刻じゃないですからね。
    雑誌で読んだんだと思うんですが“先祖代々の樹が倒れて・・・”うんぬんかんぬんで・という具合に遅刻のいい訳をしたという例があったそうです。
    休み癖がついた子がどうなったかというと結局そのまま辞めていったようですね。
    辞める以前に、その子(女の子)と話した中で失恋して一週間泣きまくって会社を休んでいたというのを聞いていたので元々社会人としてダメな子だったかもしれません。
    遅刻するのが大嫌いな人間だったので、夢の中で学校に遅刻しそうになる夢ってよく見ましたねぇ〜。
    どこか自分自身を脅迫していた証拠でしょうか?

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  2. お返事遅くなり、すみません>まこう様
    誰かを殺して(って、もちろん言い訳でですよ)休むのはいかんですね。
    私も遅刻は嫌いです。しかも羊のように小心者なので、今でも仕事に遅れる夢をたまに見ては、驚いて起きたりします。なんだかなぁ…。

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