8.12.03

TOP LEAGUE と 早明戦

昨日、久しぶりに秩父宮ラグビー場へ、TOP LEAGUE 第6節の2試合、「東芝府中ブレイブルーパス vs 近鉄ライナーズ」と「リコーブラックラムス vs セコムラガッツ」を観に行った。
そして、今日はNHK(久しぶりの地上波!)で、大学ラグビー「早稲田大学 vs 明治大学」を観戦。

ちょっと、考えてしまったこと。

昨日の関東地方は曇り空。前日の天気予報で言われていたような雨はなかったものの、比較的寒い一日だった。
そんな中、秩父宮ラグビー場へ、TOP LEAGUEの試合を観に行ったのですが、場内はかなり閑散とした感じ。ま、天気もそれほどよくなかったこともあるものの、ちょっと寂しさを感じずにはいられない人数でしたね…。明らかに、先週のApple Store Ginzaに並んでいた人の方が多かったでしょう…。
そして、今日は国立競技場での早明戦。早明戦は一種独特の雰囲気があり、(どちらのチームも)他の試合では今ひとつのできが続いていても、このゲームだけは妙にいい試合をしたりするという、まさに“伝統の一戦”ではあります。日本のラグビーファンの多くが注目する試合でもあります。
場内もかなりの大入り。一時ラグビーブームだったころの超満員とはなっていないものの、“万”単位の人たちが観戦していたと思います。
これって、サッカーに例えれば、J LEAGUEよりも大学サッカーに多くの観客がいることと同じです。もちろん、歴史的なものや、大学ラグビーの場合(特に早明戦の場合)、同校の学生たちが応援に来ますので、社会人よりも観客が集まるのもやむを得ない部分もあるかもしれません。
しかしです。やはりここに、日本ラグビーのひとつの構造的な問題点が見えてしまいます。
せっかくTOP LEAGUEが開幕したのに、日本ラグビーのまさに“TOP”にならなければならない試合にはなかなか人が集まらず、学生ラグビーに人が集まる…。
そして、おそらく今夜のスポーツニュースでも、早明戦は多くのテレビ局でとりあげられると思いますが、TOP LEAGUEの試合結果などは、おそらくテレビ東京系くらいしかやらないのではないでしょうか…。
やはりこれではいけません。
大学ラグビーも、もちろんいい試合はあります。しかし、(すべての試合とまでは言いませんが)より高いレベルのプレーをしているTOP LEAGUEをもっと宣伝して、多くの人にラグビーを知ってもらい、そしてグランドに足を運んでもらわなければ…。
ラグビー協会の更なる奮起を期待します。
そして、私ももっとグランドに足を運びたいと思います。
��おまけ)
実は、土曜日の二試合。テレビ神奈川で放送がありました。
ビデオに撮ってみてみたところ、わずかではありますが、私とかみさんも映ってました…(^^;

29.11.03

みんなのラグビー観戦講座(6−完)

今まで5回にわたって書いてきました「観戦講座」。いよいよ最終回です。
最終回は「その他の反則とレフリング」です。

■ その他の反則
今までの説明の中でふれられなかった反則を少しだけ。
オブストラクション
これは、“相手の邪魔をする”プレーです。
いろいろなパターンがありますが、主にはオフサイドのプレイヤー(昨日ふれたように、ボールより前にいるプレイヤー)が、ボールを持ったプレイヤーとの間に入り、タックルの妨害をしたりすると、この反則となります。これは“重い反則(ペナルティー)”です。
危険なタックル
守備側(ボールを持っていない側)は、ボールを持っているプレイヤーをタックルで止めようとしますが、この時、首付近から上にタックルに入ったり、相手に腕を回さずに体(肩)だけであたりに行ったりすると、危険なタックルと見なされて反則となります。これも“重い反則(ペナルティー)”です。
もうひとつ。キックしたプレイヤーに、キック直後の不安定な状態でタックルに入ったりした場合も、ペナルティーになります。
ノット・テンメーター
ペナルティーを犯したチームは、ペナルティーを取られた地点から10m下がらなければなりません。下がらないうちにプレーをしてしまうと、この反則をとられ、またペナルティーとなります。ペナルティーをもらったチームが、すぐにボールを軽く蹴って攻撃するシーンが見られますが、この時、ディフェンス側がこの反則をしてしまうことがよくあります。
■ アドバンテージルール
今まで、いろいろな反則の話を書きましたが、ラグビーには“アドバンテージ”ルールというのがあり、実際は反則を犯しても、すぐにその反則をとられることはありません。(ただし、“危険なタックル”のような場合は、レフリーの判断により、すぐに反則をとる場合もあります)
これは、反則が“軽い反則”でも“重い反則”でも同じで、まずは様子を見ます。様子を見ているうちに、反則を犯したチームの相手チームに有利な状態でプレーが進むと、その反則をとらずに、その後もプレー続行となります。この、レフリーが様子を見ている状態を、“アドバンテージを見る”と言います。
ちなみに、このアドバンテージを見てる状態の時、レフリーは反則された方のチーム側の腕を横にあげます。この状態でプレーを見て、有利にならなかった(アドバンテージがなかった)場合、笛を吹いてプレーを止め、反則のあった地点で、それぞれの反則にあった指示をします。
逆に有利になった(アドバンテージがあった)場合、レフリーは横にあげていた腕をおろします。つまり、レフリーが腕をあげている間は、アドバンテージを見ている状態となるわけです。プレー中に、レフリーが腕を横にあげたら、それは何らか反則があったということですから、注意が必要です。
■ イエローカード(シンビン)
サッカーのように、ラグビーでもイエローカードが導入されました。これは、危険なプレーや、再三にわたるレフリーの注意があったにもかかわらず、同じ反則を繰り返す場合などに出され、出されたプレイヤーは、10分間の退場になります。イエローカードを出すか、注意だけにとどめるかは、レフリーの判断にまかされています。
ちなみに、一発退場のレッドカードもあるようです。
■ レフリング
イエローカードや、ノックオン/スローフォワードの時もふれましたが、ラグビーではレフリーが非常に重要な役割を果たします。レフリーの判定次第で、大きくゲームが傾くこともしばしばです。
最近、TV中継でレフリーにマイクをつけて、レフリーのしゃべっている声が放送されるようになりましたが、レフリーは単純に反則をとるだけでなく、ゲームをうまく進めていくために、注意をしたり、指導をしたり、熱くなっているプレイヤーをなだめたりと、プレイヤーといろいろ会話をかわします。これにより、プレイヤーもレフリーがどういうところを注意しているのか、どういう場合に反則を取るのかという、レフリーの“くせ”のようなものをつかみます。
“うまい”レフリーは、ゲームの流れを大事にし、微妙なプレーの場合は反則をとらずに流したりします。他のスポーツ以上にレフリーの“うまさ”で試合がおもしろくなったり、おもしろくなくなったりするところも、ラグビーのおもしろいところかもしれません。
��=======
以上で、この連載を終了したいと思います。
まずは、読んでいただいた皆様、ありがとうございました。
ちょっと見直すと、説明の順番とか、用語の使い方とか、説明の仕方とか、さまざまなところで読み苦しいところが多々あったことと思います。
もっと、図を入れたりすれば、わかりやすいところもありますが、今回は文章のみの説明としてしまい、わかりにくいところも多かったように感じています。
さらに、本当はもっと簡単に説明しよう、細かいところははしょって…と考えていたのですが、気がつくと細かいことまで書いてしまったりして。
いろいろと不備があったところは、時間を見て、別な形でまとめたいと考えています。(いつになるかわかりませんが…)
今回の連載を見ていただき、ちょっとでもラグビーに興味を持っていただき、TV中継やグランドに足を運んでいただければ幸いです。

28.11.03

みんなのラグビー観戦講座(5)

いよいよ5回目となりました。
今回は、おそらくわかりにくいであろう“オフサイド”の話です。

■ オフサイドの考え方
兄弟スポーツであるサッカーにも“オフサイド”があるように、ラグビーにも“オフサイド”があります。
サッカーのオフサイドは、「ディフェンス側のキーバーを除く最後尾の選手よりゴール側にいる選手にパスを出してはいけない」みたいな感じだと思います。
では、ラグビーはと言うと、「攻撃方向に向かってボールより前にいるプレイヤーはオフサイド」となります。これが基本的な考え方です。
しかしこれでは、例えばスクラムからボールがバックス(スクラムに入らず、後ろに並んでいるプレイヤー)に回った時、スクラムを組んでいたプレイヤーはみんな“オフサイド”ということになってしまいます。でも、これでペナルティーにはなりませんよね。
もう少し正確に言うと、「攻撃方向に向かってボールより前にいるプレイヤーはオフサイドのプレイヤー」となります。“オフサイド”のプレイヤーは、プレーに参加しなければ反則(ペナルティー)にはなりません。逆に言えば、ペナルティーにはなりませんが、プレーには参加できません。なので、ボールが出ると、ボールを持ったプレイヤーより後ろになるような動きをするのです。
上記でオフサイドは“ペナルティー(重い反則)”と書きましたが、ボールを持ったプレイヤーが前にいる(オフサイドの位置にいる)プレイヤーにぶつかってしまった場合は、ペナルティーではなく“軽い反則”になります。これを“アクシデンタル・オフサイド”と言います。あくまで、アクシデント(ミス)ということで軽い反則になるのです。しかし、これ以外はオフサイドは基本的に”重い反則”となります。
と、オフサイドがこれだけの説明ですめば簡単なのですが、プレーの状態によってちょっとずつ“オフサイド”となる状態が変わってくるのがラグビーのちょっと複雑なところです。以下、それぞれの場面に応じたオフサイドを見ていきます。
■ ボールを蹴った場合のオフサイド
例えば、自陣の最もゴールに近いプレイヤーがボールを相手陣めがけてフィールド内にボールを蹴ったとします。
この時、このプレイヤーより前のプレイヤーはどうなるでしょうか?
そうです。みんな“オフサイドのプレイヤー”となり、このままではプレーに参加できない状態となってしまいます。
先のオフサイドの基本を考えれば、ボールが頭上を超えれば大丈夫なような気がしないでもありませんが、これではボールをキャッチする方が不利になりますので、ボールが頭上を超えただけではプレーに参加できません。実は、“ボールを蹴ったプレイヤーの後ろ”に行かないといけないのです。
そこで、ボールを蹴ったプレイヤーは、相手陣めがけて(蹴ったボールを追いかけて)走っていきます。ここで、このボールを蹴ったプレイヤ−に追い抜
かれたプレイヤーは“オンサイド(オフサイドの逆)”となり、プレーに参加できるようになります。逆に言えば、どんなに蹴られたボールのそばにいるプレイヤーも、いきなりそのボールをキャッチしに行ったりしてはいけないのです。(これをしたら“オフサイド”になります)
ちなみに、オフサイドのプレイヤーはボールの落下地点から10mの範囲に入ってはいけません。これをした場合“オフサイド”を取られます。
また、ボールをキャッチした相手プレイヤーが10m以上走った場合、オフサイドは解消され、全員がプレーに参加できるようになります。
■ 密集でのオフサイド
次は、密集(スクラム、モール・ラック)のオフサイドです。
スクラムの場合、スクラムを組んでいる選手は、スクラムを組んでいる間(ボールがスクラムから出ていない間)は、ボールが後ろに行ってもオフサイドにはなりません。また、ボールをスクラムに入れるプレイヤーは、スクラムに入ったボールとゴールに平行な仮想の線がオフサイド判定の基準(オフサイドライン)となります。ようは、ボールより前でプレーしてはいけないということです。相手側(ボールを入れない側)の同じような位置にいる選手も同様です。
これ以外の(基本的にはバックスの)プレイヤーは、スクラムの最後尾の選手の後ろ足とゴールに平行な仮想の線がオフサイドラインとなり、これより前に出ることはできません。ですので、ディフェンス側(ボールを入れない側)の選手は、スクラム最後尾の選手のあたりに、真横に並んで相手が来るのを止めようと待ち構えるのです。
ボールが出たとき、このオフサイドラインより前にいたプレイヤーがディフェンスしようとして前に出ると、オフサイドを取られます。(“ライン・オフサイド”なんていう言い方をしたりします)
モール・ラックの場合も、同様の考え方になります。ですので、モールやラックが形成された場合、ディフェンス側の選手は、そのモール・ラックの最後尾の選手より前に出ないようにしなければなりません。(ここがオフサイドラインになります)
スクラムとモール・ラックでちょっと違うのは、基本的にスクラムは8人で組んで、途中から人数が増えるということはほとんどありませんが、モールやラックは、次々とプレイヤーが密集に入ります。ここで、前述のオフサイドラインより前から密集に参加することはできません。つまり、前や横から密集に入ることはできず、後ろから入る必要があります。密集に入ったプレイヤーがオフサイドの判定をされるのは、ほとんどこの“横は入り”で取られています。
��ちなみに、斜め後ろ(オフサイドラインより後ろ)から入るのは、一見よさそうですが、密集に加わるときは“後ろではなく横”に入ることになるので、やはりオフサイドになります)
■ ラインアウトのオフサイド
昨日の説明の中で、「ラインアウトに参加していないプレイヤーは、ラインアウトから15m下がらなければいけない」ということを書きましたが、このラインアウトから15mはなれた仮想のラインがオフサイドラインになります。ラインアウトが解消される前に、このオフサイドラインを超えた場合は、オフサイド、ということになります。
��=======
以上のように、ケース・バイ・ケースで、オフサイドの判定基準となる“オフサイドライン”の位置が変わってきます。これが、オフサイドをわかりにくくしているのではないかと私は思っています。しかし、“基本(ボールの前のプレイヤーはプレーできない)”と、“密集などのポイントでは最後尾のプレイヤーのところがオフサイドライン”というあたりがわかれば、ずいぶんとわかりやすくなるのではないかと思うのですが…いかがでしょうか?
さて、いよいよ次回は「その他の反則とレフリング」についての説明をして、この連載を終了したいと思います。
��もし、本稿で誤り等、お気づきの方がいらっしゃれば、コメントお願いいたします。また「こういう場合はどうなるの?」と言った質問も大歓迎です!>

27.11.03

みんなのラグビー観戦講座(4)

他に書きたいネタもあったりするのですが、まずはこいつを一区切りさせねば…。
と、いうことで、4回目。今回は“タッチ”と“ラインアウト”からです。

■ まずは“タッチ”について
さて、前回も書いた通り、ボールがタッチラインの外に出ることを“タッチ”、その後ボールをいれるプレーを“ラインアウト”と言います。
タッチに出たら、“通常”ボールが出た地点でラインアウトとなります。この“通常”っていうところがミソ。
実はつねにボールが出た位置ではないのです。
蹴ったボールが、一回以上グラウンド内(ちなみにタッチライン上はタッチなので、このラインより内側となります)に落ちてから出た場合は、基本的にタッチから出た(以降、“タッチを割る”と表現します)地点でラインアウトになります。
しかし、直接タッチを割った場合、ボールを蹴ったプレイヤーの位置によって変わってきます。
ボールを蹴った位置が、自陣の22mラインより内側(ゴール寄り)から蹴った場合、タッチを割った地点(タッチラインを超えた地点)でラインアウトとなりますが、22mラインより外側(ハーフウェイライン寄り)で蹴った場合は、ボールを蹴った位置でのラインアウトとなります。これを“ダイレクトタッチ”という言い方をします。ただし、ペナルティ(重い反則です)から直接タッチを狙った場合については、22mラインの外側でもボールが出た位置になります。
タッチラインの横には“タッチジャッジ”という、タッチラインを見ている審判がいます。このタッチジャッジが旗を頭上に普通にあげた場合は、タッチを割ったことを意味し、旗をあげて立った位置でラインアウトになります。上記の“ダイレクトタッチ”の場合、タッチジャッジは、まず旗を頭上で横にして持ちます。そして、あらためてラインアウトの位置(この場合、ボールを蹴った位置)に戻り、旗を頭上に普通にあげます。
それから、キックでタッチを割った場合について書きましたが、ボールを持ったプレイヤーがタッチラインを踏んだ(あるいはタッチラインの外に出た)場合もタッチを割ったことになり、ラインアウトになります。
■ ラインアウト
さて、タッチを割った場合、ラインアウトでボールをいれることはすでにふれました。
では、どっちのチームがボールを入れるのでしょうか?
基本的には、ボールを出したチームと反対のチームがボールを入れます。ただし、例外的にペナルティーからのタッチの場合は、蹴ったチームのボールとなります。
タッチジャッジはラインアウトの位置で、旗を頭上にあげると同時に、ボールを投げ入れるチーム側の腕を水平にあげます。ですから、タッチジャッジの仕草を見れば、どちらがボールを入れるチームなのかがわかります。
ラインアウトは、タッチの位置からゴールラインに平行に両チームのメンバーが並び、並んだ中央にまっすぐ(並んだラインと平行に)投げ入れなければなりません。これを自分のチーム側や相手チーム側の方に向かって投げ入れた場合、“軽い反則”になり、相手ボールのスクラムとなります。(厳密には選択制なのですが、通常スクラムを選択します)
日本のラグビーの試合で、よくこのラインアウトで「さん、はち、ごー、さん!」とか言っているシーンがありますが、これはサインで、ボールを投げいれるプレイヤーが、どの位置にボールを投げ入れるか、サインで味方に教えているのです。
ラインアウトに並ぶプレイヤーの人数は、投げ入れる側が決めてかまいません。相手チームは、投げ入れる側の人数以下の人数とする必要があります。また、ラインアウトで並ぶ際、相手との距離とかプレイヤー間の距離なんかもルール上決まっていますが、プレーをするならともかく、観戦するだけなら、それほど重要ではありませんので、ここでは割愛します。
それから、ラインアウトに参加しないプレイヤーは、タッチからボールを投げ入れる(仮想の)ラインから、15m下がらなければいけません。
これは、両チームともです。ラインアウトが終了する(ラインアウトが解消される)まで、この位置より前に出ることはできません。
■ ラインアウトはいつ終わる?
ラインアウトは、ボールがラインアウトに並ばずに後ろで待っているプレイヤーに渡された時、ラインアウトは解消します。
では、ボールをキャッチしたプレイヤーがつかまって、モール状態となった場合はどうなるのでしょうか?
もちろん、モールからボールが出れば解消となるのですが、このモールが動いて、どちらかのモールに参加している最後尾のプレイヤーの足が、タッチからボールを投げ入れるライン(タッチジャッジの位置)を超えた場合もラインアウトは解消されます。
ラインアウトが解消された場合、タッチジャッジはあげていた旗をおろします。また、レフェリーはボールが投げ入れられると腕を横にあげたりしますが、ラインアウトが解消されると、この腕をおろします。ですから、後ろに並んだプレイヤーはこれらのジェスチャーを見ながら、前に出ます。観戦する際も、レフェリーやタッチジャッジを見れば、解消のタイミングがわかります。
■ ノックオンとスローフォワード
さて、ラインアウトからボールが後ろに並んだプレイヤーに渡されました。
第2回にも書きましたが、ボールを前にすすめるためには、持って前に出るか、キックするしかありません。前にボールを投げることはできません。
しかし、ボールを渡そうとしたプレイヤーとの息があわず、微妙に前に投げてしまった…この場合、“スローフォワード”という軽い反則になります。
また、投げたボールを前に落とした場合、“ノックオン”となり、やはり軽い反則になります。
��本当はこの反則はもっと前に書かないといけなかったような気がしますが…)
これら(スローフォワードとノックオン)がわかりにくいというコメントを、別のエントリでいただきました。
確かに、「解説者がスローフォワードと言っているけど、前には投げてないんじゃない?」とか「下にあるボールをとりそこねただけなのに、ノックオンになるの?」といったことがあると思います。
結論から言うと、これはレフェリーがそう判断したらそうなの!ということなのです。
レフェリーの位置によって、真横に投げたはずのボールがスローフォワードとなることもありますが、それはそれとして、判定には従わなければなりません。ノックオンも同様です。
ノックオンについては、ボールの拾い上げのミスやキャッチミスで真下に落とした場合、下にあるボールにちょっと触って前にころがったなど、明確に後ろに落とした場合以外は、ノックオンをとられる場合が多いと思います。
��======
さて、こんな感じでゲームは進んでいきますが、ラグビーにもサッカーと同様に“オフサイド”があります。
この“オフサイド”が、ちょっと面倒くさいことになっていて、おそらくこれがラグビーを難しいと言わしめている原因ではないかと私は思っています。
次回は“オフサイド”について、説明したいと思います。
��もし、本稿で誤り等、お気づきの方がいらっしゃれば、コメントお願いいたします。また「こういう場合はどうなるの?」と言った質問も大歓迎です!>

26.11.03

みんなのラグビー観戦講座(3)

RWCは終わってしまいましたが、日本ではTOP LEAGUE 開催中ですし、まだまだシーズンまっただ中!
と、いうことで3回目に行きたいと思います。

さて、前回はキックオフされたボールを受けた人の周りに人がよってきた…というところで終わりましたので、その続きの前に、タックルについてちょっと触れます。(これを触れた方が、後の説明が楽なので…)
■ タックル
ボールを持っていない守備側のプレイヤーは、ボールを持っているプレイヤーをタックルで止めます。この“ボールを持っているプレイヤー”というのが大事なところで、ボールを持っていないプレイヤーにタックルしてはいけません。(重い反則つまりペナルティーになります)
タックルされたプレイヤーは、タックルで倒された場合、ボールを離さなければいけません。離さないで持っていた場合、ペナルティーになります。これを“ノット・リリース・ザ・ボール”と言います。レフェリーがボールをかかえるように、胸の前で両腕を交差させるジェスチャーをした場合は、この反則です。
また、タックルしたプレイヤーは、相手が倒れたら倒したプレイヤーを離さなければいけません。これをせずに、いつまでもタックルしたままプレイヤーをつかんだままでいるとペナルティーになります。これを“ノット・ロール・アウェイ”と言います。レフェリーが、手を回すようなジェスチャーをした場合は、この反則です。
■ モールとラック
さて、ラグビーではこの人がわさわさ集まった密集がよくできます。これは攻撃側はボールをキープするため、守備側にすればボールを奪い取るためにできあがる密集です。
アメリカンフットボールであれば、攻撃側がタックルされて倒された時点で一度プレーが切れますが、ラグビーではタックルされてもプレーが続きます。そこで、ボールをキープ(あるいは奪い取る)ために、プレイヤーが集まって、密集が形成されることになります。
この密集には、“モール”と“ラック”の二種類があります。
単純に言ってしまうと、
○ モール = ボールを持った状態で、プレイヤーが集まっているもの
○ ラック = ボールがグラウンドにある(下にある)状態で、プレイヤーが集まっているもの
と、分類されます。
今回の例のように、ボールをキャッチしたプレイヤーにわさわさ人が集まった場合、キャッチしたプレイヤーがボールを持った状態であれば“モール”、そのプレイヤーがボールを下に“置いた”(ダウンボールと言います)場合は“ラック”になります。
この密集状態で相手ゴールまで押し込むということもできますが、守備側とて簡単に押させてはくれません。となればボールを出さなければいけませんが、モールの時は、後ろのプレイヤーにボールを手で渡すことができますが、ラックの時は(ラックが形成されてしまった後は)ボールを手でひろってはいけません。また、手を使って後ろにころがしたりしてはいけません。これらは反則(ペナルティー)になります。つまり、ラックの場合、足でかき出さなければいけません。
■ モール、ラックにおけるその他の反則
ゲーム中、いたるところでモールやラックが形成されます。ラックについて、“手を使ってはいけない”ということを書きましたが、その他にもモールやラックに参加しているプレイヤーがやってはいけないこと(ペナルティー)があります。
・ モールを故意に崩す(ボールを持っているプレイヤーを下にひっぱったり、モールが形成されている状態で、足下にタックルして崩す)ことをしてはいけません。
・ ラックの時に、ボールが出るのを邪魔するように、相手側に倒れ込んだりしてはいけません。
主にはこの2つくらいを覚えておけばよいのではないかと思います。
モールやラックに参加しようとするプレイヤーや、モールやラックに参加していないプレイヤー(後ろで並んでいるプレイヤー)については主に“オフサイド”の反則(ペナルティー)がありますが、“オフサイド”は後ほどまとめて説明させていただきたいと思います。
■ ボールが出た!
さて、ゲームの流れに戻ります。
キックオフされたボールをキャッチしたプレイヤーの周りに両軍が集まって“モール”が形成されたとします。
ボールを確保しているチームは、そのまま押し込んで前に出ることもできますが、力の差がないと簡単には前に出さしてもらえません。
そこで、後ろのプレイヤーにボールを出します。
そして、ボールを受けたプレイヤーがボールをキック!
ボールはタッチラインを超えて、フィールドの外に出ました。サッカーでも、ボールがフィールドの外に出たら「タッチ」とか「タッチに出す」とか言うと思いますが、ラグビーも同様に「タッチに出す」とか「タッチを狙う」なんていいます。
ラグビーの場合(サッカーなんかでもそうだと思いますが)、相手陣地でプレーしていた方が、得点のチャンスがあります。もちろん、タッチに出さないでキックしたり、ボールを持って前に出ればよいのですが、タッチに出さないキックをした場合、(単純に)相手にボールがわたり攻撃を仕掛けれてしまいます。そこで、とりあえず陣地を進めるために、タッチに出すプレーがよくあります。
タッチに出たボールは、“ラインアウト”からフィールド内にもどされます。
長くなりましたので、3回目は終了して、次回“タッチ”と“ラインアウト”について説明したいと思います。
��もし、本稿で誤り等、お気づきの方がいらっしゃれば、コメントお願いいたします。また「こういう場合はどうなるの?」と言った質問も大歓迎です!>

23.11.03

RWC決勝 まさに死闘でした。

RWC最後の試合。
オーストラリア vs イングランドの決勝戦。
まさに死闘と呼べる試合でした。

小雨降るシドニー テレストラスタジアムで行われた決勝戦。
天候的には、イングランド優位という話も出ていたようですが、どうしてどうして、すごい試合になりました。
今回は、ゲームの流れを振り返ってみます。
��以下、Eがイングランド、Aはオーストラリア。スコアはA-E)
 6分 E陣でのポイントからA 10 ラーカムが絶妙なキックパス。ゴールライン前で11 トゥキリがキャッチしてそのままインゴールへ。劣勢と言われたAがまずトライで先制。(ただし、ゴールは失敗) 5−0
��2分 今度はA陣でAがペナルティ。E 10 ウィルキンソンがきっちりPGを決める。 5−3
��0分 またしてもAのペナルティで、ウィルキンソンがPGを決めて逆点。 5−6
��2分 ウィルキンソン、A陣でDGを狙うが、これは失敗。 5−6
��4分 E、うまくボールをつないで、Aゴールに迫るが、ゴールライン5m前で痛恨のノックオン。 5−6
��8分 A、自陣でオーバー・ザ・トップのペナルティ。ウィルキンソンがここもきっちりPGを決める。 5−9
��0分 今度はAがPGのチャンス。しかし、失敗。 5−9
��8分 A陣内のラインアウトからうまくつないで左隅にトライ。しかし、ゴールは失敗。 5−14
と、ここで前半終了。
やはり、イングランドか…?
しかし、後半オーストラリががんばった!
��8分 A、E陣内22mラインを少し手前でPGのチャンス。フラットリーが決める。 8−14
��5分頃 A、またもやPGのチャンス。距離約50mのPG。しかし、フラットリー、ここは失敗。
��0分頃 A、またまたPGのチャンス。ここはフラットリーしっかり決める。 11−14
この後、両チームの意地がぶつかりあう。
どちらも点数があげられない。このままノーサイドかと思われた80分…
なんと、Eが自陣で痛恨のペナルティー。そして、ここでフラットリーがPGを決めて、試合終了直前、14−14の同点!!
そして、今大会初の前後半10分の延長戦に突入。(ちなみ、この延長戦はワールドカップルールです)
延長1分 A陣内10mラインのあたりから、ウィルキンソンがPGを決める! 14−17
そして一進一退の攻防が続き、このまま延長戦のハーフタイム。
延長後半もまさに死闘が続けられ、いよいよイングランドの勝ちかと思われた延長18分 AがPGのチャンス。
プレッシャーの中、またもやフラットリーがPGを決めて、またもや17−17の同点。
そして、ドラマはやってきました。
このまま延長戦も終わるのかと思われた19分。EキックオフのボールをAがタッチ。Eボールのラインアウトをイングランドが持ち込み、ウィルキンソンの伝家の宝刀のDG。大歓声の中、ゴールポストを通過するボール。 17−20。
ここで、100分にわたる死闘に終止符がうたれました。
ついに、エリスカップが北半球にわたるときがきたのでした。
すばらしい、決勝戦でした。いやぁ、オーストラリアに勝ってほしかったけれど、それ以上にすばらしい試合となったので、私は大満足でした。

20.11.03

みんなのラグビー観戦講座(2)

第二回目は、ゲームの流れにそって、少しづつルールについての説明をしたいと思います。
おそらく、多くの方は、日韓ワールドカップの影響もあり、サッカーのルールはだいたいわかる(イメージできる)と思いますので、“兄弟スポーツ”でもあるサッカーとの比較も取り入れていきたいと思います。

■ 基本ルール
前回の「ラグビーはどんなスポーツ」にも書いたように、基本的なルールは、時間内にいかに多くの点を取るか?というゲームです。これは、サッカーと同じですね。
もう少しくわしく見ると、次のようになります。
・ 前後半それぞれ40分(高校ラグビーは30分)の間に点数を多くとった方が勝ち
・ ボールは前に投げてはいけない。
・ ボールを前にするめるためには、持って前に出るか、キックするしかない。
・ ボールを持っていない側(ディフェンス側)は、ボールを持っている人に対しては、タッックルをして止めることができる。
・ 攻守どちらについても、反則をした場合は、いったんプレーを止め、それぞれの反則の重さに応じた方法で再開する。
というところです。
■ 反則の種類
説明にあたって、ちょっとだけ反則の基礎知識を。
少々乱暴な言い方ですが、反則には「軽い反則(ミスによる反則)」と「重い反則(故意に近い反則)」があります。
「軽い反則」の場合、反則した側ではないチームに、スクラムやフリーキック(ゴールを狙えないキック。サッカーで言うところの、間接フリーキックに近い)が与えられます。
「重い反則」の場合、これを“ペナルティー”と言い、ペナルティーキックが与えられます。これは、サッカーの直接フリーキックに近いもので、点数を稼ぐことができるペナルティーゴール(PG)を狙うことができます。
いちおう、「軽い反則」の場合、レフェリーは短かく笛を吹き、ペナルティーの場合は長く笛を吹いて、手を真上にあげるジェスチャーをします。ただ、笛はレフェリーによってくせのようなものがあって、笛の長さだけでは判断がつかない人もいますけど…
個人的には、これだけわかっていれば、ある程度観戦できると思います。
スクラムになったら「軽い反則(ミス)」があったんだ、ペナルティーなら「重い反則」があったんだ…という感じでわかりますので。
でも、これだけではなんなので、少し解説を加えていきたいと思います。
■ ゲームの開始
では、実際のゲームの流れにそいながら、説明して行きたいと思います。
まず、プレーを開始する前に、両チームのキャプテンによるトス(日本ではじゃんけんが多いと思う。海外はコイントス)を行います。
勝ったチームは、ボールをキックする権利を取るか、陣地(どちらのサイドから攻めるか)を選択することができます。負けたチームは、勝ったチームがとらなかったものを選択することになります。(例えば、勝ったチームがボールをとれば、陣地の選択を、勝ったチームが陣地をとれば、キックの権利をとることになります)。
そして、最初のキック(キックオフ)をするチームと陣地は、前後半で入れ替わることになります。このあたりはサッカーと同じだと思います。
■ キックオフ
上記のトスで、ボールを取ったチームのキックオフからゲームが始まります。
キックオフをするチームは、ハーフウェーラインの真ん中で、ドロップキックを行います。
この時、キック蹴るメンバー以外は、ボールより前に出てはいけません。これについては、後ほど解説します。
キックオフのボールは、相手陣地の10mラインをノーバウンドで超えなければなりません。
もし、超えなかった場合は、「軽い反則」となります。(これはミスですので)
この反則となった場合、相手チームはキックオフの地点でのスクラムを選択することができます。
とりあえず、ちゃんと10mラインを超えたところにキックしたとしましょう。
相手チームの選手がボールをとりました。すると、キックオフしたチームの選手がその選手をつかまえました。
その地点に人がわさわさ集まってきます。なんじゃこりゃ…?
…というところで、結構長くなりましたので、続きは次回とします。
今日はRWC三位決定戦です。がんばれ!オールブラックス!
��もし、本稿で誤り等、お気づきの方がいらっしゃれば、コメントお願いいたします。また「こういう場合はどうなるの?」と言った質問も大歓迎です!>

19.11.03

みんなのラグビー観戦講座(1)

さて、このBlogで、よくラグビーの話題を書いておりますが、とかくラグビーは「ルールが難しくてよくわからない」といった話を聞きます。
そこで、短期集中連載で「みんなのラグビー観戦講座」を書いてみることにしました。
今週末にはラグビーのワールドカップも終わってしまいますが、日本国内のラグビーはこれからが本格的なシーズンと言えます。
これを読んでいただいて、ちょっとでも「ラグビーを観てみようか」と思っていただければ幸いです。

では、第1回、最低限の基礎知識編です。

■ ラグビーはどんなスポーツか?
ご存知の通り、ラグビーは楕円形のボールを使います。
この楕円形のボールを、相手のゴールに運んで点数を稼ぎ、時間内でより多くの点数を取った方が勝つゲームです。
しかし、他のスポーツと違うところ、というか、ラグビーの特徴は、ボールを前に運ばなければならないにもかかわらず、ボールを運ぶためには、持って前にでるか、キックを使うしかありません。そう、前に投げてはいけないのです。
この、一種矛盾したルールの中で、いかに相手ゴールまでボールを運ぶか、そこがラグビーの面白いところと言えます。
■ ラグビーは何人でやるのか?
さて、ラグビーは何人でやるスポーツでしょうか…? 野球は“ナイン”、サッカーは“イレブン”、そしてラグビーは“フィフティーン”。
そうです。1チーム15人でやるスポーツです。つまり両チームで30名、それにレフェリー1名、タッチジャッジ2名の33名が最低必要な人数です。
他のスポーツもそうですが、それぞれのポジションには名前があります。ラグビーの場合、背番号とポジションが対応しています。が、この講座では個別のポジション名には触れません。知らなくても、見る分には大丈夫ですから。ただ、大きなくくりだけは書いておきます。
背番号1〜8までがフォワード(FW)、9〜15までがバックス(BK)となります。
サッカーでは、BKは守備、FWが点取り屋ということになりますが、ラグビーは逆で、BKが点取り屋となります。そしてFWは体が大きく、ディフェンス系に強い選手が多くなっています。(ただ、近年のラグビーでは、FWも走れて、点数が取れないと勤まらなくなってきており、いちがいにこうした分類はしづらくなってきていると思いますが…)
■ フィールド
ラグビーのフィールド(概要)

ラグビーのフィールドは、だいたい上図のようになっています。(若干線を省略している部分もあります)
この中で、後の説明のためにも覚えておいていただきたい名称があります。
まず、中央部分の「X」マークがある線、これが「ハーフウェーライン」です。ま、真ん中の線ですね。
このラインから、両側に平行にある点線、これが「10mライン(テンメーターライン)」です。このラインは、「ハーフウェーライン」から10mのところに引かれているので、このように言われます。
さらにそれと平行に、外側に引かれている線が「22mライン(にじゅうにメーターライン)」です。このラインはゴールライン(下の文章参照)から、ハーフウェーに向かって22mのところに引かれています。
そして、「H」のあることろ(ちなみに、このHが「ゴールポスト」)が「ゴールライン」です。
このゴールラインから、さらに外側にあるラインまでの間が「インゴール」になります
それからそれから、両脇の縦のラインが「タッチライン」です。
他にも縦のラインや、省略した横のラインもありますが、最低限、このくらい覚えておけば大丈夫でしょう。
■ どうなったら点数が入るのか?
ラグビーの点数は、以下の4つがあります。
○ トライ(T:5点)
言わずと知れた、トライ。これが一番点数が多く入ります。
ボールを相手インゴール内に持ち込み、地面に付けたら(これをグラウンディングと言います)点数が入ります。
アメリカンフットボールでは、ボールの先端がゴールラインを超えたらタッチダウンになるのですが、ラグビーではあくまでも“グラウンディング”しなければ、トライとなりません。
○ ゴール(G:2点)
トライの後に権利が与えられます。大昔は、トライしただけでは点数は入らず、このゴールが決まってはじめて点数が入ったとか。(点数をあげることに“トライ”できるから、トライという名前になったらしいです)
これは、トライした地点から、タッチラインに平行な線上からH型のゴールポストに向かってボールをけり、Hの中を通れば2点入ります。
○ ペナルティゴール(PG:3点)
相手が反則をした場合、その反則のあった地点からペナルティーゴールを狙うことができます。ま、サッカーのPKみたいなもんです。
反則地点からボールをけり、Hの中を通れば3点入ります。
○ ドロップゴール(DG:3点)
これは、どこからでもかまわないので、ドロップキック(と言っても、ロープにふって戻ってきた相手をジャンプして蹴る…のではなく、一度ボールを地面に落として、跳ね返ったところを蹴るキック)で、Hの中を通れば3点入るというものです。
日本では、あまりお目にかかりませんが、海外の選手(チーム)は、けっこうよくやります。
さて、今回はここまで。
次回は、いよいよルールの説明に入ります。
��もし、本稿で誤り等、お気づきの方がいらっしゃれば、コメントお願いいたします。また「こういう場合はどうなるの?」と言った質問も大歓迎です!>

17.11.03

All Blacks 破れる…

RWC準決勝。
なんと、優勝候補 NZ オールブラックス が、ライバルオーストラリア、ワラビーズ負けてしまいました。
く、くやしい…。

ホスト国の意地が炸裂してしまいました。
試合開始当初から、ワラビーズの動きがすごくよかった。まさに、このRWCの今までの試合とは比べ物にならないくらい、すばらしい動きでした。そのすばらしい動きを、スタジアムに詰めかけたワラビーズサポーターが後押し。
それに対して、オールブラックスは、どことなくぎこちない動き。前回ワールドカップで、やはり優勝候補と言われながら、準決勝でフランスに負けたショックを引きずるように、どこかしっくりこない感じが続きました。PG(ペナルティーゴール)のチャンスも2度失敗。流れを引き寄せることができなかった感じでした。
前半は9-13と、なんとか追いすがっていたものの、後半は攻め手を欠いてしまい、結局1PGしか奪えず、10-22でノーサイド。
本当は、この前のエントリーは昨日書こうと思っていたネタだったのですが、このオールブラックス敗戦のショックで、結局寝てしまいまいした。
そして今日。もう準決勝のもう一試合、イングランド vs フランスがありました。
ここにきて、かなり調子をあげていたフランスに期待をしていたのですが、まるで昨日のオールブラックスのように、フランスの動きがよくない。
天候もかなりの雨となってしまい、バックスでの展開がしづらくなったという部分もあったと思いますが、今大会で現時点得点王だったSO ミシャラクのキックが、極端な不調。PGの失敗、パントの失敗もあり、フランスがリズムに乗れませんでした。
対してイングランドは、やはりスタンドを埋めたイングランドサポータに後押しされるかたちで、SO ウィルキンソンが、PG、DG(ドロップゴール)で全得点をたたき出し、終わってみれば24-7で完勝。まるで、昨日の試合を見ているようでした。
こうして、決勝はオーストラリア vs イングランドの、南半球 vs 北半球の決戦となりました。
さて、どちらが勝つか?
世界ランキングではイングランドが上。おそらく、大方の予想はイングランドでしょう。
しかし。私は優勝候補オールブラックスを破り、ホスト国の意地を見せたオーストラリアに勝ってほしい。
それは、オーストラリアがオールブラックスに勝ったということもありますが、イングランドのFWで押し込んで、ウィルキンソンのキックで点を重ねるという“勝てる”ラグビーをするイングランドよりも、果敢にボールを運ぶオーストラリアのラグビーが、やはりこれからのラグビーとなっていかなかればならないという思いがあるからです。
来週の決勝戦。楽しみです。
ちなみに、木曜日には3位決定戦、NZ vs フランスがあります。
なんとか、オールブラックスには、この試合に勝ってもらいたいです。

11.11.03

RWC - 準々決勝の結果と準決勝予想

��1月8日、9日の両日で、準々決勝の4試合が行われ、準決勝進出の4チームが決定しました。
準決勝は南半球決戦、北半球決戦となることになりました。

ニュージーランド 29−9 南アフリカ
準々決勝の中でも、注目された試合ですが、ほぼ私の予想通り20点差をつけてニュージーランドが勝ちました。
結果的に20点さはついたものの、やはり南アは強く、さすがのオールブラックスも前半は1トライしか取れずに13−6と、1トライ1ゴールで同点という緊迫したゲームとなりました。特にゴール前の南アのディフェンスは強かった・・・。
とはいえ、やはりニュージーランドのオフェンス力はさすが。後半に2トライをあげての勝利。特にSO カーロス・スペンサーのプレーが光りました。
トライの後のゴールが1/3と、キックに問題を残したものの、南アをノートライに押さえたところは、次の試合につながるよい点であったと思います。
オーストラリア 33-16 スコットランド
こちらもほぼ私の予想通り、オーストラリアが17点差で勝利。
しかし、オーストラリアはミスも多く、前半は9−9の同点で折り返しとなっていました。後半、ペースをつかんで点差をつけての勝利となりましたが、予選プールからどうもミスが多いのは続いているようで…。個人的には準決勝に不安を残すことになったように思います。対するスコットランドは、よくがんばったと思いますが、いまひとつトライを取るパターンがなかったように思いました。
フランス 43−21 アイルランド
こちらは予想がはずれて、22点差がついてフランスの勝利。
アイルランドは、予選プールでの疲れが出たのか、特に前半がだめでしたね(前半27−0)。対するフランスは、好調さを維持している感じ。私の予想以上にできのよい試合だったと思うし、次が期待できそうな試合だったのではないかと思います。
イングランド 28-17 ウェールズ
いやぁ、ウェールズ、よかった。ほんとうにすばらしかった。正直、ここまでやるとは思わなかった…というくらい、最高のパフォーマンスを見せていたのではないでしょうか。なんたって、前半は10-3とリードして折り返し、試合を通してもイングランドが1トライしかあげられなかったのに対して、ウェールズは合計3トライあげているのですから。
しかし、後半に入ってからのイングランド、完全にペースをにぎったという感じ。すかさず立て直してくるところはさすがだし、こつこつとペナルティーゴールを重ね、結果的には差をつけて勝利するあたりは、にくたらしいくらい勝ち方を知っている感じがしました。
ただ、ウェールズにこのような苦戦では、準決勝はちょっと厳しいかも…
続いて、準決勝の予想
ニュージーランド vs オーストラリア
やはり、現時点ではニュージーランドの方が力は上と見ます。とはいえ、ホスト国の意地、トライネーションズの借りを返すというようなモチベーションをオーストラリアが維持して、ミスの少ない試合ができれば、勝機はあると思います。
ま、そうは言ってもニュージーランドでしょう。やはり。希望も含めて。
フランス vs イングランド
優勝候補のイングランドですが、ウェールズ戦の反省を生かして、立ち上がりからエンジン全開でいけるかどうかがポイントでしょう。
相手がフランスということもあり、ウェールズ戦のような展開になった場合、簡単にはペースを取り戻せないのではないかという気がします。
フランスは、今まで通りの試合をすれば、勝てないこともないように思います。
ここまで、順当なチームが勝ち残っていますので、ここはちょっとした番狂わせを期待して、フランスの勝利!
さて、どうなりますか。
今週末が楽しみです。

3.11.03

ベスト8決まる!

2003 RWC の一次予選が終了しました。
いよいよ来週から、決勝トーナメントです。

結果的に、大きな番狂わせはなく、ほぼ順当なパターンとなりました。
私なりにちょっと予想してみました。
準決勝 第1試合
ニュージーランド vs 南アフリカ
RWCの前に行われたトライネーションズでは、ニュージーランドが完勝しましたが、さすが南アフリカもRWCに入って調子をあげてきています。それに対してニュージーランドは、一次予選最終戦のウェールズ戦で思わぬ苦戦。ウェールズがよかったこともあるものの、ディフェンスが今ひとつ決まらず、ラインの裏に出られたときに、思わぬ弱さを見せました。
当然、ウェールズ戦をみて、南アフリカも研究をしてくるでしょうから、トライネーションズの時のようにはいかないでしょう。
それでも、実力的にはニュージーランドがやや上。案外点差がついて(20点以上)、ニュージーランドが勝つのではないでしょうか。(ALL BLACKSを応援しているので、ちょっと願望も入っていますが・・・)
準決勝 第2試合
オーストラリア vs スコットランド
一次予選最終戦のアイルランド戦では、かなり苦戦を強いられたオーストラリア。しかし、スコットランドとは力の差がまだあるでしょう。ホスト国ということもありますので、この試合までに立て直してくると思います。
20点差以上でオーストラリアと思います。
準決勝 第3試合
フランス vs アイルランド
力的にはフランスがやや上と思われますが、オーストラリアとの最終戦でかなりいい試合をしたアイルランドが、ひょとすると、フランスを喰うかもしれません。アイルランドがフランスの攻撃を耐えながら、こつこつと点数を重ねていければ、アイルランドにも勝機あり。しかし、やはり最後は実力差が出て、10点差以内でフランスの勝ちかなぁ…。
準決勝 第4試合
イングランド vs ウェールズ
いやぁ、一次予選最終戦となったニュージーランド vs ウェールズには、本当にはらはらさせられました。
正直、ウェールズがここまでやるとは思わなかった…。この勢いでイングランドにいどめれば、接戦に持ち込める可能性はあるような気がします。対するイングランドは最終戦前半はいまひとつの調子…。とは言え、当然修正はかけてくるでしょうから、やはりイングランドの優位はかわらずでしょう。ウェールズの健闘を期待して、15点差以内でイングランドの勝ち。
準決勝第1試合、第2試合が11月8日、残りが11月9日です。うーん。楽しみ!

28.10.03

ジャパン 結果出せず…

ジャパンの最終戦、vs アメリカ戦が終了。
残念ながら、結果を残すことはできなかった。

最終スコアは 26-39。
最後までねばったものの、最後の最後に余計なトライを与え、結果的には13点差となってしまった。
後半、かなり流れをつかんだ時間帯もあったものの、最後までリードすることができなかったのは痛かったと思う。見ているこちらも、非常に悔しい敗戦だった。
ジャパンの4試合で共通して言えることがあったと思う。
よかった点としては、ディフェンス。
��戦目のフィジー戦では、今ひとつの部分もあったものの、フィジカル面であきらかに勝っている各国に対して、すばらしいディフェンスを見せてくれたと思う。
後は、悪かった点になってしまうのだが、後半、それも終了が近くなってからの戦い。
各試合とも後半の後半から点数を取られ、結果的に点差の開いたゲームとなっている。先にもあげた通り、フィジカル面での劣勢にもかかわらず、厳しいディフェンスを行っていることから、ゲーム終了が近くなるにしたがい、体力的にきつくなり、それが精神面でのミスにつながっているのかもしれない。
そして、何よりも敗因となっているのは、アタック(攻撃)の問題。
結局、4試合の総得点は79点。トライ数はカウントしていないが、6本程度だったであろうか。一試合平均が約20点。これに対して失点は一試合平均約40点の163点。
アタックについては、すでにワールドカップ開催前から不安視はされていたのだが、残念ながらその不安が的中する結果となってしまった。どんなにディフェンスがよくても、点を取らなければ勝てない。
“Speed Attack”を標榜していたわけだが、バックスリーのスピードを活かすことができていなかった。
J SPORTSのスタジオゲストに来ていた早稲田大学の清宮氏も指摘していたが、やはりゴール前でこれをやればトライというオプション、そして、アタックに対する意志統一というものが今ひとつ見られなかったというのは事実だと思う。
毎回、ワールドカップの度に、課題は明確になっていると思う。
後は、特にラグビー協会が、本当にやらなければならないことを、きちんとやれるように体制を整え、バックアップしていくことが必要だろう。実はジャパンのラグビーに一番足りないのは、これなのかもしれない。
いずれにしても、今日でジャパンのワールドカップは終わった。選手、スタッフのみなさんには、おつかれさまと言いたい。残念ながら、本当に残念ながら結果は出せなかったけれど、いい試合を見せてもらったと思っている。
そして、今日の終わりは、4年後に向けた新たなる戦いの開始でもある。
4年後には、必ず結果が残せる試合をしてくれることを祈りたい。
��本当はもっと早く書こうと思っていたし、もう少し違う文章も考えていたのですが、疲れたというか、脱力というか…すぐに書き始める力がでなかったのでした…)

27.10.03

イングランド vs サモア

うーん。残念。
ここでも“奇跡”は起きなかった…

“奇跡”と言っては、サモアに失礼ではあるが、やはり世界ランキング1位のイングランドに勝つのは、奇跡に等しい。それをサモアが見せてくれるかと期待しのだが…。
しかし、サモアはよくがんばった。
前半を19-13で折り返したものの、後半12分、ゴール前のスクラムでペナルティをしてしまい、認定トライ(ペナルティ・トライ)で19-20と逆転を許してしまう。しかし、ここで崩れることなく、後半23分にはペナルティ・ゴールを決めて22-20と再逆点。まだいけるかと思わせた。
ゲームを決めたのは、後半30分のイングランドのトライだったと思う。
さかのぼること6分。後半24分にイングランドがドロップ・ゴールを決めて22-23とまたまた逆点。逆点したとは言え、点差は1点。
そして、後半30分。サモア陣内に攻め込んだイングランドは、SOウィルキンソンが技ありのキックパス。
走り込んだWTBバルショウが見事にキャッチして、そのままトライ…。
このトライが大きかったと思う。
その後も、サモアは決してあきらめてはいなかったが、結局22-35と負けてしまった。
いやぁ…残念だった。
しかし、サモアがここまでいい試合をすると、南アフリカもおちおちしていられないのではないだろうか。
これで11/1の南アフリカ vs サモアも、ちょっと楽しみになった。

本日までの試合

ワールドカップが始まってからというもの、週末はほとんどラグビー観戦…
と、いうことで、本日見た試合について…

��POOL-D)ニュージーランド vs トンガ
��POOL-A)オーストラリア vs ナミビア
��POOL-D)イタリア vs ウェールズ
��POOL-B)フランス vs スコットランド
��POOL-A)アイルランド vs アルゼンチン

そして、実はこのエントリを書きながら見ているのが、

��POOL-C)イングランド vs サモア !

○ ニュージーランド 91-7 トンガ
試合前の両チームのウォークライがすばらしかった!けれど…試合は、やはり実力差が出たという感じ。
ニュージーランドは、過去2試合に比べて、できがよくなってきたような気がした。
○ オーストラリア 142-0 ナミビア
実は、あきらかにオーストラリアの方が上なので、見ないつもりだったのだけれど、前半20分頃に見たところ…なんと60-0の状態!
ワールドカップの数々の記録を含んだ試合が、第3回南アフリカ大会のニュージーランド 145-17 ジャパンという試合。あまりの惨状に、私も途中でTVを消してしまった試合だった。最多得点、最多得点差、1試合最多トライなどの記録は、すべてこの試合が持っている。
ナミビアには気の毒だけど、ひょっとすると、このワールドカップレコードが塗り替えられるかも!と、ちょっと違う意味で盛り上がってしまった試合だった。
最多得点差、1試合最多トライなども記録は塗り替えられたものの、残念ながら最多得点記録には3点およばず…。ジャパンの汚名が消えるかと期待しただけに残念だった。
○ イタリア 15-27 ウェールズ
勝った方が決勝トーナメントへ…という試合。6ヶ国対抗では、イタリアが勝っているだけに、これはイタリアか?と思われたけれど、どっこい、ウェールズが意地を見させた試合。ウェールズの守り勝ちという感じ。
○ フランス 51-9 スコットランド
やはり、フランスは強かった。と、いうのもあるけれど、スコットランドが今ひとつのでき。
特に攻めがちょっと単調か。スコットランドが次のゲームまでにきちっと修正しないと、フィジーが決勝トーナメントへ…ということもありそう。スコットランド vs フィジーに注目。
スコットランドのできが悪かったとは言え、このスコアを見ると、いかにジャパンががんばったかがわかる。
○ アイルランド 16-15 アルゼンチン
うーん。アルゼンチンがいけるかと思っていたのだけれど…。
アルゼンチンの敗因は、後半の風上にたってからのラインアウト。きちっとボールが出せないことが多かったために、波にのれなかった感じがした。
それより、今ライブで見ているイングランド vs サモア!!
なんと前半23分で、サモアが10-0でリード!!
まさかが起こるか!?

25.10.03

奇跡おこらず…

昨夜は、ラグビーワールドカップ ジャパン vs フィジー の試合がありました。
仕事の関係で、JSPORTSのLIVEも、テレビ東京の放送もリアルタイムでは見られませんでした。

我が家では、夜11:30のキックオフ!

…しかし、“奇跡”はおこりませんでした…

前半、S0ミラーのドロップゴール、No.8伊藤のスクラムサイドアタックからつないでのトライなどで、13-16で折り返し。
攻め込みながら、なかなかトライがとれない状態ではあったものの、スクラム、モールは明らかにジャパンが勝っているという状態だったこともあり、「これはいけるか?」という期待がかかりました。
しかし、いつものパターンのように、後半はフィジーペース…。
特に、キックによる攻撃にジャパンがついていけなかった感じがしました。
途中、流れを変えるチャンスは何度かあったものの、終わってみれば 13-41 という結果でありました。
“奇跡”という言い方は、よくないかもしれません。
スコットランド戦、フランス戦のジャパンの状態を見れば、フィジーに勝つことは“奇跡”とまでは言えないことのようにも思えました。
しかし、ワールドカップという舞台で、格上のフィジーに勝つのは、やはりひとつの“奇跡”ではないか、そんな気がしていました。
そして、残念ながらその“奇跡”を見ることはできませんでした。
ジャパンの試合はあとひとつ。
日程的にも厳しい状況ですが、最後に“結果”を残してもらいたい。
今後の日本のラグビーのためにも、がんばってもらいたい。
アメリカ戦のノーサイドの笛まで、ジャパンを応援したいと思います。

22.10.03

スコットランド vs USA

なかなか平日に行われる試合を全部見るのは難しいので、試合を絞って観ることに。
まず、昨日は今後のジャパンの試合を占う上でも重要ということで、スコットランド vs USAをビデオで観戦。

USAががんばって、スコットランドを破る!なんていうことになると、2位争いが混沌となる(POOL-B)。
フィジー戦のような試合となるか…と期待したのですが、残念ながら結果は 39-15 でスコットランドでした。
JSPORTSで解説をされていた小林深緑郎さんも言われていましたが、アメリカは明らかに疲れが見えた感じでした。前半の開始早々こそ、すばらしいタックルでスコットランドの出足を防いでいたものの、時間を追うごとにタックルが甘くなり、アタック際のハンドリングエラーも増えるという展開。ちょっと残念でした。
一方のスコットランドですが、これがまた、今ひとつのできという感じ。個々のプレーでさすが!と思わせるところもあったものの、後半にはハンドリングエラー続出。ちょっと立て直しをしないとフィジーに足下をすくわれるなんてこともあるかも…。
さて、来週にはジャパンはUSAとの対戦を控えていますが、はっきり言って、かなり厳しい試合となりそうな予感。
USAはこの試合でもモールやラックの近辺へのアタックを多くしていました。当然ジャパンも十分警戒すると思いますが、体格差と、その前のフィジー戦から中3日という日程を考えると…なんだか、心配になってきてしまいました。
しかし、ここまでこうした心配を裏切ってくれているジャパンに、なんとか期待したいと思います。

20.10.03

本日までの試合

さて、ビデオでの観戦も含め、この週末に観た試合の感想を。

��POOL-D)ニュージーランド vs カナダ
��POOL-A)オーストラリア vs ルーマニア
��POOL-C)南アフリカ vs イングランド
��POOL-B)フィジー vs アメリカ
��POOL-D)ウェールズ vs トンガ
��POOL-A)アイルランド vs ナミビア
��POOL-C)グルジア vs サモア

○ ニュージーランド 68−6 カナダ
後半の後半に入って、ニュージーランドもペースを上げて、結果としては大差となったものの、正直ニュージーランドは今ひとつだった。この調子でこの差がついてしまう試合をしていては、プール戦はともかく、トーナメントに入ったときが心配。
ただ、その中でも足の調子の良くなかったスペンサーに変わってキッカーを勤めたカーターのキックがよかったのは、今後にとって明るい点であろう。
○ オーストラリア 90-8 ルーマニア
さすが。もうそれだけ。と、いうかジャパン vs フランスの前だったこともあり、あまり記憶なし…。
○ 南アフリカ 6-25 イングランド
プール戦の中でも一番注目のカード…だったのだが、こちらはジャパン vs フランスの後だったこともあり、応援疲れで途中寝てしまいました…。
ただ、イングランドのディフェンスの強さは、もうろうとした意識の中でも記憶に残っています。さすが、優勝候補イングランド。
この試合とカナダ戦だけを観たら、ニュージーランドの優勝は、かなり危うしという気になってしまいます。
○ フィジー 19-18 アメリカ
ビデオで観たのですが、正直アメリカがここまでやるとは思わなかった。
かなり強いあたりをしており、このパターンで試合をされると、ジャパン危うしという感じ。
それに対して、ちょっとフィジーは調子が悪かったように感じた。
ラインブレイクはするものの、その後でパスミスやフォローが十分でないところもあったように感じた。
とは言え、やはり強い。ジャパン…がんばってくれよ…
○ ウェールズ 27-20 トンガ
トンガ、けっこうよかったんんですけどね…。残念。
ひょっとして同点?というところまで追いつめたところはさすが。
○ アイルランド 64-7 ナミビア
雨だったこともあって、けっこう両チームともハンドリングミスが多かったように思った。
ま、それはそれとしても、ナミビア。今ひとつどうしたいのかが見えなかった。
今ひとつ見るところのない試合(といういい方はちょっと失礼だけど)だったように思う。
ナミビアには、ルーマニア戦にがんばってもらいたい。
○ グルジア 9-46 サモア
グルジア、前半のディフェンスはよかったと思う。
しかし、サモアがやはり一枚上手か。
グルジアはもう少し、攻め方を考えないといけないように思う。
ちょっと見疲れもあって、淡白なコメントも多くなってしまいました…

vs フランス戦

ついに運命のフランス戦。
残念ながらパブリックビューイングはなかったので、家でJSPORTSで観戦しました。
スコアは51-29。
しかし、予想以上によくやったと思いました。

フランスは優勝候補の一角。対する日本は、スコットランド戦で善戦したものの、未だワールドカップでは一勝しかしていないチーム。力の差は歴然です。
そのフランスにたいして、一瞬とは言え、一点差まで追いつくという試合。誰が予想したでしょうか。
おそらく、フランスもスコットランド戦を見て、いくらか注意しなければというところもあったと思いますが、ここまでジャパンがやるとは思っていなかったと思います。そして、私もここまで、観ている最中に“奇跡”を期待させてくれる試合をしてくれると思いませんでした。
攻撃重視と見られたメンバーでしたが、スコットランド戦に勝るとも劣らないディフェンス。
そして、いい形での2本のトライ。
「よくやったっていったって、結果は負けじゃないか…」
確かに。残念ながら“勝ち”という結果は出ていません。しかし、ここまでの試合すら、今まではできなかった時がほとんどなのです。そして、フランス、スコットランドという、明らかに力の差があるチームに対して、これだけ盛り上がる試合をできる。ジャパンは力をつけているというのを実感させてくれる試合でした。
残りは2試合。
フィジー、アメリカとも、日本より格上と言えるチームです。
しかし、今のジャパンなら、なんとかしてくれるかもしれない。そんな期待を持たせてくれるチームになっています。
是非とも、本当の“結果”を残してほしい。がんばれ!ジャパン!!

18.10.03

フランス戦の出場予定メンバー

…今週の試合はまだ見てません…。今日もちょっと用事があって、見られない…。
ま、それはそれとして、明日は日本代表の第2戦目、vs フランス戦があります。
日本ラグビー協会 のページに、フランス戦の予定メンバーが発表されていました。

10月18日 日本代表出場予定メンバー (日本ラグビー協会)

注目は、SHとSOを苑田−ミラーの神戸製鋼コンビを先発にしている点でしょうか。
ミラーの調子がよくなったので、先発で行こうとしたのか、最初から攻撃重視と考えたのかはわかりませんが、どのようなプレーを見せてくれるのか、非常に楽しみです。
反面、やはりミラーのケガの状況が気になります。このフランス戦でもしものことがあって、残りのフィジー戦、アメリカ戦に出られないなんてことになると、ちょっとまずいと思うのですが…。
FBを栗原にしたあたりを見ると、やはり最初からばんばん攻撃的にというように感じますが、前回のスコットランド戦の善戦は、やはりディフェンスがよかったこと。松田のディフェンスが格段によいとは思いませんが、栗原のディフェンスには若干不安が…。
しかしまぁ、相手が相手ですから、気の抜けたようなタックルは別にすれば、点数を取られても、その分こちらも取りかえすくらいの気持ちで、攻撃重視の試合をしてもらい、それなりにトライをあげられれば、応援しがいのある試合になりそうです。
がんばれ!ジャパン!!

14.10.03

ワールドカップ3日目

ジャパンの試合は、前のエントリーでふれましたので、その他の試合の印象を。

その他の試合は以下の2試合です。
��POOL-D)ウェールズ vs カナダ
��POOL-C)イングランド vs グルジア

○ ウェールズ 41-10 カナダ
実は、パブリックビューイングから帰ってきてからビデオを見たのですが、あまりにも秩父宮で騒ぎ過ぎたため、半分寝ながらの観戦となってしまいました。
しかし、うつろな頭で見ていた感じでは、カナダがいまひとつという感じがしました。ハンドリングミスがけっこう多かったみたいだし。しかし、展開ラグビーで点を重ねたウェールズは、さすがという感じ。
○ イングランド 84-6 グルジア
実力の差が出た感じ。イングランドは、さすがIRBのランキングで1位と言われるだけのことはあります。
一方のグルジアですが、ディフェンスはなかなか素晴らしかった。最後まであきらめないタックルもよかった。よかったけれど、アタックが…ちょっとお粗末かなぁ…。もう少し工夫が欲しかったように思いました。

パブリックビューイングに行ってきた!

2003ラグビーワールドカップ 3日目。いよいよジャパンの初戦、スコットランド戦の日。
秩父宮ラグビー場で初めて開催された「パブリックビューイング」に行ってきました。
電光掲示板に移された文字!

と、いうことで、ちょっとした写真レポートを掲載します。

入り口付近

開場時間であった17:30の10分くらい前に行ったのですが、なんと入場の列ができていました!正直言ってちょっと驚き!
観客席

会場内の雰囲気。だいぶ空席が目立ちますが、これは入場してすぐだったから。
この後、徐々に人が増えてきて、試合開始の頃には(用意されていた範囲の席ですが)ほぼ満員になりました。
イベントの様子

試合開始前のイベントとして、元日本代表SH(スクラムハーフ)の堀越氏、元日本代表HO(フッカー)の藤田氏が来ました。
しかし、スピーカーの調子がいまいちな上に、二人ともあまり声を“張っていなかった”ので、会場からは「聞こえな〜い!」という声も…。
そして、19:06、運命のキックオフ!
もう、その後は叫びまくっていたので、写真はありません…。
そして、試合は…残念ながら負けてしまいました。11-32。
正直言って、かなり健闘していたと思う。けして勝てない試合ではなかったように思った。それだけに残念。
しかし、ディフェンスがよかった。初キャップのSH辻、FL大久保は光っていたと思う。
ハンドリングミスがけっこう多かったのと、速攻が今ひとつでていなかったところが残念でありました。
今後の試合に期待したい。
日本協会には、またパブリックビューイング、やってほしい!!
【この試合、およびパブリックビューイングに関する記事】
10/12 日本代表 vs スコットランド代表 結果 (日本ラグビーフットボール協会)
向井ジャパン、魂のタックルもW杯初戦惜敗 (サンスポ)
秩父宮燃ゆ!3000人がスクリーンに大声援 (サンスポ)

12.10.03

ワールドカップ2日目

ワールドカップ2日目。今日は一日中、J-SPORTSでラグビー観戦となってしまいました。

今日の試合は以下の通り。
��POOL-D)ニュージーランド vs イタリア
��POOL-A)アイルランド vs ルーマニア
��POOL-B)フランス vs フィジー
��POOL-C)南アフリカ vs ウルグアイ

○ ニュージーランド 70-7 イタリア
今大会優勝候補のニュージーランド。さすがの攻撃力という感じ。しかし、イタリアのディフェンスの出足が良く、ハンドリングエラーも多くみられた。WTBのロコゾコ、CTBのウマンガがケガで途中交代となったのも、これからの試合への不安材料か。
一方のイタリアは、ニュージーランド戦はある意味”捨て試合”と考え、レギュラークラスを温存したらしい。この予選POOL-Dは確かにどこが2位になってもおかしくないので、よい選択かもしれない。また、PGを狙わずにトライにこだわった戦い方もなかなかよかった。点差の割には楽しめた試合。
○アイルランド 45-17 ルーマニア
日本もアメリカと対戦するゴスフォードでの試合であったが、海風が強く、その風をうまく利用したアイルランドの圧勝となった。
ルーマニアは、後半の風上にたってからの攻撃が今ひとつだったのが残念。
○フランス 61-18 フィジー
ここまでの差が出る試合になるとは思わなかった。
フランスは、PGで手堅く点を取っていって、ここぞというところでトライをとるという、試合巧者ぶりを発揮していたのではないだろうか。
ただ、これだけの差になったのは、フランスがよかったというよりは、フィジーが悪かったようにも思う。個々人のディフェンスは悪くないのだが、チームとしてのディフェンスが悪い。また、試合の終わりの方には、どこか緊張が切れた感じもあった。アイランダーらしいと言えば、言えるような気もするが、今日のような試合では、POOL-Bの2位は難しいと思う。
この試合では、ケンカが原因で両チームから1名ずつのシンビンによる一時退場選手が出てしまったのも残念。
○南アフリカ 72-6 ウルグアイ
この試合は、かなりのミスマッチとしか言い様がないかもしれない。実力の違いがはっきり出た試合と言える。
しかし、ウルグアイは工夫がなさすぎ。実力が上のチームに普通に勝負に出たのでは、いくらがんばっても点はとれない。それくらいわかっているはずなのに…。
随所に南アフリカのいいところが出ていたとは思うが、この相手との一戦をもって仕上がりを判断するのは危険かもしれない。はたしてイングランド戦はどうなるのか、楽しみ。
そして、明日はいよいよ、ジャパン vs スコットランド。
秩父宮のパブリックビューイング、いってきます。

11.10.03

ついに開幕!ワールドカップ!!

と、いうわけで、ついにラグビーワールドカップが開幕しました。
オープニングゲームは、開催国でもあるオーストラリア vs アルゼンチンの一戦でした。

結果は、24ー8でオーストラリアの勝利。
アルゼンチンと言えば、サッカーですが、実はラグビーもここのところ強くなっています。逆にオーストラリアは、トライネーションズの調子が今ひとつということもあって、けっこう注目の一戦でした。
ひょっとしたら番狂わせが…という気もちょっとあったのですが、結果は順等にオーストラリアの勝利となりました。
とは言え、ゲームの内容を見ると、それほど悪くはなく、アルゼンチンはセットプレー(特にラインアウト)でボールをキープできなかった割には、それほどひどい点差になっていないところはよかった。もう少し、ペナルティーゴールが決まっていれば、流れが変わったかもしれませんな。
対するオーストラリアも、ディフェンスはよかった。アタックもボールをつなごうという意志が感じられ、トライこそ一本と少なかったものの、なかなかよくせめていたように感じました。しかし、ちょっとハンドリングミスが多かったかな。
明日(というか、今日)は、4試合がJ-SPORTSで生中継されます。
ラグビー漬けの一日になりそうです。

8.10.03

「ジャパンライス」って…

Yahooニュースで、以下の記事を見つけた。

日本代表が豪州入り、“ジャパンライス”でパワー満点

うーん。日本協会もちったぁ考えているようだけど、その前にやることがあったと思うんだけど…

やはり、スポーツ選手にとって食事は大事。と、いうことで日本から食材を持ち込んだというのがこの記事のお話。
記事の中にも触れられていますが、オーストラリアやニュージーランドは、食品の持ち込みに厳しい。オーストラリアは行ったことがないのですが、ニュージーランドでは、食べ物をもっていたら、ちゃんと入国で申請しなさいという決まりがあります。ちゃんと申請すれば、ものによっては持ち込めないこともないはずですが、変なもんを持っていくと、おそらく没収されます。両国とも、農作物や酪農は国の大事な産業ですから、それだけ厳しいのも当然ですだと思います。
そんな中、日本協会も働きかけて、選手たちのためにこうした動きをすることは、それなりに評価できると思います。
しかし、それ以前に、もっと国内のチームに働きかけて、ジャパンとしての合宿、練習時間をとってあげるようにした方がよかったんじゃないの?と、思ってしまいます。
日本のラグビーのために立ち上げた「トップリーグ」。
いろいろなタイミングもあると思いますが、このせいでジャパンの集合が遅れということは事実。
力をかけるところが、ちょっとずれているように感じます。
「もう少し集まってやる時間があれば…」なんていう反省が出ないこと祈ります。
ま、それはそれとして、あと3日でワールドカップ開幕。
日本も13日には初戦のスコットランド戦があります。
ここまで来たら、後は応援するだけですけどね。

4.10.03

ワールドカップ関係の本

昨日、ワールドカップ関係の本を2冊買いました。

ラグビーマガジン別冊秋季号 第5回 ラグビーワールドカップ展望号 (ベースボールマガジン社)

新生ジャパンラグビー観戦BOOK (ぴあ)

ラグビーマガジンの別冊を買いにいったところ、ぴあの方も見つけたので、2冊いっぺんに買いました。
“ラグビーマガジン”の方は、まさにワールドカップについての情報がいっぱい。
特に、出場国の解説記事は、海外のラグビー事情に詳しい方を別にすれば、観戦前に目を通しておくと、よりいっそう楽しめそうに思います。
地区予選の結果や、過去のワールドカップの結果なども掲載されています。
“ぴあ”の方は、まだぱらぱらとしか見ていないのですが、サブタイトルとして「ラグビーW杯&トップリーグ観戦完全サポート」とあり、ジャパン(日本代表)を中心にしたものです。トップリーグの各チーム紹介なども出ており、ワールドカップのためというよりは、これからラグビーを見てみたいというような人向けという印象を受けました。
どちらも定価980円と、比較的おもとめ安い価格となっております。

3.10.03

Numberでラグビー特集

今朝、出社するときに駅売店で売っていた「Sports Graphic Number 」がラグビー特集だったので、即買いました。
拍子は、日本代表のWTB 大畑選手で、タイトルは

神様、日本ラグビーに「奇跡」を。

Rugby World Cup 2003 Preview と銘打って、ラグビー特集が組まれています。
まだ全部読んだわけではありませんが、なかなかおもしろい。
感想などについては、もう少し読んでから書きたいと思いますが、World Cupを見てみようという方、是非買って読んでみて下さい。

2.10.03

もうすぐワールドカップ

いよいよ、あと10日程で、ラグビーのワールドカップが始まります。

今回のワールドカップは、J-Sky Sportsで全試合放送されるので、できる限り見てやろうと思っています。(本当は、できることなら見にいきたかったんですけど…)
試合結果などについては、随時、このblogに掲載して行きたいと考えていますので、何かの拍子にこのページにお越しになられたラグビーファンの方、是非ちょろちょろのぞいてみて下さい。

31.7.03

Sheep Track Ver.2.0

名前を“暫定版”から“Ver.2.0”に変更しました。

しばらく、こちらを中心に使いたいと思います。



Sheep Track -Ver.2.0-



28.7.03

ちょっとこちらを

先ほども書いた、北国tvの方を、ちょっと使ってみようと思います。

以下から覗いてみて下さい。



Sheep Track -暫定版-



Blog This!のテスト

BLOGGERの“Blog This!”というツールのテストを兼ねて、久しぶりに更新です。



以前書いた、北国tvの方をメインにするかどうか、まだ迷ってます。



よいところは、

1)コメント機能が使える

2)メールからでも更新できる(テストでは、なんだか更新されるのがずいぶんと遅かったけれど)

3)デザインもある程度自由にできる(ただしスタイルシートだけ)

4)見出し的な文章と、本文をわけられる。



悪いところは、

1)大幅なデザインの変更が難しい(スタイルシートの範囲内だけしかだめ)

2)リンクが編集できない(メインページにしずらい)



ってところでしょうかねぇ…。



ただ、tripodは無くなることがわかっているので、いずれは引っ越しになります。

ならば…と思っているのですが…



って書いて、Blog This!で更新したら、表示されなくなってしまった…何故??

22.7.03

ちょっとすっきり

今日は、会社を休んでいるので、机の上などを整理整頓。

おかげで、かなり家でiBookを使う環境が整いました。

そのかわり、がんばってくれていたPM8100+G3 Cardは、机の下へ…。

ちょっと残念ですが、2台を有効に使うほど広いスペースがとれないのです。

とほほ…



ところで、バックナンバーの作成がうまくいっていません。何故だろう?

北国tvに浮気したから???

21.7.03

お休み中…

北国tv、もう少しカスタマイズできるともっといいのだけれど…。

いいところもあるけど、いまひとつしっくりこない。

とは言え、まだスタイルをいじったりもしていないので、もう少し遊んでみます。

18.7.03

Movable Type

このBLOGGERを使ったblogっていうのもよいのですが、コメントなんかが記入できないのが、ちょっと。

レンタルサーバでも借りて、自分でMovable Typeでも設定しようか…と思っていたら、無料のblogレンタルサーバを発見。ちょっと使ってみようかなぁ…



チャンネル北国tv

軽い気持ちって…

なんだか、こういう“軽い気持ち”で、誰が見ても“おかしいんじゃない?”っていうことをする教師が最近多いような気がするのは私だけ?

家庭での教育をそこそこに、学校だけが悪いような意見を言うのは間違ってると思うけど、こういうニュースを見ると、学校も考えないと…。



キレるのは誰?試験で問う 福井の中学、回答読み上げ (Yahoo!ニュース)

Scapegoat ?

Scapegoatもちょっと責任逃れ?

民主党の意見に一票。



CIA長官「草稿読まなかった」 疑惑の大統領演説 (CNN.co.jp)

Load of the Ring

今朝、めざましテレビを見ていたら、今年の夏休みの旅行で、映画やドラマのロケ地を回るツアーが人気だとか。

で、Load of the Ringのロケ地、New Zealandのツアーも人気だとか。

是非、お時間とお金に余裕のある方は、参加してみて欲しいですね。

いいですよ…New Zealand !



似てる…

香取慎吾が「忍者ハットリくん」 (スポーツニッポン) (Lycosニュース)

17.7.03

Macworld

MACお宝鑑定団を見ていたら、



Mac OS Rumorsが、Macworld CreativePro Conference & Expoで発表されるかどうかは不明だが、アルミニウムボディーを採用したPowerBook G4 (15-inch)を含む、PowerBook G4シリーズのクロックアップモデルが準備されているようだと伝えていました。12インチモデルは1GHzとなり、15インチモデルは1.2GHzか1.25GHz、17インチは1.3GHzか1.4GHzモデルになるらしいです。



とのこと。

おぉぉぉぉと思って、他の情報をあたってみたのですが、残念ながらMacworldでの発表はなかった模様。ちょっと残念。でも、出たら出たで、悩んでしまうかもしれないので、それはそれでよかったのかも。

Macworldの方は、こんな感じらしい。



盛り上がりを欠くMacworld-アップルの新製品発表もちらほら (CNET Japan)



16.7.03

Flying Toasters

私が最初にMacを買ったのは、PowerBook165cという機種で、当時30万円近くした記憶があります。その頃(というか、もっと前かもしれませんが)Macのスクリーンセイバーと言えばAfter Dark、After Darkと言えばこの“Flying Toasters”でした。

165cは液晶だったので、スクリーンセイバーなんていらないんですけど、やはり自分のマシンでFlying Toasterが見たくて、After Darkを買いました。

そのFlying Toasterが、OS-Xのスクリーンセイバーで復活!しかもFreewearで!!

思わずダウンロードして、昔の思いでにひたってしまいました…。




ダウンロードは…

Screen Saver Projectsから。

よくやるなぁ…

ジェットコースターで4日以上 世界記録更新中 (CNN.co.jp)



なんだかもう、こんなほとんど意味ないことを…

しかも、



現在もギブアップする様子はなく、記録を更新中という。遊園地関係者が14日明らかにした。



恐ろしい…記事によれば、用をたすのもコースターの中らしい…

でも、こういうのに一生懸命になるって、私はけっこう好きだったりします。



送る方も…

家畜課税に憤慨、政府へ「フン害」運動 (ニュージー大好き.com)



いやぁ、なんだかすごいわ。



先週、国会に複数の馬や牛の糞入り封筒が配達されたことを受け、7月15日、ニュージーランド・ポストは、この事態を「青酸カリ入りの郵便物と同等の犯罪として深刻に受け止める」と発表した。



としているらしいですけど、そこまで言うのはどうかと…。

でも、この郵便、仕分けする人なんかももちろんですが、まず最初に作るのが嫌だと思うんですけどね。私は。

15.7.03

名も知らぬ〜♪

海に落ちたおもちゃのアヒル、11年がけの大航海 (CNN.co.jp)



名も知らぬ 遠き島より 流れよる椰子の実一つ…なんて歌を思い出してしまいました。

ちょっとロマンチックな話ですが、記事では海洋汚染への警告なんていうことも書かれています。

でも、やっぱりおもちゃのアヒルが11年もかけて流れ着くなんて、やはりちょっとロマンチックですよね。



IEの裏技?

もひとつMSがらみのネタを。

私が購読しているINTERNET Watchというメールマガジンの7/12号に「マイクロソフト、Internet Explorerのパフォーマンスを向上させる方法を公開」なんて記事があったので、「なにか裏技があるのか?」と思って見てみました。

(公開された方法はこちら



で、なんて書かれているかというと…



Internet Explorer のパフォーマンス低下の最も一般的な原因は、Webページにアクセスする際に自動的に表示または再生される大きな画像、サウンド、ビデオ、またはその他のマルチメディア ファイルです。低速接続でインターネットにアクセスしている場合、これらのファイルの表示や再生に長い時間がかかることがあります。



Internet Explorer のブラウズ パフォーマンスを向上させるため、Webページへのアクセス時に、画像、サウンド、ビデオ、およびその他のマルチメディアを自動的に表示または再生しないようにすることができます。



なんだかなぁ…。わざわざ“公開します”って内容かいな、これ?

こんなことだったら、昔っから(それこそMOSICの頃から)わかってるっていうか、普通考えることじゃないのかなぁ…。それとも、こういうことも知らないユーザが増えてるってこと?



なんて書きましたが「ハードディスクの最適化」とか「仮想メモリの設定」なんてことも書かれてます…って、これも“わざわざ”な技だと思いますけど…(^^;

こんなことも…

N.TONOSAKI'S Personal Stationというサイトの「がんばれ!!ゲイツ君」というコラムが大好きで、よく読んでいるのですが、本日アップされていたものを見て知りました。



MicrosoftによるRAV AntiVirus買収に憤るLinuxユーザーとRAVリセラー (ZDNet Japan エンタープライズ)



まったくもって、MSはどうしてこういうやり方なんでしょう?腹立つ!

先の「がんばれ!!ゲイツ君」の中でも書かれていますが、どう見てもLinux潰し…。

多かれ少なかれ、どこの企業も対抗勢力(会社)の買収とかってやってるとは思いますが、ちょっとこれはねぇ…。

もう少し、まっとうなことしてよ。MSさん。

何個分

一泊でビッグマック何個分? 世界のホテル宿泊料調査 (CNN.co.jp)



私の子供の頃…

「これいくらしたの?…え!そんなにするんだ。そんだけあったらビックリマンチョコがXXX個も買えるじゃない!」

なんて言っていたのを思い出しました。

それはともかく、「東京ドーム X個分の広さ」とか「霞ヶ関ビル X杯分」とか言われるよりは、イメージわきますな。





14.7.03

Trinations 始まる!

ちょっと更新のタイミングが遅くなってしまいましたが、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカという、南半球の三大ラグビー大国によるテストマッチ「トライネーションズ」が始まりました。

7/12(土)、JSkySports2の生中継を見ました。

やはりすごい!いやぁ、おもしろい!

当初、南アフリカがチームとしてまっているか?といった部分が注目されていたようですが、どうしてどうして、すばらしい試合運びだったのではないでしょうか?

私の感想では特にディフェンスの出足がよかった。後半もいいタイミングのタックルがばしっ!と決まることが多く、これが勝因のひとつだったのと感じました。(オーストラリアのラインアウトが非常によくなかったという、オーストラリア側の問題もあったけど)



おっと、試合の結果を書いてなかった。結果は、26-22で南アフリカの勝ち。



次週(7/19)には、南アフリカ vs ニュージーランドの試合があります。

New Zealand Heraldによると、南アフリカのキャプテン、Corne Krigeは、



「(オーストラリア戦は)よかったけど、完璧ではなかった。まだ多くのミスがあった。今週このミスを修正したい」

といったような話をしているようです。(かなり意訳)



なんて話をしているようです。うーん、南アフリカがさらみ磨きをかけてくるなか、All Blacksがどういう試合をするのか。実に楽しみです。

JSkySportsを見られる方は、是非見てみて下さい。きっと面白い試合になると思いますよ。



ちなみに、先のCorne Krigeの原文は、こちらの記事から…。



Still too many mistakes in Springboks' win, says Krige (New Zealand Herald)

ブラック・ジャック

ペルーの医師、車用ペンチで脳の手術成功 (CNN.co.jp)



先日、フジテレビ系で始まったドラマ「Dr.コトー診療所」の第一回で、漁船の上で虫垂炎の手術をしている主人公の医師に「おまえは、ブラック・ジャックか!」という突っ込みを、かみさんとTVの前でしていたのですが、そんなもんじゃないですね。いやぁ、おどろき。

「事実は小説より奇なり」なんて言葉がありますが、まったくもってその通り。



11.7.03

便利なんですけどね

米グーグルのキャッシュ機能は著作権侵害? (CNET Japan)



今、メインのブラウザがSafariということもあって、検索にはGoogleを使ってます。(右側のリンクには、tripodを使っていることもあって、Lycosしか出してないんですけどね…(^^;)なんたって、ブラウザの右上に検索語を入れて、サクッと検索できちゃいますから。

基本的には、検索結果の最新リンクを見るようにしているんですけど、上の記事でもふれられているように、キャッシュを見ると、無くなっている情報でも見られるし、検索語が色付きで表示されるところも便利です。

著作権の問題を無視することはできないと思いますが、なんとか残して欲しい機能なんですけど…



業界の話

海外アウトソーシング増加で、IT技術者の仕事が消えてゆく (CNET Japan)



この記事は、オーストラリアのことを書いているのですが、日本だってまったくこうした傾向がないわけではないように思いますね。

実は、私もこの(IT関連)の業界にいるのですが、少なからず、海外リソースの活用なんてことが行われていたりします。(これはアウトソーシングではなくて、本当の製造(プログラミング)の方ですけど)

日本の言葉や文化の違いなどもあって、単純に海外へのシフトができるとは思えませんが、競争相手が国内だけではないのは確かなことでしょう。



ちなみに、私が採用の面接を受けたころ「この業界は、今のびている業界だし、不景気になると他の会社が省力化のためにコンピュータの導入をするから、好景気でも不景気でも大丈夫なんだよね。はっはっは」などと、まことしやかに聞かされたことを思い出します。いやぁ…やはりバブルだったなぁ…なんて思ったりして。

ま、わかってもねぇ…

今日はCNN.co.jpの「こぼれ話」特集だぁ!



「ハリポタ」ファン、魔法の薬作りに失敗して火事 (CNN.co.jp)



まったく、22歳にもなって…。

そして、注目のしめの一言は…



どんな魔法をかけようとしていたかはわかっていない。



わかっても…ねぇ。

10.7.03

Wall paperのページをアップしました

なんか新しいコンテンツを…ということで、wall paperのページを作成しました。

よろしかったら見てみて下さい。

CNN.co.jpからふたつ

CNN.co.jpの「こぼれ話」のコーナーを好きで見ているのですが、そこから2つ。



F1ドライバーの14歳妹、無免許運転で捕まる ドイツ (CNN.co.jp)



F1チームのザウバー・ペトロナス所属のフレンツェンの妹が無免許運転で捕まったというニュースなのですが、警察が「事故が起こらなくて不幸中の幸いだ」というコメントを出しているのに対して、親父さんは、



「娘はレースをするために生まれてきた。彼女はできるだけ早く免許を取りたいと願っている。ゴー・カートのレースでは、娘に勝てる同世代の男の子はいない」



なんつーコメントを出しているそうな…。なんと強気な親父だ!

そして、このニュースの最後が、



兄のハインツ・ハラルドさんはフランスGPで12位だった。



というしめなのが、なんだか哀愁を誘うなぁ…ひょっとして、妹の方がいいドライバー?



もうひとつはこちら。



,おもちゃの銃で銃専門店襲う 即逮捕 (CNN.co.jp)



まぁ、タイトルそのまんまの記事なのですが、これも最後の



男はアフリカ北西部のモーリタニア出身で、強盗を試みたが、押し入る店を間違えたとみられる。



というしめが、なんとも言えない「とほほ感」をかもし出しているように感じました。

それにしても、押し入る店なんて間違えるかぁ?

9.7.03

そりゃそうだ

「優れた技術だけでは成功しない」:MOT討論会にて (CNET Japan)



またまたCNETからです。



大学教授でありバイオベンチャーの取締役を務める森下氏は、「ベンチャー企業の問題点は、“世の中に必要なものは何か、何があれば何を解決できるのか”といった視点が先にくるべきなのに、“われわれはこんなにすばらしい技術を持っている”ということが先に来ていることだ」と述べた。優れた技術を持っていることはベンチャーが成功するための必要条件のひとつでしかなく、技術が必ずしも成功に結びつくわけではないことを警告する。



そりゃそうだ。どんなに優れた技術でも、使い道がなければしょうがない。

記事の発言を見ていると「そんなこと当然じゃん?」というようなことがけっこう語られているように感じたのだけれど、その「当然」がなされてないってことなのかなぁ…。こういうのが記事になるってことは。



あと、



…藤沢薬品の青木氏は、日本企業の給与体系の均一化を何とかすべきではないかと述べる。米国在住も経験した同氏が感じたのは、「日本人は非常に優秀である」ということ。にもかかわらず、「この会場にいる最高給与所得者と最低給与所得者の差はそれほどないだろう」という。



っていう発言があったようですが、もちろん賃金の差がないっていうのは、ある意味問題なんだけど、仕事のモチベーションは賃金だけではないでしょう?ノーベル賞もらった田中さんだって、けして高い賃金をもらっていたわけではないようだし。なんだか「勝ち組、負け組」なんて言葉もそうだけど、どうも「お金をかせぐ」っていうことが一番大切みたいな風潮を最近感じることが多いけど、そういう世の中になっていいのかなぁ…。お金がないことは、それはそれで問題だけど、あればいいってもんでもないでしょう。

Moblog…

ちょと古い記事ですが…



Moblogはビジネスになるか?---六本木で熱い議論  (CNET Japan)

「MoblogとGPSが街の生活を変える」:Moblog提唱者が語る (CNET Japan)



Moblog(えむおーぶろぐ?もぶろぐ?)って言う言葉も出て来ていたのですね。勉強不足でした。

でもまぁ、記事を読んでみたのですが、blogとはあきらかに違うのだ!っていうほどの違いはないような気がしますけどね。どう分類するかだけで。

ちなみに、上の記事(ビジネスになるか?の方)で出て来ている「Phlog」は、けっこうおもしろそうです。アカウントとって、このページからリンクしようかしら…。

8.7.03

どこの国でも…

映画「マトリックス」まね?米国で武装少年3人逮捕 (読売新聞) (Lycosニュース)



なんだか…。

日本だと、こういうことがあるとすぐに「だからあの作品は、よくない」とか、わけのわからないことを言い出す人が出て来るんですよねぇ。

映画でもマンガでもアニメでもなんでもそうだけど、それをマネて悪いことするとか、危険なことするっていうのは、その作品が悪いということではなく、それをマネていいのか悪いのかという判断力の問題だと思うのですけどね。私は。

そういう判断力(あるいは常識)をちゃんと親なり、社会なりが教えないで、影響を受けた作品に責任を転嫁するようなことはやめていただきたいと思いますね。







blogってどうよ?より…

blogってどうよ? (HotWired Japan)

(ナローバンドな方は、こちらにテキストバージョンがあります)



まだすべて読んでいないのですが、blogについてなかなか興味深いことが書かれています。

が、私がちょっと「うーむ」と思ったが、この特集の2番目のレベッカ・ブラッド氏の話。



多くのウォー・ブロッグで、活発な議論がなされています。人々の意見はブッシュ支持派と反対派にまっぷたつに分かれています。最近、私が危機感を感じるのは、どちらも同じ意見をもつ人々のブロッグだけをリンクし、あとは無視するという傾向です。群集心理なのでしょうか、人々は同じ意見をもった人々と仲良くなり、反対意見をもつ人々を遠ざける傾向があります。異なる意見からかたくなに自己を閉ざしてしまえば、そこには対話も生まれないし、自分の意見が偏向しているにもかかわらず、一般的な意見だと勘違いしてしまいます。デモクラシーは、人々が互いに対話をし、何らかの合意を得るところからしか生まれません。極端な思想は、右であれ左であれ何も生み出さないのです。



ここでは、戦争についての話が書かれていますが、こういうことって、いろいろな場面であるなぁ…と。ちょっと以前仕事でもこんな感覚を持ったことがあったもので。

自分も少なからず、このような考えをしてしまう可能性もある訳で、ちょっと気をつけたいなと素直に思いました。

毛刈りショー?

…ではありません。

でも、この記事のタイトルだけ見ると、なんだかステージで毛を刈ったみたい。



平井堅 丸刈りライブ (Lycos News)

7.7.03

まったくこいつら…

マイクロソフトの次のターゲットはグーグルだ (CNET Japan)



なんだか、こうしたMSの「なんでもかんでも自分のもの」っていうの、見ていると腹が立つ。

自社のサービスをよくするのは、自分でやるのとイコールではないだろうと思うのだが…。

この記事でちょっと驚いたのは、アメリカでの検索エンジンのユニークユーザ数でトップが“MSN”なこと。使われてるんだ…MSNって…。私はMacユーザーだから、ほとんど見たことないけど…。

だめでした…

日本代表 vs イングランド代表…。だめでした。

結果は20-55で完敗。



日刊スポーツの記事はこちら

サンケイスポーツの記事はこちら



観戦した感じでは、FWはまずまずという感じがしました。前半、モールで押し込んでのトライはビックリ。7/3の試合でぼろぼろだったラインアウトも、この試合では修正されていたように思う。

しかし、BKがどうも…。ディフェンス面では、どうも“待ってタックル”というところが随所に見られ、結果的に抜かれる場面が多かったと思う。徐々につめて行くディフェンスを指向しているのかもしれないが、けっこう簡単にゲインラインを突破されていた。

それに対して、オフェンス面ではゲインがきれない。せっかくイングランドがミスしてもつけ込めない。カウンターアタックも今ひとつ意図が見えない…。



上のふたつの記事でも言われているように、ワールドカップに不安を残す結果となってしまいましたね…。

でも、あと94日。なんとかがんばってもらいたい。

ワールドカップまでにジャパンのレプリカジャージを買って応援するつもりです。

6.7.03

今日からデジタル

我が家はケーブルテレビに入っているのですが、今日からデジタル放送対応のコースに切り替えました。

コースを切り替えたかった一番大きな理由は、ズバリ「ラグビーが見たい!」から。

と、いうわけで、今日も早速(録画ではあったけど)日本代表 VS イングランド代表をJ-SKY SPORTSで見てしまいました。うふ。



明日(と、いうか今日か…)は、国立競技場で、日本代表 VS イングランド代表があります。こちらは国立競技場まで見に行きます。がんばれ!ジャパン!

日本では…どうなの?

ニュージーランド産ワインにまた国際的栄誉 (ニュージーランドだいすき.com)



皆さんがご存じかどうかわかりませんが、実はNZはワインでも有名なのです。

でも、日本でNZ産のワインってあまり聞きませんよね?

(私はあまりワインを飲まないので、よくは知らないのですけど…でも、あまり聞きませんよね?)

なんでなんでしょう?

どこかで、ニュージーランドワインを多数そろえてみるっていうのはいかが?

案外はやるかも…

4.7.03

ついに…

<離婚>俳優の萩原聖人さんと和久井映見さん



ちょっと、テンプレートを変更したので、アップデート用の記事を探していたら、見つけちゃいました。

記事を見つけて、驚いた反面、やっぱりなって感じ。

なんだか、最近、和久井映見、がんばっているような気がしていたのは、このためかしら?



正体見たり…

物議醸す「かかってこい」発言 米大統領



新装開店の一発目のネタがこんなのになってしまった…。

しかし、私はこの人って、こういう人なんだと思う。昔の西部の男のように、力がすべてで、敵は叩き潰す。けんかができないような奴は男じゃねぇ…みたいな感じでしょうか。

大丈夫なんだろうか?あの国は?

新装開店

つーことで、新装開店となりました。

22.3.03

三度目の正直(日本選手権 決勝)

日本ラグビーの'03ー'04シーズンをしめくくる最後の試合、日本選手権の決勝が国立競技場で行われました。
本当は見に行こうと思っていたのですが、諸般の事情からTV観戦。
いやぁ、いい試合でした。

結果から言えば、東芝府中ブレイブルーパスが神戸製鋼コベルコスティーラーズを22ー10で破って、ついに“三度目の正直”で、日本選手権のタイトルを手にしました。(三度目の正直とは、東芝府中がトップリーグ、マイクロソフトカップの両方とも準優勝だったため)
ゲーム全体は、どちらかと言えば神戸製鋼がうまく進めていましたが、いいところでハンドリングエラーが出てしまい、得点を重ねるには至らずという感じ。一方の東芝府中も、得意のモール攻撃が押さえ込まれ、キックもいまひとつの状態から自陣でのプレーが続くという厳しい状態。しかしその中で、数少ないチャンスを東芝府中が活かしての勝利でした。
後半20分過ぎに、東芝府中の立川選手が、いらん反則でイエローカード(シンビン=10分間の退場)を受けるという、日本選手権にはふさわしくない場面もありましたが、試合は最後まで両軍の意地がぶつかり合う、いい試合だったと思います。
さて、これでいちおう03-04シーズンは終了となりますが、南半球ではSuper 12が盛り上がってきています。日本でも5月からは新生日本代表(ジャパン)の活動が始まります。冬だけやっているようなイメージのラグビーですが、いやいや、まだまだ続きます。
私もばんばんラグビー見ていきたいと思います!

14.3.03

日本選手権 準決勝

日本選手権の準決勝。久々に地上波でも中継があるということで、NHKで観戦。
2試合とも見応えのあるゲームになりました。

おなじみ(?)JSPORTS でも中継はあったものの、同時刻に生中継が組まれていたので、順番に2試合とも放送予定となっていたNHKを選択。
缶ビール片手にTV観戦しておりました。
NHKの放送順で言うと、第一試合が近鉄花園ラグビー場で行われた「神戸製鋼コベルコスティーラーズ vs NECグリーンロケッツ 」。
立ち上がり、両チームとも敵陣でゲームを進めたいという意図からか、キック中心のゲーム運び。なんたって準決勝ですから、固めの試合運びとなるのは、ある意味いたしかたないところではあるのですが、見ている方としてはやや退屈。
それでも、ここぞという時には、するどいアタックとそれに負けず劣らず厳しいディフェンスがぶつかり合い、前半は14ー12と神戸 リードで折り返し。後半も神戸 が続けてトライを取って引き離しにかかるかと思えば、NEC もトライで応戦。後半34分にはNECがPGで28ー29とついに逆転。
NEC としては、絶対さけなければならなかった自陣でのペナルティーをしてしまい、神戸 がPGで31-29と再逆転。そして最後には、SOミラーと変わって途中出場していたホラにDGを決められて34-29でノーサイドとなりました。
最後の最後まで、目の離せない好ゲームだっと思います。
第二試合は東京秩父宮ラグビー場で行われた「ヤマハ発動機 vs 東芝府中ブレイブルーパス 」。
トップリーグ では引き分け、マイクロソフトカップ では東芝府中 の勝ち。はたしてヤマハ は三度目の正直で勝利をもぎとれるか…という試合でしたが、結果から言えば12ー33とけっこうな点差で東芝府中 の勝利となりました。
しかし、ゲーム自体は、途中東芝府中 が引き離すも、ヤマハ は決してあきらめたようなプレーもなく、東芝府中 の、ゴール前のモールプレーにも最後まで果敢なディフェンスで挑んでおり、点差以上に見ごたえのあるゲームと感じました。
いよいよ3月21日は、日本ラグビーの'03ー'04シーズンの実質的な締めくくりとなる日本選手権の決勝です。
神戸製鋼コベルコスティーラーズ が、トップリーグ に続いての2冠達成となるか、はたまた、トップリーグ 、マイクロソフトカップ と続けて2位に甘んじてきた東芝府中ブレイブルーパス が栄冠を勝ち取るか。好ゲームが期待されます。
この試合も地上波(NHK)での放送があります。是非、国立競技場に足を運んでいただけるか、TVでご覧いただき、「ラグビーって、けっこうおもしろいじゃん…」と思っていただければ幸いです。