上の画像はRUGBY HEAVENに掲載されていた、ジミー・カウワンの記事です。先週末、地元のクラブラグビーチームに戻っていたカウワンは、日曜早朝、インバカーギルのバーで“手に負えないような行動”をして、逮捕されてしまいました。実は彼、2ヶ月前にも同じように酔って逮捕されていました。
このニュースは、月曜日の夕方のニュースでトップニュースとして報道されていました。そして、彼に対してラグビー協会(NZRU)がどのような裁定を下すのかが注目されていました。翌火曜日に出されて裁定は「罰金と禁酒セラビーを受けること」というもので、彼はそのままオールブラックスに残るようです。
このカウワンの事件の前にも、ジェロム・カイノが飲酒運転で事故を起こすということもありましたが、彼も今週土曜日のスプリングボクスとの試合には先発出場となるようです。
なんだか、本当にこんなことでいいのでしょうか?ちょっと、NZRUの対応に、私は首をかしてげしまいました。
ただでさえ、昨年のワールドカップの敗戦、そしてグラハム・ヘンリー再任のごたごたなどから、オールブラックス離れが起こっているとも言われている昨今。逮捕されたり、法律違反をして事故を起こしたりした選手が、そのままオールブラックスに残るというのは、オールブラックスの「ブランド」にも悪影響を与えるような気がしてなりません。
なにも一度でも悪いことをしたら、二度とオールブラックスに入れるな…なんてことを言っているわけではありません。しかし、ニュージーランド人にとって、そしてニュージーランドの子供たちにとって、まだまだオールブラックスは(いくら人気にかげりが出てきているとしても)あこがれの存在であるはず。そんな“あこがれ”のオールブラックスの選手になる以上、私生活の面でも、最低限人様に迷惑をかけないくらいのことは必要ではないでしょうか?
特にカウワンの場合、たった2ヶ月前にも同様の事件で逮捕されています。ネットの意見で「彼にもプライベートでいろいろあるのかもしれない。チャンスを与えるのは悪くない」といった意見もあるようでしたが、私はプライベート云々は理由にならないと思いますし、オールブラックスに選ばれるというのは、それなりの責任を伴うものだと思っていたのですが…
少なくとも、しばらくは謹慎なりなんなりにしないと、示しがつかないように思うんですけどね。
ちなみに、RUGBY HEAVENで行われている投票では、「カウワンにチャンスを与えてもよい」と「辞めさせるべき」は、ほぼ半々となています。
なんだか、これでカウワンが控えでベンチ入り、試合にも出てきたら、素直に応援できないなぁ…と思ってしまう私でした。
以下に、ニュージーランドで放送されている「お酒の飲み方に注意しましょう!」というコマーシャルをはりつけておきます。皆さんも「飲み方」に注意して、お酒を楽しみましょうね。
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