米ではメジャーだけど、日本ではいまひとつという感じのアダム・サドラー主演のコメディー。
オチは見えるというタイプの映画ではありますが、十分楽しめました。
仕事中心の主人公がふとしたことから、人生までもコントロールできる“万能リモコン”を手にしてしまう…という映画で、おそらく見ていればオチは予想がつくでしょう。それはそれとして、やや下ネタが多い気がするものの、コメディーとしてもおもしろいし、わかっていても最後の方はちょっとほろっとしてしまう映画でした。
原題は「Click」。リモコンのボタンを“Click!”(日本語で言えば、ポチッって感じでしょうか)するところからついているわけですが、ただ単純に“クリック”ではわかりにくいという考え方もわからないではありませんが、この日本語タイトルはどうでしょう?だいたいにして、この“リモコン”では、“過去を選ぶ”ということはできません。なので、どうもこのタイトルはおかしいと思うのですが…。
ところで、奥さん役のケイト・ベッキンセールって、どこかで見たことあるなぁと思っていたら「ヴァン・ヘルシング」に出てたんですね。ちょっと美人すぎてやや苦手…なタイプですが、よかったです(って、どっちやねん!?)。それから、上司のデイビッド・ハッスルホッフ(ナイト・ライダー)も、あやしい感じがグッドでした。
観ていないので推測ですが‘万能リモコン’を手に入れてしまった自分よりも、なかった頃の自分に戻りたいという意味なのではと感じます。
返信削除例えば凡人は超能力者や魔法使が使えたらどんなに良いだろうと思ってみても使える能力を持っている人にしてみたら、なかったらどんなに良いかと悩んだりする物語ってありませんか?まあアレだと思うんですけど。
ケイト・ベッキンセールいいですねぇ〜。
でも『アンダーワールド』と『ヴァンヘルシング』の彼女、あまり変わりがないような。
髪型が違うだけじゃん(笑)。あっ、違いますぅ?
いつもコメントありがとうございます>まこう様
返信削除なかなか鋭い指摘、感服いたします。確かにそうとれなくもないのですが、だとするとちょっとひねり過ぎ?っぽい気がしてしますのですが…。
そうそう、ケイト・ベッキンセールって『アンダーワールド』にも出ているというのは、この記事を書くときに知ったのですが、実は見てないんですよね…。なので、本文中では『ヴァンヘルシング』(こっちは見た)だけにしました。
いらない字があって、すいません。
返信削除“超能力や魔法が使えたら”と入力したかったのに、めちゃくちゃでござりまする。
余談ですが『アンダーワールド』はシャーリーズ・セロンが主人公の候補にあがっていたのだとか。彼女、あとで『イーオンフラックス』に出ましたが、なんかなるほどねって感じです。私は観てません。彼女のかがんだポーズで(胸の隙間を強調)で釣ろうという宣伝がスカンかったです。