8.12.03

TOP LEAGUE と 早明戦

昨日、久しぶりに秩父宮ラグビー場へ、TOP LEAGUE 第6節の2試合、「東芝府中ブレイブルーパス vs 近鉄ライナーズ」と「リコーブラックラムス vs セコムラガッツ」を観に行った。
そして、今日はNHK(久しぶりの地上波!)で、大学ラグビー「早稲田大学 vs 明治大学」を観戦。

ちょっと、考えてしまったこと。

昨日の関東地方は曇り空。前日の天気予報で言われていたような雨はなかったものの、比較的寒い一日だった。
そんな中、秩父宮ラグビー場へ、TOP LEAGUEの試合を観に行ったのですが、場内はかなり閑散とした感じ。ま、天気もそれほどよくなかったこともあるものの、ちょっと寂しさを感じずにはいられない人数でしたね…。明らかに、先週のApple Store Ginzaに並んでいた人の方が多かったでしょう…。
そして、今日は国立競技場での早明戦。早明戦は一種独特の雰囲気があり、(どちらのチームも)他の試合では今ひとつのできが続いていても、このゲームだけは妙にいい試合をしたりするという、まさに“伝統の一戦”ではあります。日本のラグビーファンの多くが注目する試合でもあります。
場内もかなりの大入り。一時ラグビーブームだったころの超満員とはなっていないものの、“万”単位の人たちが観戦していたと思います。
これって、サッカーに例えれば、J LEAGUEよりも大学サッカーに多くの観客がいることと同じです。もちろん、歴史的なものや、大学ラグビーの場合(特に早明戦の場合)、同校の学生たちが応援に来ますので、社会人よりも観客が集まるのもやむを得ない部分もあるかもしれません。
しかしです。やはりここに、日本ラグビーのひとつの構造的な問題点が見えてしまいます。
せっかくTOP LEAGUEが開幕したのに、日本ラグビーのまさに“TOP”にならなければならない試合にはなかなか人が集まらず、学生ラグビーに人が集まる…。
そして、おそらく今夜のスポーツニュースでも、早明戦は多くのテレビ局でとりあげられると思いますが、TOP LEAGUEの試合結果などは、おそらくテレビ東京系くらいしかやらないのではないでしょうか…。
やはりこれではいけません。
大学ラグビーも、もちろんいい試合はあります。しかし、(すべての試合とまでは言いませんが)より高いレベルのプレーをしているTOP LEAGUEをもっと宣伝して、多くの人にラグビーを知ってもらい、そしてグランドに足を運んでもらわなければ…。
ラグビー協会の更なる奮起を期待します。
そして、私ももっとグランドに足を運びたいと思います。
��おまけ)
実は、土曜日の二試合。テレビ神奈川で放送がありました。
ビデオに撮ってみてみたところ、わずかではありますが、私とかみさんも映ってました…(^^;